――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
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團菊祭五月大歌舞伎 夜の部
2008年05月10日(土) 01:30:48
一、通し狂言
青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)
白浪五人男
序 幕 初瀬寺花見の場
神輿ヶ嶽の場
稲瀬川谷間の場
二幕目 雪の下浜松屋の場
同 蔵前の場
稲瀬川勢揃の場
大 詰 極楽寺屋根立腹の場
同 山門の場
滑川土橋の場
弁天小僧菊之助 菊五郎
日本駄右衛門 團十郎
南郷力丸 左團次
赤星十三郎 時 蔵
忠信利平 三津五郎
浜松屋宗之助 海老蔵
木下川八郎 松江
大須賀五郎 男女蔵
千寿姫 梅枝
川越三郎 市蔵
薩島典蔵 團蔵
伊皿子七郎 友右衛門
浜松屋幸兵衛 東 蔵
柵 田之助
鳶頭清次 梅 玉
青砥左衛門藤綱 富十郎
いやぁ~面白かったです!
以前、浜松屋を菊之助さんで観たことがありますが、通しで観ると前後の話の展開が繋がって面白さ倍増。
話の筋そのものは緻密には作られてないけど、そんなの気にしないほうが楽しめますね。
まず序幕。
千寿姫が可愛い!!梅枝さんが可愛い!!
3月の獅子虎傳で梅枝さんの舞踊「松の翁」を素踊りで観てから、かなり親近感がわいているので、なおさら可愛く見えるのかもなぁ。これ観てなかったらきっとスルーしてたと思う。
お父さんの時蔵さんに似て、可憐で可愛らしい女形ですね。お姫さま定番の赤い振袖も良く似合ってます。動きも柔らかくて上品で、なよなよと恥ずかしげに寄り添う姿に萌えデスvv
芝居全般に女っ気が無いので、この千寿姫はオアシスのようでしたわ。この序幕で身投げして死んでしまうのが残念…
序幕の最後はだんまり。真っ暗な中でいろんな重要アイテムが知らずに他人の手に渡るというのが定番だったっけ?なんかアイテムが移動してたっけ…覚えてないな…
二幕目は、有名な弁天小僧の見せ場がある浜松屋から。
菊五郎さんは、娘姿に多少の無理はあるかもしれないけれど、男に戻る瞬間の変貌振りはやっぱりお見事だわ~。低くドスの効いた男の声で「おい、兄ぃ」と言った瞬間にドキリとしました。女物の着物がきゅうくつだと言って脱いだ後の男臭い振る舞いがいいですねぇ。
以前、菊之助さんの弁天小僧を見たときは、娘姿がとっても綺麗で惚れ惚れしたんですけど、正体がばれて男に戻ったときに戻りきれてないような印象があったので…。菊之助さん、若いからなのか、綺麗すぎて男臭くないんだよなー。片肌脱いで、脚を投げ出していても、綺麗なんだよね。
そのときの感想がここ。
そのときに観たいと思った菊五郎さんの弁天小僧を今回観られたわけですが、こっちのほうが、私のイメージにぴったり合ってるような気がします。
でも、娘姿も男に戻った姿も両方うまく行かせるのは難しいですね。
ところで、男だとばらされて、言葉に詰まって、諦めてガクッと体を倒すところで弁天小僧の簪が落ちたんですが、これは演出?それとも偶然?あまりにぴったりの見事な落ち方だったので、印象に残ってます。
店先の場の最後は、お店の番頭さんと小僧の北京オリンピックコント?でした。卓球の愛ちゃんの「サー!」を真似たり。面白いチャリ場でした。
浜松屋の若旦那の海老蔵さん、綺麗でしたねぇ。人目をそばだてるほどの二枚目っぷり。さすがだわぁ。
ここからはヨコシマ目線です、良い子は読んじゃダメ。
浜松屋で弁天小僧を男とばらした日本駄右衛門が、実は泥棒仲間だったということで、みんなで浜松屋の蔵に忍び込んで浜松屋親子を脅すんですね。んで、脅されてなよなよビクビク怖がる海老蔵さんが可愛くって可愛くって(^o^)
芝居に女っ気が無い上に千寿姫ももう死んでいないから、私は無意識に女っ気を海老蔵若旦那に担わせようとしていたようで…。こんな綺麗な若旦那、若衆好きの悪い男がいたら危ないだろーとか思いながら見てしまいました(笑)妄想しすぎました…
脅している日本駄右衛門は團十郎さん。実際に親子だし、筋の上でも実は親子だったという設定だし。わー危険すぎるー
大詰。舞台セットがすごい!がんどう返しは初めて観ました。最初は大きな屋根の上で立ち廻りを繰り広げて(この立ち廻りもすごいのだ。さすがは菊五郎劇団!)、弁天小僧が腹を切ると、屋根が後方に90度倒れるんですね。これ電動?まさか人力?
