橘劇団公演＠豊富座 11/27夜の部

京都から移動して、いざ豊富座。

ひゃー
きゃー
うゎー
大ちゃん、かっこえぇ
おかしい、2日前に新開地で見たばっかりなのに、全然違って見える！なぜだ？

新開地のときは、同世代や兄さんたち役者の中で、好き勝手に遊んで楽しんでて、ボケたら突っ込んでもらって、いたずら好きのやんちゃな悪ガキって感じで、こういう大ちゃんの方が生き生きしてて好きだわーって思ってたんだよねぇ。
でも、この日の大ちゃんはまた全然違った。すごく大人っぽくて綺麗だった。
若座長らしく自信に満ち溢れたたたずまい。すごくいい顔してた。凛々しくて美しかった。
大興奮だったんだよ～。こんなに印象が変わるものなの？
すんごいよ、もう。


この日はお芝居「紺屋高尾」に「大五郎七変化」と大ちゃん尽くし。なんてラッキーな日に観にいけたんだろ私。

お芝居「花魁の恋　紺屋高尾」
高尾太夫の花魁姿の美しさ！息をのむわ～。
大ちゃんの演じる高尾は、ひたすらに穏やかで優しい心栄えの女。飛龍さんとこの高尾は勝気なところもあって、それもカッコよくて好きなんだけど、この優しい高尾は大ちゃんらしさだなぁとも思いました。
久蔵が、自分は本当は若旦那ではないと打ち明けるとき、高尾は辺りを見回すんだけれど、これは周りに聴かれなかったかどうかを見てるんだろうか？
その後、久蔵が語る間は、最初は嘘をつかれてショックなのか悲しい顔をしていて、久蔵の言葉を聴くにつれて少しずつ優しい表情に代わって言ったのが良かったですわ。

高尾が出てくるまでのおじちゃんたち(失礼な…)のお芝居は、なんだかグダグダだったんだよね～。どしたの？いつも芝居を引き締めてくれるはずの新吾さんも台詞に詰まっていた様子で。大ちゃんが頑張ってるんだから、しっかりしてや～。





舞踊ショー「大五郎七変化」
もぅ七変化どころか九変化くらいしてた。大五郎まつりだ。
すごいいいぞー！何度絶叫したことか。可愛くて綺麗でカッコイイ。最高！
見たい大ちゃんが全部見れたぞ！

間に良二さんや浅ちゃんやきよみさんのソロもあったんだけど、すんません、大ちゃんのとこだけ書きます…

・ソロ「時薬」
・群舞「SANOSANOSA」
・「久遠の河」alan
・「冬のエトランジュ」
・赤い着物の女形「？」坂本冬美？
・立役　「？」ソーラン系
・立役　「DIVE」B'z
・歌「ありがとう…感謝」
・ラスト　タップ「座頭市」

最初は定番の「時薬」



続いて橘群舞のSANOSANOSA。久々に聴いたこの曲、ものすごくうれしかったなぁ。



「久遠の河」alan



冬のエトランジュは泣きそうだったよ。あの神々しさ！



ここの衣装替え、早かった。どーやってるんだ？
ちょっとだけ、娘道成寺っぽい振付に思えて(気のせいか…)、厳かな雰囲気でいいなぁと思いました。いつかがっつり歌舞伎舞踊やってほしいよぉ。





「DIVE」では、舞台から中央通路に跳んで来てビックリ。誰かさん並みの跳びっぷりやん。珍しいよね？どしたの？
鬘がジュウザのおしゃれさんでした～！



歌



タップダンス
大ちゃん痩せたような。タップの白ジャケパンツ姿がすごく足が長く見えたんだよなぁ。ちょっと太一くんとかぶった。だっておんなじタップ踊ってたもんねぇ。カッコよかったぞ！