――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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「火の鳥」観て来ました!
2004年06月05日(土) 23:34:38
本当に、最高の舞台でした。世の中にこんなに素晴らしい舞台があったのか、と驚愕さえしました。
最高に幸せな時間を過ごせました。
過去の「創作舞踊劇場」の公演をなぜ今まで見逃していたのか、と激しい後悔に襲われました。
興奮して、今夜は寝付けそうにありません…
結局、BプロだけではなくAプロも観に行きました。
両方観に行ってよかったです。いろんな舞踊家さんを観られたし、両方の比較ができたので。
最高に幸せな時間を過ごせました。
過去の「創作舞踊劇場」の公演をなぜ今まで見逃していたのか、と激しい後悔に襲われました。
興奮して、今夜は寝付けそうにありません…
結局、BプロだけではなくAプロも観に行きました。
両方観に行ってよかったです。いろんな舞踊家さんを観られたし、両方の比較ができたので。
原作は、漫画「火の鳥 鳳凰編」です。だいたい同じ筋を辿っています。あらすじはどこかで調べてください(手抜き)
ただ、台詞が全く無いので、どちらかというと抽象的なシーンに見えたんじゃないかと思います。私は、この舞台独自の細かい筋をパンフで読んでおいたのもあって、展開はよくわかりました。
配役は多すぎて書ききれないので、主演・助演だけ。
Aプロ 茜丸:花柳錦之輔 比乃子:尾上京
Bプロ 茜丸:尾上青楓 比乃子:花柳路太
舞台は、手前から奥に向かって、すべて低い段差で幅の広い階段状。ベージュのカーペット敷きでした。なかなか面白い舞台です。
そして、始まった途端、冒頭の群舞にいきなりやられました。凄い!
アップテンポの音楽にあわせ、総勢30名の民衆が激しく踊るんです。
感動した!なんかすごく嬉しくて、泣いてしまった…どうなってるんだ私。
これは、出演者が全員日本舞踊家だと知らなかったら、西洋ダンス演劇に見えてもおかしくない。台詞と歌の無いミュージカルのよう。そんな中で、随所に日本舞踊の所作が見えると、そこが本当に美しく輝いて見えます。
日本舞踊って、本当に素敵だ!と再認識させられました。
群舞の人々は、AプロBプロで共通でした。男性群舞の中心らしき、西川扇重郎さんという方がとてもよかった。すごく生き生きと踊っている姿に引き込まれてしまいました。
実は、群舞の人たちが一番ハードなんじゃないか…と思うくらい、皆さんそれはもう激しく派手に華やかに踊り続けていました。
で、茜丸と比乃子ですが…
茜丸は主役ではありますが、もともと単独ではあまり目立つ役回りじゃないのでは…?と、見ていて思いました。服装は地味だし。あんまり動かないし。さらに、演技する部分のほうが多くて、舞踊するシーンがほっとんど無かったのです。最後にちょこっとだけ…寂しい。
私が感じたのは、助演の比乃子の働き如何で、茜丸の存在が浮き立つんじゃないか、ということ。
比乃子に関しては、Aプロの尾上京(おのえみやこ)さんのほうが良かったと思います。比乃子は少女っぽい役だと思うのですが、京さんは始終跳んだりはねたりと元気に動き回り、喜んだり怒ったり拗ねたりするときの顔の表情がくるくる変わり、とても可愛らしかった。ほっぺたがふっくらした顔つきなのもあって、存在感がありました。たぶんそのおかげで、共に行動する茜丸も存在感が出たんだと思う。
Bプロの花柳路太さんは、あーんまり跳んだりはねたりしていなかったので、京さんほどの存在感は無かった。その影響か、青楓さんの存在感がそれほど出なかったような。
Aプロ茜丸の花柳錦之輔さんは、体格がけっこうがっちりしている方だし、大振りな動きでした。
それに比べると、Bプロの青楓さんは華奢だからな~。足首が、ありえないくらい細かったし!ホント、折れそうだった!(どこ見てる)
数少ない茜丸の舞踊シーンは、やっぱり青楓さんのキレのある動きが好きです。静と動の切り替えが凄いって言えばいいのかなぁ?キレがあるのに重みがあるんです。上手く表現できない…
ああーもっと茜丸の舞踊シーンがたくさんあればよかったのに!
