――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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尾上菊之丞襲名40周年記念「尾上会」
2004年09月14日(火) 20:51:29
昨日は会社をお休みして、尾上菊之丞襲名40周年記念「尾上会」を見てきました。
13日と14日の2日間、各2回公演。それぞれの回で上演する演目が全く変わります。
出演者は家元の尾上菊之丞さんを初め、尾上紫さん、尾上青楓さん、さらに宗家の尾上菊五郎さん、それから門弟の方々が大勢。
行ってよかった…
凛々しかった…!
13日と14日の2日間、各2回公演。それぞれの回で上演する演目が全く変わります。
出演者は家元の尾上菊之丞さんを初め、尾上紫さん、尾上青楓さん、さらに宗家の尾上菊五郎さん、それから門弟の方々が大勢。
行ってよかった…
凛々しかった…!
初めて、化粧も鬘も衣装もつけて踊る青楓さんを生で見たっ!
本当に素敵でした…
はぁぁ~(溜息)
青楓さんが出演した演目は、私が観に行った13日の昼・夜の部では「寿末広」と「紀州道成寺」と「将門」の3つでした。
「寿末広」は御祝儀物なんでしょうね、きっと。素踊りで、菊之丞さんと2人で踊られました。話の内容は、狂言「末広」そのもので、太郎冠者が都ですっぱに騙されて傘を買わされ、家に戻ったところから始まりました。台詞もあり。菊之丞さんの「大果報者でござる」に始まり、青楓さんの「御前は末広がりをご存知無いとみゆる」などなど。青楓さんが台詞のある演目をやるのを観る機会もそうそうないからねぇ、堪能させてもらいました。なんかねぇ、誰かの声に似てるような気がするんだよね…。
最後は太郎冠者が囃して、主人がそれに乗って、2人でめでたく舞い納めるというもの。狂言と同じですね。もちろん動きは全然違いますけど。
「紀州道成寺」は、数ある道成寺物の中でも最も能に近いものだそうです。
住僧を務めた青楓さんの装束は、能に出てくる僧の装束と殆ど同じだったと思います。能の装束を詳しく知らないから下手なことは言えないけど、ぱっと見は同じ。んで顔には白塗りの化粧をしているわけですよ。
か か かっこいい…
これまた台詞があったんですが、歌舞伎よりは能に近い、重々しい口調でした。やっぱり曲に合わせた語り口調を使い分けてるんでしょうねぇ。こういう声も素敵。
私は能の「道成寺」を見たことが無いので細かいことは分からないのですが、歌舞伎舞踊の道成寺物の多くは、能の「道行き」以前と「鐘入り」以降にあたる部分が省略されている場合が多いそうです。果たして、能に最も近い「紀州道成寺」では、この2つは省略されているのか否か?
何しろ能を未見な私ですから「道行き」がどの部分を指すのかさっぱりですが、「鐘入り」以降はさすがに分かります。舞踊の道成寺物の有名な演目の一つ、「京鹿子娘道成寺」では確かに「鐘入り」以降が省略されています。だって、ラストは白拍子花子が鐘の上で見得を切る、「鐘入り」ならぬ「鐘登り」で幕なんですから。
ところが、この日観た「紀州道成寺」には、やはり「鐘入り」はありました。降りてきた鐘の中に、女がちゃんと飛び上がって入りました。そして鐘が再び上がった時には、中から蛇体に変身した女が出てくるという展開。舞踊では面をつけないから衣装と化粧で鬼になったことを表すのよね。
んーでも化粧がどんな風になってたのか、思い出せない…。
ううむ、けっこううろ覚えだなぁ。ということで以上。
「将門」は、妖怪変化退治をする大宅太郎光圀と、妖術を身に付けた平将門の娘・滝夜叉姫の戦いを表した舞踊。光圀を務めたのが青楓さんです。戦いの場面を表す舞踊も多くて楽しめました。やっぱり凛々しくて素敵です。
滝夜叉姫は初め、色仕掛けで光圀を落とそうとするので、2人の絡みが当然たくさんあります。滝夜叉姫を務めたのは門弟の女性。おそらく先斗町の芸妓さんだろうと思います。ちょっと、いやかなり、羨ましく思ってしまった腐れ外道に天罰を。
思うだけならタダだろー!