その次に山門がせり上がってくるのもすごい。この仕掛けだけでも見ごたえがあるなぁ。
最後にほんのちょっとだけ登場した富十郎さん、この人は一体何しに来たの?と思っちゃったけど(^^;
難しいこと考えずに、七五調の耳に心地良い台詞と、豪華な舞台装置を堪能できた楽しい芝居でした。
またいつか見てみたいな。今度は菊之助さんで。
二、三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)
此下兵吉 松 緑
派手な芝居を観た後の小休憩…みたいになってしまいましたが。
松緑さん、以前より端正な踊りをするようになりました?すっきり感が増したような。
でも、踊りのタイプはうちの師匠と似て、ゆったり大きい踊りをする人だと思うんです。
うちの師匠のほうが上手いよーと思いながら(^^;観てました。
青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)
白浪五人男
序 幕 初瀬寺花見の場
神輿ヶ嶽の場
稲瀬川谷間の場
二幕目 雪の下浜松屋の場
同 蔵前の場
稲瀬川勢揃の場
大 詰 極楽寺屋根立腹の場
同 山門の場
滑川土橋の場
弁天小僧菊之助 菊五郎
日本駄右衛門 團十郎
南郷力丸 左團次
赤星十三郎 時 蔵
忠信利平 三津五郎
浜松屋宗之助 海老蔵
木下川八郎 松江
大須賀五郎 男女蔵
千寿姫 梅枝
川越三郎 市蔵
薩島典蔵 團蔵
伊皿子七郎 友右衛門
浜松屋幸兵衛 東 蔵
柵 田之助
鳶頭清次 梅 玉
青砥左衛門藤綱 富十郎
いやぁ~面白かったです!
以前、浜松屋を菊之助さんで観たことがありますが、通しで観ると前後の話の展開が繋がって面白さ倍増。
話の筋そのものは緻密には作られてないけど、そんなの気にしないほうが楽しめますね。
まず序幕。
千寿姫が可愛い!!梅枝さんが可愛い!!
3月の獅子虎傳で梅枝さんの舞踊「松の翁」を素踊りで観てから、かなり親近感がわいているので、なおさら可愛く見えるのかもなぁ。これ観てなかったらきっとスルーしてたと思う。
お父さんの時蔵さんに似て、可憐で可愛らしい女形ですね。お姫さま定番の赤い振袖も良く似合ってます。動きも柔らかくて上品で、なよなよと恥ずかしげに寄り添う姿に萌えデスvv
芝居全般に女っ気が無いので、この千寿姫はオアシスのようでしたわ。この序幕で身投げして死んでしまうのが残念…
序幕の最後はだんまり。真っ暗な中でいろんな重要アイテムが知らずに他人の手に渡るというのが定番だったっけ?なんかアイテムが移動してたっけ…覚えてないな…
二幕目は、有名な弁天小僧の見せ場がある浜松屋から。
菊五郎さんは、娘姿に多少の無理はあるかもしれないけれど、男に戻る瞬間の変貌振りはやっぱりお見事だわ~。低くドスの効いた男の声で「おい、兄ぃ」と言った瞬間にドキリとしました。女物の着物がきゅうくつだと言って脱いだ後の男臭い振る舞いがいいですねぇ。
以前、菊之助さんの弁天小僧を見たときは、娘姿がとっても綺麗で惚れ惚れしたんですけど、正体がばれて男に戻ったときに戻りきれてないような印象があったので…。菊之助さん、若いからなのか、綺麗すぎて男臭くないんだよなー。片肌脱いで、脚を投げ出していても、綺麗なんだよね。
そのときの感想がここ。
そのときに観たいと思った菊五郎さんの弁天小僧を今回観られたわけですが、こっちのほうが、私のイメージにぴったり合ってるような気がします。
でも、娘姿も男に戻った姿も両方うまく行かせるのは難しいですね。
ところで、男だとばらされて、言葉に詰まって、諦めてガクッと体を倒すところで弁天小僧の簪が落ちたんですが、これは演出?それとも偶然?あまりにぴったりの見事な落ち方だったので、印象に残ってます。
店先の場の最後は、お店の番頭さんと小僧の北京オリンピックコント?でした。卓球の愛ちゃんの「サー!」を真似たり。面白いチャリ場でした。
浜松屋の若旦那の海老蔵さん、綺麗でしたねぇ。人目をそばだてるほどの二枚目っぷり。さすがだわぁ。
ここからはヨコシマ目線です、良い子は読んじゃダメ。
浜松屋で弁天小僧を男とばらした日本駄右衛門が、実は泥棒仲間だったということで、みんなで浜松屋の蔵に忍び込んで浜松屋親子を脅すんですね。んで、脅されてなよなよビクビク怖がる海老蔵さんが可愛くって可愛くって(^o^)
芝居に女っ気が無い上に千寿姫ももう死んでいないから、私は無意識に女っ気を海老蔵若旦那に担わせようとしていたようで…。こんな綺麗な若旦那、若衆好きの悪い男がいたら危ないだろーとか思いながら見てしまいました(笑)妄想しすぎました…
脅している日本駄右衛門は團十郎さん。実際に親子だし、筋の上でも実は親子だったという設定だし。わー危険すぎるー
大詰。舞台セットがすごい!がんどう返しは初めて観ました。最初は大きな屋根の上で立ち廻りを繰り広げて(この立ち廻りもすごいのだ。さすがは菊五郎劇団!)、弁天小僧が腹を切ると、屋根が後方に90度倒れるんですね。これ電動?まさか人力?
その次に山門がせり上がってくるのもすごい。この仕掛けだけでも見ごたえがあるなぁ。
最後にほんのちょっとだけ登場した富十郎さん、この人は一体何しに来たの?と思っちゃったけど(^^;
難しいこと考えずに、七五調の耳に心地良い台詞と、豪華な舞台装置を堪能できた楽しい芝居でした。
またいつか見てみたいな。今度は菊之助さんで。
二、三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)
此下兵吉 松 緑
派手な芝居を観た後の小休憩…みたいになってしまいましたが。
松緑さん、以前より端正な踊りをするようになりました?すっきり感が増したような。
でも、踊りのタイプはうちの師匠と似て、ゆったり大きい踊りをする人だと思うんです。
うちの師匠のほうが上手いよーと思いながら(^^;観てました。
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初めましての方はぜひ自己紹介を。
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