花形・名作舞踊鑑賞会

8/18　昼の部　国立劇場小劇場

清元・長唄「舌出し三番叟」
三番叟　　藤間達也
千歳　　　花ノ本海

常磐津「神楽娘」
娘　若柳庸子

長唄「蚤取り男」
男　花柳寿太一郎
猫　花柳寿太一奈



わたくしの踊りの師匠、藤間達也先生ご出演ということで、弟子総出で観にゆきました。
夏じゃなかったら着物で行きたかったよぅ。


「舌出し三番叟」
三番叟はタレ細目の化粧で、見るからに滑稽な存在。なんていう隈取りなんだろう。ピエロみたいな位置付けなのかな。
大らかな体でゆったりとした踊り。こういうのが、ご祝儀物に相応しいお目出度い感じっていうのかな。
千歳は細面の二枚目な若者風で、三番叟との対比もあってよい。


「神楽娘」
祭りに出かけた娘の楽しそうな様子、後半は面踊り。


「蚤取り男」
男と猫の舞踊。日本舞踊って、たまに変わってて面白い。最初は普通に男と猫のじゃれあい？なのが、途中で男女のクドキみたいになる。ねこかわいい！ねこ着ぐるみかわいい！夏目のにゃんこ先生みたいな目。
アクロバティックな動きがたくさんあって、楽しかったなぁ。



終演後、資料館で菅原伝授手習鑑のおべんきょう。
秋に花組芝居で上演するからねー。