ちなみに私は花道近くにいたので滝夜叉姫を間近に見ることができましたが、緊張と衣装の重みでやはり体がふらついたり手が震えたりしてるのが見えちゃうんですよね。踊りを観るのに近距離過ぎるのも問題か…。遠くで見てもキレや柔らかさや迫力が十分伝わる踊り手が、一流ということで(?)
滝夜叉姫を務めた方もそうですが、門弟には先斗町の芸妓さんと新橋の芸妓さんがたくさんいらっしゃいました。なるほどね、尾上流は先斗町と新橋に舞踊を教えに行っているのか。
尾上流に習う=尾上流の門弟ということ。名取りの方も多いようで、パンフレットに芸妓名と尾上流の名前の両方が書いてある人も多かったです。まだ尾上流の名前が無い人は、芸妓名のみ。本名は載せないんだねー。
ちなみに先斗町の芸妓さんたちは5月に京都で「鴨川をどり」を、新橋の芸妓さんたちは5月末に新橋演舞場で「東をどり」を開催しています。おそらく毎年同じような時期でしょう。一般の方が観に行ける公演ですので興味のある方はどうぞ。私も来年は観に行きたいな。
本当は今日の公演も観たいくらいだったのですが、さすがに2日も休めません。
今日は「京鹿子娘道成寺」の所化をやるんだよね、青楓さん。所化ってアレだよ、寺の小坊主みたいな格好。アニメの一休さんを想像すれば分かると思う。
くりくり坊主頭の鬘をつけた青楓さんなんだよ…
うにゃー!観たかったよー!
「京鹿子娘道成寺」自体も観たかったしさー。
何が目的なんだ私…。
そういえば、会場に尾上流宗家の尾上菊五郎さんがいらっしゃっているのを見かけました。おお!
菊五郎さんってけっこうお茶目で面白い方なんだよね…俳優祭なんかでかなり飛ばしてるもん。
だから、私の中で菊五郎さんと千五郎さんのキャラがすごく近いように思えてしかたが無いんです。誰か同意してくれんかな?
本当に素敵でした…
はぁぁ~(溜息)
青楓さんが出演した演目は、私が観に行った13日の昼・夜の部では「寿末広」と「紀州道成寺」と「将門」の3つでした。
「寿末広」は御祝儀物なんでしょうね、きっと。素踊りで、菊之丞さんと2人で踊られました。話の内容は、狂言「末広」そのもので、太郎冠者が都ですっぱに騙されて傘を買わされ、家に戻ったところから始まりました。台詞もあり。菊之丞さんの「大果報者でござる」に始まり、青楓さんの「御前は末広がりをご存知無いとみゆる」などなど。青楓さんが台詞のある演目をやるのを観る機会もそうそうないからねぇ、堪能させてもらいました。なんかねぇ、誰かの声に似てるような気がするんだよね…。
最後は太郎冠者が囃して、主人がそれに乗って、2人でめでたく舞い納めるというもの。狂言と同じですね。もちろん動きは全然違いますけど。
「紀州道成寺」は、数ある道成寺物の中でも最も能に近いものだそうです。
住僧を務めた青楓さんの装束は、能に出てくる僧の装束と殆ど同じだったと思います。能の装束を詳しく知らないから下手なことは言えないけど、ぱっと見は同じ。んで顔には白塗りの化粧をしているわけですよ。
か か かっこいい…
これまた台詞があったんですが、歌舞伎よりは能に近い、重々しい口調でした。やっぱり曲に合わせた語り口調を使い分けてるんでしょうねぇ。こういう声も素敵。
私は能の「道成寺」を見たことが無いので細かいことは分からないのですが、歌舞伎舞踊の道成寺物の多くは、能の「道行き」以前と「鐘入り」以降にあたる部分が省略されている場合が多いそうです。果たして、能に最も近い「紀州道成寺」では、この2つは省略されているのか否か?