あと、舞踊として振り付け師が振りをつけたところはAB共通しているんですが、それ以外の演技の部分が、ABで大きく違いました。演技部分は役者に一任されたのでしょうか。
それ以外にも、この役はAプロのほうが好み!とかこれはBプロのほうが良い、とか、細かいところで自分の好みが分かれました。
でも、全般的に言えば、Aプロのほうが好きです。ごめん青楓さん…
台詞が全く無い分、身体の動きで如何に表現するかが問われると思います。あとは、音楽の存在が凄く重要だと思いました。
音楽監督は日本舞踊とは縁も所縁も無かった方だそうです。使われていた音楽は、オーケストラだったり雅楽だったり囃子だったりシンセだったりと、普通の現代劇の舞台と何ら変わりません。台詞が無いから出演者の動きとシンクロすることでかなりの相乗効果を発揮していたと思いました。
今日の舞台を見ていて、舞踊で自己表現すること、自己発散することができる舞踊家の皆さんが羨ましくてたまらなくなりました。
私は歌だったら曲がりなりにも10年くらいやっているので、自己表現・自己発散する術を知っているつもりです。
でも、舞踊で自己表現・自己発散する術はまだ知らない。まだ習い始めたばっかりだし。
早く、その術を身に付けたい。
ところで、来年の「創作舞踊劇場」の日程とタイトルがすでに決まっています。
ぎゃあああーーー
おおおんみょうじーー
来たよ来たよ来たよーーー
またまた繋がってしまった!
凄いですね!夢枕氏の書き下ろしだなんて!
パヴァーヌって何ですか?ダンスの種類の一つですか。ほう。
鉄輪とかなわぬ恋をかけてるんですね。
鉄輪ということは、祐姫ですか?それとも徳子姫ですか?あるいは全く別の女性?
あ~晴明や博雅は誰がやるんだ!
私は絶対観に行きます!
公演は残り一日です。当日券は厳しいけれど…たくさんの人に見てもらいたい。
出演者の皆さん、スタッフの皆さん。素晴らしい舞台をありがとう。お疲れ様でした!
ただ、台詞が全く無いので、どちらかというと抽象的なシーンに見えたんじゃないかと思います。私は、この舞台独自の細かい筋をパンフで読んでおいたのもあって、展開はよくわかりました。
配役は多すぎて書ききれないので、主演・助演だけ。
Aプロ 茜丸:花柳錦之輔 比乃子:尾上京
Bプロ 茜丸:尾上青楓 比乃子:花柳路太
舞台は、手前から奥に向かって、すべて低い段差で幅の広い階段状。ベージュのカーペット敷きでした。なかなか面白い舞台です。
そして、始まった途端、冒頭の群舞にいきなりやられました。凄い!
