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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
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シネマ歌舞伎「らくだ」「連獅子」
2009年04月08日(水) 13:08:35
東劇で見逃してしまったので、MOVIXさいたままで遠出。
シネコンなので、ついでに「ドロップ」も観てきました。
大きなショッピングモールにもなっているので、家族連れが多かったです。
でも、シネマ歌舞伎の客層は年配の夫婦が多かった。

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「らくだ」
これはホントに面白い!死体役の亀蔵さんが最高!
三津五郎さんも勘三郎さんも、素で笑っちゃってるんじゃないかっていうような顔なのも楽しい。
久六の「上から婆ぁが降ってきた」って台詞が面白くって(^^)アドリブなの?って思うようなノリで言ってくれるから笑えてしかたがない。
家主の奥さん役の弥十郎さんも良かったなぁ。いい具合にみっともないおかみさんで(笑)


「連獅子」
いつもは毛振りばっかり印象に残っているけれど、こうやってじっくり細部まで見ると、いろんな発見があって楽しい。
今、自分で「連獅子」のお稽古をしているせいもあって、細かい動き一つ一つが気になったり、詞章の「蹴落とす子獅子は」「落つると見えしが」「爪を蹴たてて駈登るを 又突き落し突落され」で感情移入してうるっとしてしまったり…(汗)
振りは同じところもあれば違うところもあって…どっちにしろ3人連獅子だから違って当然かぁ。
足をばっと開いて所作板を踏み鳴らすところの音がすごい!カッコイイ!
親獅子が子獅子を蹴り転がすところ、子獅子は床に寝転がってごろごろ転がっていくんだけど、その状態のまま勘太郎くんが七之助くんの(逆だったかも…)上を乗り越えて転がって行ったのにビックリ。これはすごかった!ビックリした~
おそらく別撮りだと思うんだけど、花道で跳ぶ子獅子二人の映像と音が思いっきりずれていたのにはがっかり。おいおい!ちゃんと仕事してくれよ~。
歌舞伎舞踊の連獅子のアイって、「宗論」だったんだね~。知らなかった。狂言の「宗論」って独立した曲だし、能「石橋」のアイは石橋の謂れを語って去っていくだけだから、歌舞伎舞踊の「連獅子」を作った人が、アイに宗論を入れちゃったってことなのかな。
亀蔵さんと弥十郎さんの宗論。「なもうだ」「れんげきょ」と言い合ながら踊り念仏。元の狂言にけっこう近くて、あまり舞踊はなくてセリフ劇になってました。

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