「東海道中膝栗毛」幕観

9月に入って少しは暑さが和らいだかと思ったのに、今日になって急に暑さがぶり返してきましたね…。
汗だくになりました。

さて、各所で話題を呼んでいる「東海道中膝栗毛」を幕見してきました。
うーんうーん。

まだ2日目だからか、台詞があんまり入って無いものだから、テンポが悪くって全体的にダルダルだった…。これ日が経てばマシになるのかなぁ？
早めに観に来て失敗だったかも。
原作を知らないのですが、台本は大幅に変わっているのでしょうか？どの出演者もまだ慣れてないふうで芝居が板についてない感じだし、一幕一幕が切れ切れでうまくオチてないし。
それなりに面白いネタは盛り込んであるんだけど、中途半端だなぁ。チラシのあらすじに「富十郎と吉右衛門の名コンビが、それぞれ当たり芸を見せながら思いっきり弾ける」と書いてあるんですが、全然弾けてねーよっ。まだやり取りがちぐはぐだし。
これは本に問題ありか？

そんな中で、一番場慣れして見えたのは福助さんでしたねぇ。
さすが、中村屋とたくさん新作歌舞伎をしているだけある、と思いました。
福助さんを見ている間は安心できました。

それから、敵討ちの旅をしている娘の芝雀さんとお付の人（誰かわからん）も落ち着いた良い演技で良かったです。
芝雀さんの女方の声って、可愛いよねぇ。

愛知万博のモリゾーとキッコロも出てきましたー。
きぐるみは今回のために作ったんでしょうねぇ。弥次さん喜多さん本当にきぐるみ着て出てきました。
可愛いねー！きぐるみが。
どでかいエビフリャーも出てきてビックリです。

どーせ愛知万博ネタやるなら、もっと早く上演すればよかったのに。9月で万博終わっちゃうのにね。
はぁー。