橘菊太郎劇団公演＠浅草木馬館 8/8夜の部

橘・南條合同公演！

お芝居　「曽根崎心中」
久し振りに観たな、大ちゃんのお初。4年ぶりくらいかも！

前口上で、登場人物が人形振りで一人一人渡り台詞で物語の紹介。こういう演出はいいよねー。
芝居のオープニングとしてとてもメリハリがあって好き。

大ちゃんのお初、可愛いなぁ。いじらしくて、たまらない。
徳兵衛と一緒に死ぬ覚悟をしたときの語りが切ない。手紙を書くシーンで、字を書けないお初が徳兵衛に手を取ってもらって字を書くのが悲しくて泣いたなぁ。

心中後の場面は、天に召されるんじゃなくて、地獄に落ちるっていう演出に代わってた。
地獄の門を開くと、激しく火が燃えていて、その熱に押しやられそうになるけど、二人手を取って中に入っていく。BGMの中村中「焼心者」がすっごーく良かった！場面によく合ってたなぁ。
大ちゃんと美麗さん2人で、ファミレスで演出について語り合ったらしい。相変わらず、仲がよろしいことで。


その他、舞踊。

1部舞踊ショー

・トップ　橘若手群舞
洋服にジャケット、帽子、ステッキを持ったダンス風。凄くかっこよかったー！
こういうのも踊れる橘は凄いと思う。

・ラスト　キングオブ男
振付がバリエーションあって、役者たちも楽しそうに踊ってて、見ごたえがあった。
でも、初日と同じだったからかなりビックリした…。
橘って1月の間に同じ舞踊をよく何度も踊るよね。他の劇団ではそんなことが無いから、けっこう驚いてしまう。