何しろ能を未見な私ですから「道行き」がどの部分を指すのかさっぱりですが、「鐘入り」以降はさすがに分かります。舞踊の道成寺物の有名な演目の一つ、「京鹿子娘道成寺」では確かに「鐘入り」以降が省略されています。だって、ラストは白拍子花子が鐘の上で見得を切る、「鐘入り」ならぬ「鐘登り」で幕なんですから。
ところが、この日観た「紀州道成寺」には、やはり「鐘入り」はありました。降りてきた鐘の中に、女がちゃんと飛び上がって入りました。そして鐘が再び上がった時には、中から蛇体に変身した女が出てくるという展開。舞踊では面をつけないから衣装と化粧で鬼になったことを表すのよね。
んーでも化粧がどんな風になってたのか、思い出せない…。
ううむ、けっこううろ覚えだなぁ。ということで以上。
「将門」は、妖怪変化退治をする大宅太郎光圀と、妖術を身に付けた平将門の娘・滝夜叉姫の戦いを表した舞踊。光圀を務めたのが青楓さんです。戦いの場面を表す舞踊も多くて楽しめました。やっぱり凛々しくて素敵です。
滝夜叉姫は初め、色仕掛けで光圀を落とそうとするので、2人の絡みが当然たくさんあります。滝夜叉姫を務めたのは門弟の女性。おそらく先斗町の芸妓さんだろうと思います。ちょっと、いやかなり、羨ましく思ってしまった腐れ外道に天罰を。
思うだけならタダだろー!
ちなみに私は花道近くにいたので滝夜叉姫を間近に見ることができましたが、緊張と衣装の重みでやはり体がふらついたり手が震えたりしてるのが見えちゃうんですよね。踊りを観るのに近距離過ぎるのも問題か…。遠くで見てもキレや柔らかさや迫力が十分伝わる踊り手が、一流ということで(?)
滝夜叉姫を務めた方もそうですが、門弟には先斗町の芸妓さんと新橋の芸妓さんがたくさんいらっしゃいました。なるほどね、尾上流は先斗町と新橋に舞踊を教えに行っているのか。
尾上流に習う=尾上流の門弟ということ。名取りの方も多いようで、パンフレットに芸妓名と尾上流の名前の両方が書いてある人も多かったです。まだ尾上流の名前が無い人は、芸妓名のみ。本名は載せないんだねー。
ちなみに先斗町の芸妓さんたちは5月に京都で「鴨川をどり」を、新橋の芸妓さんたちは5月末に新橋演舞場で「東をどり」を開催しています。おそらく毎年同じような時期でしょう。一般の方が観に行ける公演ですので興味のある方はどうぞ。私も来年は観に行きたいな。
本当は今日の公演も観たいくらいだったのですが、さすがに2日も休めません。
今日は「京鹿子娘道成寺」の所化をやるんだよね、青楓さん。所化ってアレだよ、寺の小坊主みたいな格好。アニメの一休さんを想像すれば分かると思う。
くりくり坊主頭の鬘をつけた青楓さんなんだよ…
うにゃー!観たかったよー!
「京鹿子娘道成寺」自体も観たかったしさー。
何が目的なんだ私…。
そういえば、会場に尾上流宗家の尾上菊五郎さんがいらっしゃっているのを見かけました。おお!
菊五郎さんってけっこうお茶目で面白い方なんだよね…俳優祭なんかでかなり飛ばしてるもん。
だから、私の中で菊五郎さんと千五郎さんのキャラがすごく近いように思えてしかたが無いんです。誰か同意してくれんかな?
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