――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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花柳寿輔傘寿の会「我が舞の道」
2011年04月02日(土) 11:32:45
出演:淡島千景、朝丘雪路、三浦布美子、林与一、鳳蘭 他
東京国際フォーラムAでやるっていう時点で、ありえんっ!と思ってました。
だって5000人キャパのホールだよ?そこで日本舞踊の会って…。ハコ大きすぎるから。
でもそれに見合っただけの豪華な会でした。
席はほぼ最後列、ちっちゃくて誰の顔見えねーっ
それでも、遠くから全体を観て十分楽しめる群舞もありましたし、舞台美術もしっかりしていましたし、何よりオケピットで生演奏でした。
オケですよ、純邦楽だけじゃなかった、オーケストラの生演奏でのショーもあったのでした。
こういう舞踊作品はこれまであまり知らなかったので、衝撃でした。
東京国際フォーラムAでやるっていう時点で、ありえんっ!と思ってました。
だって5000人キャパのホールだよ?そこで日本舞踊の会って…。ハコ大きすぎるから。
でもそれに見合っただけの豪華な会でした。
席はほぼ最後列、ちっちゃくて誰の顔見えねーっ
それでも、遠くから全体を観て十分楽しめる群舞もありましたし、舞台美術もしっかりしていましたし、何よりオケピットで生演奏でした。
オケですよ、純邦楽だけじゃなかった、オーケストラの生演奏でのショーもあったのでした。
こういう舞踊作品はこれまであまり知らなかったので、衝撃でした。
第1部
・鶴亀
・ザ・カブキ 東京バレエ団
・耳なし芳一
・
第1部はどちらかというと古典に基づいた作品。
第2部
「春夏秋冬」
・藤娘
・石橋
・深川
など
第2部は、ショービジネスとしての日本舞踊作品。
特に第2部が印象に残っています。すごーく、テンションが上がった!今まで見たことのないものばかりだった。
ショービジネスとして日本舞踊を取り入れたのは、宝塚が初めてらしいです。その辺の歴史、すごく気になる!もっと詳しく知りたい!
確かに、宝塚で和物のレビューもやってるもんねぇ。宝塚では観たことが無いけれど、OSKを観たときに和物ショーがあって、古典の日本舞踊を取り入れてた。あれは華やかで心地よくて楽しかったなぁ。
寿輔さんは宝塚の和物ショーの振付も、やっているらしい。
あと、東宝歌舞伎や、長谷川一夫さんがやっていた花馬車歌舞伎でやっていた作品も第2部で上演。
初めて聞いた…東宝歌舞伎とか花馬車歌舞伎だなんて。あ、あと武智歌舞伎という言葉もパンフにあった。
東宝歌舞伎をやってたのはだいたい50年くらい前。それでも私が生まれたころまでは続いていたらしい。この時代に、松竹だけじゃないいろんな形態の歌舞伎があったなんて、全然知らなかった、話にも聞いたことも無かった。もっと知りたい!
あとで調べたんだけど、今の松竹歌舞伎のような伝統芸能としての歌舞伎をそのままやっただけではなくて、この日の公演で観たように、オケ生演奏とか、洋楽とか、ダンスとか、そういうのを取り入れたパロディ的作品もあったみたい。当時の人々の伝統芸能離れ、欧米志向が進んで、日本の芸をもっとわかりやすく人々に伝えるため、間口を広げる目的もあって、そんな作品が作られたのだとか。
今って、たぶん、その当時よりは伝統芸能がブームになってるんだろうと思う。狂言とか歌舞伎とか文楽とか、人気出てるもんね。
だから、東宝歌舞伎ができたころは、もちろんビジネスとしての面もあるだろうけど、もっと歌舞伎というものを知っていて欲しい!という思いが今より深刻だったんじゃないかなぁ、と、想像します。
そういえば、タッキーがやってる滝沢歌舞伎も、そういうパロディ的歌舞伎のひとつと言えるよね。若い女の子たちに伝統芸能を知ってもらう良いきっかけになってるよね。先の道はまだ険しいだろうけど。
一番気に入ったのは、かむろ二人が鏡獅子の胡蝶みたいに踊ったもの。
音楽が洋楽っぽい!?タップダンス風!?フラメンコ風!?なんだこれーっっ
これすっごく良かった!楽しかった!なんか感動して泣けちゃった。踊りそのものの良さよりも、こういう構成でこういう作品を作った発想力に度肝を抜かれた。
たのしかったー。
幸せな気分でした。
・鶴亀
・ザ・カブキ 東京バレエ団
・耳なし芳一
・
第1部はどちらかというと古典に基づいた作品。
第2部
「春夏秋冬」
・藤娘
・石橋
・深川
など
第2部は、ショービジネスとしての日本舞踊作品。
特に第2部が印象に残っています。すごーく、テンションが上がった!今まで見たことのないものばかりだった。
ショービジネスとして日本舞踊を取り入れたのは、宝塚が初めてらしいです。その辺の歴史、すごく気になる!もっと詳しく知りたい!
確かに、宝塚で和物のレビューもやってるもんねぇ。宝塚では観たことが無いけれど、OSKを観たときに和物ショーがあって、古典の日本舞踊を取り入れてた。あれは華やかで心地よくて楽しかったなぁ。
寿輔さんは宝塚の和物ショーの振付も、やっているらしい。
あと、東宝歌舞伎や、長谷川一夫さんがやっていた花馬車歌舞伎でやっていた作品も第2部で上演。
初めて聞いた…東宝歌舞伎とか花馬車歌舞伎だなんて。あ、あと武智歌舞伎という言葉もパンフにあった。
東宝歌舞伎をやってたのはだいたい50年くらい前。それでも私が生まれたころまでは続いていたらしい。この時代に、松竹だけじゃないいろんな形態の歌舞伎があったなんて、全然知らなかった、話にも聞いたことも無かった。もっと知りたい!
あとで調べたんだけど、今の松竹歌舞伎のような伝統芸能としての歌舞伎をそのままやっただけではなくて、この日の公演で観たように、オケ生演奏とか、洋楽とか、ダンスとか、そういうのを取り入れたパロディ的作品もあったみたい。当時の人々の伝統芸能離れ、欧米志向が進んで、日本の芸をもっとわかりやすく人々に伝えるため、間口を広げる目的もあって、そんな作品が作られたのだとか。
今って、たぶん、その当時よりは伝統芸能がブームになってるんだろうと思う。狂言とか歌舞伎とか文楽とか、人気出てるもんね。
だから、東宝歌舞伎ができたころは、もちろんビジネスとしての面もあるだろうけど、もっと歌舞伎というものを知っていて欲しい!という思いが今より深刻だったんじゃないかなぁ、と、想像します。
そういえば、タッキーがやってる滝沢歌舞伎も、そういうパロディ的歌舞伎のひとつと言えるよね。若い女の子たちに伝統芸能を知ってもらう良いきっかけになってるよね。先の道はまだ険しいだろうけど。
一番気に入ったのは、かむろ二人が鏡獅子の胡蝶みたいに踊ったもの。
音楽が洋楽っぽい!?タップダンス風!?フラメンコ風!?なんだこれーっっ
これすっごく良かった!楽しかった!なんか感動して泣けちゃった。踊りそのものの良さよりも、こういう構成でこういう作品を作った発想力に度肝を抜かれた。
たのしかったー。
幸せな気分でした。
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初めましての方はぜひ自己紹介を。
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