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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
B002EBDN20


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団菊祭五月大歌舞伎 千秋楽昼の部
2006年05月28日(日) 02:50:45
会社をお休みして千秋楽を観に行ってきました。
千秋楽を見るのは初めてのような気がするな~。




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「江戸の夕映」
菊ちゃん素敵~♪江戸の芸者って男勝りなものなのでしょうか。自分を「おれ」と呼んでるし、声もちょっと低めでカッコイイ。「花よりも花の如く」で、新橋かどこかの芸者は"うめ吉"などの男名前を付けていると読んだ記憶がありますが…。
「おまえさん、妬いたのかい」と流し目をくれる菊之助さんが一番良かった♪


「雷船頭」
松緑さんって、以前に比べると随分痩せたよね。私が記憶している丸顔がぐっとスッキリして、立ち姿も悪くない。
しかも、踊りもスッキリして粋でよろしいなぁ。さすが我が家元。やっぱり踊りが上手いっ!やっと認識しました。これが江戸の粋というものかしら。カッコイイわぁ~。
雷さんは随分可愛いですね。手の指は3本、虎のパンツにくるくるパンチパーマ。まるでドリフに出てくる雷様そのまんま。
この雷さんのイメージはいつ出来たんだろう。少なくとも江戸時代には出来てたってことだよね。でも狂言に出てくる雷はそんな格好してないよ~
気になるな。なんで雷さんは虎のパンツにパンチパーマなのか。


「外郎売」
客席の盛り上がりが凄かったです。
團十郎さんは声を聴くとまだ本調子じゃなさそうだったけど、客席の期待感に当てられて、観ているだけでなんだか胸がいっぱいになってしまいました。やっぱり團十郎さんという歌舞伎役者は居なくちゃいけない人なんですね。これだけたくさんの人が團十郎さんを待っていたんだなぁと思うと、思わずしみじみしてしまいました。
最後の幕切れのシーンが、役者勢ぞろいでそれぞれがポーズを決めて、端から端まで豪華絢爛で、本当に一枚の絵画のようで素敵だったなぁ。あれは切り取ってぜひ保存したい一枚でした。


「権三と助十」
いろいろ面白かったけど、一番笑ったのはアレ。
左團次さんが「みんな聞いたら吃驚するぞ」と言ったのに対し、菊五郎さんが「それは結婚のことですか」と聞いたところ(笑)
めっちゃ笑っちゃったな~さすが菊五郎さん!面白すぎ!再婚の話がニュースになった直後からこのアドリブは入れられたのかな~。どうなんでしょ?
最後の田之助さんへの台詞も凄い。最後にやっと出てきてくれた人に対して言うのはそれだけかよ!って思ったよ。
それから、三津五郎さんが良かった。面白かった。あそこまでひょうきんなキャラクターの三津五郎さんは初めてで、新鮮でした。でも似合っていて面白かったなぁ。菊五郎さんとのやり取りも息が合っていて、楽しかったです。
米つきの田舎者をやっていた男女蔵さんのあのキャラクターも、忘れられません…(笑)
時蔵さんが、突き飛ばされて有り得ないくらい転がり飛んで行ったのも、かなり衝撃的でした。
こういうお遊び的な笑えるシーンがたくさんある芝居は、やっぱり私の好みど真ん中です。


5月の歌舞伎はどれも面白くて、充分堪能できてよかったです。
ただ、結局全く新橋には足を運べなかったのが残念です…。
土日の数は限られているんだから、同じ月に歌舞伎座と新橋の両方で面白い芝居を掛けなくてもいいじゃないか~!
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