六月大歌舞伎 夜の部幕見

夜の部の「良寛と子守」「教草吉原雀」を幕見で観てきました。
うたの仲間を4人連れて行きました。

歌舞伎座は、この間までのお祭り騒ぎが嘘のように落ち着いていました。
だって満員じゃないんだもん。

「良寛と子守」
富十郎さんの長女、愛子ちゃん初お目見えです。めっちゃ可愛かったぁ！最初は舞台真ん中で他の子役たちと遊んでいたんだけど、すぐ袖のほうに走って行っちゃって、清元の雛壇の横で舞台のほうを見ていて、時々手を挙げたり叩いたり。すごく可愛かったなぁ～。
あと、尾上右近くんの踊りを一曲しっかり観られて良かったなぁ。きっちり丁寧に踊っていたのが好もしかったです。

「教草吉原雀」
梅玉さんと魁春さんの二人の踊りが爽やかでした。衣装も揃いの水色の着物で。魁春さんの立ち姿はスッキリしていていいと思うんだけど、後姿の脚付近がもっと細く見えるといいのにな、なんて感じていました。我ながら変なところが気になったものです。
結局、鳥売りの男と女は鳥の精だったということなんでしょうか。赤い着物から鳥の姿へのぶっかえりは面白かったなぁ。だけど後見さんが糸を抜くのに失敗してイマイチきれいにぶっかえり出来なかったのが残念。ああ勿体無い。
しっかり仕事してくださいよ、後見さん！