――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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続いて夜の部
2005年05月25日(水) 22:42:31
「義経千本桜 川連法眼館の場」
狐忠信の登場のからくりはちゃんと分かりましたぞ!
なるほどなぁ。上手い仕掛けだなぁ。あれはいつの時代に考えられたものなんだろう。
前回書かなかったところで特筆すべきは、海老蔵と菊之助のご両人の並んだ姿の何とも絵になること。それから狐忠信が通力で敵をおびき寄せる場面のコミカルな音楽と動きが楽しくて心浮き立ちました。一応敵がやって来るところなのにこんなに楽しげでよいのか?敵の格好もなんか変な衣装だし。面白いなぁ。
「鷺娘」
引き抜き見事です。後見さん素晴らしい。こういうことに厳しい玉三郎さんが心から信頼している後見さんなんだろうなぁと思いました。ただ、前回も今回も私は上手側から見ていたので、引き抜きの仕掛けがちょっと見えている状態。タネがバレちゃ面白くないよね。一階正面から観るのが一番いいんだろうなぁ。そうすれば引き抜きで雰囲気がぱっと変わる様がもっと感じられるだろうに。
衣装替えで玉さまが引っ込んでいる間は傳左衛門さんの手を凝視です(笑)かっこいいなぁ。
紙吹雪の演出ですが、些細なことですが、舞台手前と舞台奥で降ってくるので遠近感があり空間が立体的に見えたのが何とも神秘的な雰囲気でした。あんまりこういう感じ方をしたことが無かったので、普通の紙吹雪の演出ってどうなってるんだろう?と考えてしまいました。
移動するたびに引き摺りの裾によって舞い上がる雪、それから床に描かれる雪模様、これもなかなか風情があるなぁと思いました。
この日はカーテンコールはありませんでした。
どういう基準でやったりやらなかったりしてるんだろう…。
「研辰の討たれ」
さすがにいろんな所がちょっとずつパワーアップしていましたが、一番パワーアップしていたのはおよし・おみね姉妹だと思う。いや絶対この2人が最もパワーアップしていたと断言できる!当社比50%増(適当)で動きが変になってるし声が甲高くなってるし(笑)可笑しすぎ!
他に変わっていたのは「結婚が決まった奴もいるのに!」とか、喜多さんが「弥次さ~ん!」と叫んでいたこととか、かな。
ふいごの紐を切ったあとに辰次が逃げ回るシーンで3階席を辰次が通りますが、あれは本物の勘三郎さん?私は2階席は観たことが無いんだけど、2階席も通ってるの?だけど少なくとも3階席を通った辰次は本物だったような気がするなぁ。
結末ですが、筋を知らずに観ていた前回は、辰次がまた偶然にも九市郎・才次郎兄弟を殺してしまい、今度はその敵討ちをする人間がいないので、辰次の逃亡の旅は終わるのかな、と勝手に予想をしていました。
結局は誰も見ていないところで辰次は殺され、「人殺しと呼ばれはしないだろうか」と不安を抱きながら家路に着く九市郎・才次郎兄弟の姿は何とも後味の悪いものがあります。
大衆は恐ろしいものだということはよく分かったけれど、こんなので本当にいいのかね。
野田作品の「赤鬼」を初めて見たときも随分衝撃を受けたけれど、こういう展開が多いのかな。
それから、辰次が刀を研ぐ場面で流れる胡弓の「カヴァレリア・ルスティカーナ」は、一回目に観たときには気に入りませんでした。なんだか、如何にもここは泣き所ですよと押し付けがましい感じがして、違和感があったなぁ。普通歌舞伎の音楽って、風景や光景を表すものが多いから、叙情的な演出の音楽に戸惑いを感じたせいもあるかもしれないけれど。
まぁ、2回目に観たときにはこれもアリかな、と思いましたが。
辰次の上に紅葉が一枚落ちてくるときの、琴のアルペジオが何とも美しくてそこだけはとても気に入っています。
やっぱり私は、誰も死なない、誰も不幸にならない、一点の曇りも無いハッピーエンドが好きだな。
終演後、またもやデマチをば。
何と、野田秀樹さんと大竹しのぶさんがいらっしゃいました。ビックリ!客席で見てたのかしら。
それから、噂では20日にテレビカメラが入っていたとか。DVDにするつもりなのかテレビで放送するつもりなのか分かりませんけど。テレビで見られたら最高なんだけどなぁ。
狐忠信の登場のからくりはちゃんと分かりましたぞ!