アップテンポの音楽にあわせ、総勢30名の民衆が激しく踊るんです。
感動した!なんかすごく嬉しくて、泣いてしまった…どうなってるんだ私。
これは、出演者が全員日本舞踊家だと知らなかったら、西洋ダンス演劇に見えてもおかしくない。台詞と歌の無いミュージカルのよう。そんな中で、随所に日本舞踊の所作が見えると、そこが本当に美しく輝いて見えます。
日本舞踊って、本当に素敵だ!と再認識させられました。
群舞の人々は、AプロBプロで共通でした。男性群舞の中心らしき、西川扇重郎さんという方がとてもよかった。すごく生き生きと踊っている姿に引き込まれてしまいました。
実は、群舞の人たちが一番ハードなんじゃないか…と思うくらい、皆さんそれはもう激しく派手に華やかに踊り続けていました。
で、茜丸と比乃子ですが…
茜丸は主役ではありますが、もともと単独ではあまり目立つ役回りじゃないのでは…?と、見ていて思いました。服装は地味だし。あんまり動かないし。さらに、演技する部分のほうが多くて、舞踊するシーンがほっとんど無かったのです。最後にちょこっとだけ…寂しい。
私が感じたのは、助演の比乃子の働き如何で、茜丸の存在が浮き立つんじゃないか、ということ。
比乃子に関しては、Aプロの尾上京(おのえみやこ)さんのほうが良かったと思います。比乃子は少女っぽい役だと思うのですが、京さんは始終跳んだりはねたりと元気に動き回り、喜んだり怒ったり拗ねたりするときの顔の表情がくるくる変わり、とても可愛らしかった。ほっぺたがふっくらした顔つきなのもあって、存在感がありました。たぶんそのおかげで、共に行動する茜丸も存在感が出たんだと思う。
Bプロの花柳路太さんは、あーんまり跳んだりはねたりしていなかったので、京さんほどの存在感は無かった。その影響か、青楓さんの存在感がそれほど出なかったような。
Aプロ茜丸の花柳錦之輔さんは、体格がけっこうがっちりしている方だし、大振りな動きでした。
それに比べると、Bプロの青楓さんは華奢だからな~。足首が、ありえないくらい細かったし!ホント、折れそうだった!(どこ見てる)
数少ない茜丸の舞踊シーンは、やっぱり青楓さんのキレのある動きが好きです。静と動の切り替えが凄いって言えばいいのかなぁ?キレがあるのに重みがあるんです。上手く表現できない…
ああーもっと茜丸の舞踊シーンがたくさんあればよかったのに!
あと、舞踊として振り付け師が振りをつけたところはAB共通しているんですが、それ以外の演技の部分が、ABで大きく違いました。演技部分は役者に一任されたのでしょうか。
それ以外にも、この役はAプロのほうが好み!とかこれはBプロのほうが良い、とか、細かいところで自分の好みが分かれました。
でも、全般的に言えば、Aプロのほうが好きです。ごめん青楓さん…
台詞が全く無い分、身体の動きで如何に表現するかが問われると思います。あとは、音楽の存在が凄く重要だと思いました。
音楽監督は日本舞踊とは縁も所縁も無かった方だそうです。使われていた音楽は、オーケストラだったり雅楽だったり囃子だったりシンセだったりと、普通の現代劇の舞台と何ら変わりません。台詞が無いから出演者の動きとシンクロすることでかなりの相乗効果を発揮していたと思いました。
今日の舞台を見ていて、舞踊で自己表現すること、自己発散することができる舞踊家の皆さんが羨ましくてたまらなくなりました。
私は歌だったら曲がりなりにも10年くらいやっているので、自己表現・自己発散する術を知っているつもりです。
でも、舞踊で自己表現・自己発散する術はまだ知らない。まだ習い始めたばっかりだし。
早く、その術を身に付けたい。
ところで、来年の「創作舞踊劇場」の日程とタイトルがすでに決まっています。
第二十二回 創作舞踊劇場公演
夢枕獏 書き下ろし
「陰陽師」 -鉄輪恋鬼孔雀舞-かなわぬこいはるのパヴァーヌ
平成17年6月23日(木)-26日(日) ル テアトル銀座
ぎゃあああーーー
おおおんみょうじーー
来たよ来たよ来たよーーー
またまた繋がってしまった!
凄いですね!夢枕氏の書き下ろしだなんて!
パヴァーヌって何ですか?ダンスの種類の一つですか。ほう。
鉄輪とかなわぬ恋をかけてるんですね。
鉄輪ということは、祐姫ですか?それとも徳子姫ですか?あるいは全く別の女性?
あ~晴明や博雅は誰がやるんだ!
私は絶対観に行きます!
公演は残り一日です。当日券は厳しいけれど…たくさんの人に見てもらいたい。
出演者の皆さん、スタッフの皆さん。素晴らしい舞台をありがとう。お疲れ様でした!
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初めましての方はぜひ自己紹介を。
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