なるほどなぁ。上手い仕掛けだなぁ。あれはいつの時代に考えられたものなんだろう。
前回書かなかったところで特筆すべきは、海老蔵と菊之助のご両人の並んだ姿の何とも絵になること。それから狐忠信が通力で敵をおびき寄せる場面のコミカルな音楽と動きが楽しくて心浮き立ちました。一応敵がやって来るところなのにこんなに楽しげでよいのか?敵の格好もなんか変な衣装だし。面白いなぁ。
「鷺娘」
引き抜き見事です。後見さん素晴らしい。こういうことに厳しい玉三郎さんが心から信頼している後見さんなんだろうなぁと思いました。ただ、前回も今回も私は上手側から見ていたので、引き抜きの仕掛けがちょっと見えている状態。タネがバレちゃ面白くないよね。一階正面から観るのが一番いいんだろうなぁ。そうすれば引き抜きで雰囲気がぱっと変わる様がもっと感じられるだろうに。
衣装替えで玉さまが引っ込んでいる間は傳左衛門さんの手を凝視です(笑)かっこいいなぁ。
紙吹雪の演出ですが、些細なことですが、舞台手前と舞台奥で降ってくるので遠近感があり空間が立体的に見えたのが何とも神秘的な雰囲気でした。あんまりこういう感じ方をしたことが無かったので、普通の紙吹雪の演出ってどうなってるんだろう?と考えてしまいました。
移動するたびに引き摺りの裾によって舞い上がる雪、それから床に描かれる雪模様、これもなかなか風情があるなぁと思いました。
この日はカーテンコールはありませんでした。
どういう基準でやったりやらなかったりしてるんだろう…。
「研辰の討たれ」
さすがにいろんな所がちょっとずつパワーアップしていましたが、一番パワーアップしていたのはおよし・おみね姉妹だと思う。いや絶対この2人が最もパワーアップしていたと断言できる!当社比50%増(適当)で動きが変になってるし声が甲高くなってるし(笑)可笑しすぎ!
他に変わっていたのは「結婚が決まった奴もいるのに!」とか、喜多さんが「弥次さ~ん!」と叫んでいたこととか、かな。
ふいごの紐を切ったあとに辰次が逃げ回るシーンで3階席を辰次が通りますが、あれは本物の勘三郎さん?私は2階席は観たことが無いんだけど、2階席も通ってるの?だけど少なくとも3階席を通った辰次は本物だったような気がするなぁ。
結末ですが、筋を知らずに観ていた前回は、辰次がまた偶然にも九市郎・才次郎兄弟を殺してしまい、今度はその敵討ちをする人間がいないので、辰次の逃亡の旅は終わるのかな、と勝手に予想をしていました。
結局は誰も見ていないところで辰次は殺され、「人殺しと呼ばれはしないだろうか」と不安を抱きながら家路に着く九市郎・才次郎兄弟の姿は何とも後味の悪いものがあります。
大衆は恐ろしいものだということはよく分かったけれど、こんなので本当にいいのかね。
野田作品の「赤鬼」を初めて見たときも随分衝撃を受けたけれど、こういう展開が多いのかな。
それから、辰次が刀を研ぐ場面で流れる胡弓の「カヴァレリア・ルスティカーナ」は、一回目に観たときには気に入りませんでした。なんだか、如何にもここは泣き所ですよと押し付けがましい感じがして、違和感があったなぁ。普通歌舞伎の音楽って、風景や光景を表すものが多いから、叙情的な演出の音楽に戸惑いを感じたせいもあるかもしれないけれど。
まぁ、2回目に観たときにはこれもアリかな、と思いましたが。
辰次の上に紅葉が一枚落ちてくるときの、琴のアルペジオが何とも美しくてそこだけはとても気に入っています。
やっぱり私は、誰も死なない、誰も不幸にならない、一点の曇りも無いハッピーエンドが好きだな。
終演後、またもやデマチをば。
何と、野田秀樹さんと大竹しのぶさんがいらっしゃいました。ビックリ!客席で見てたのかしら。
それから、噂では20日にテレビカメラが入っていたとか。DVDにするつもりなのかテレビで放送するつもりなのか分かりませんけど。テレビで見られたら最高なんだけどなぁ。
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