――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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春陽座公演@三吉演芸場 昼の部
2011年11月22日(火) 18:34:22
お芝居 怪猫劇「佐賀の夜桜」
心根の良くない殿様に殺された家臣と、自害したその家族のために、飼い猫が化けて復讐をするという話、の前半。
翌日に後編をやっていたのだけれど、観られず。
少し古いお芝居のようで、前半は人情に訴えしっとりとした古風な味付け。
後半は、飼い猫が人間の女に化け、殿様の奥方として屋敷に入り込み、人間に正体がばれて追われる。ここがケレン味たっぷりで見ごたえあり。
数々あるケレンが素晴らしい。三吉にこれだけの道具を仕込んだのもすごいけれど、化け猫を務めた沢田ひろしさんの身体能力も相当なものだと思う。猫の本性を表した動きの数々、女形の重い衣装で舞台の端から端へ疾走。マイケルジャクソンの「Beat it」か何か(あまり詳しくないので~)に合わせた化け猫ダンスはなかなか面白い!
舞台袖にある仕掛けに飛び込んで姿を消したのには、本当に度肝を抜かれた。まるで四の切のよう。
カラミが戸板を持って出ての立ち回りで、まさか…と思ったら、なんと戸板倒し!そんなことまでやるなんて!これまた本当にびっくりした。この間、義高最期で観たばっかりだ。
幕切れは、竹の棒によじ登って、上からぶら下げた縄に片足首をかけ、横向きに直立(表現しにくい…)まるで出初式のような。こんなアクロバティックなことまで!うわぁ。
これは、化け猫役の沢田ひろしさんがすごすぎるんではないかい?
最後のほうにはうっすら泣けてきてしまったよ。圧倒されて。
大歌舞伎でこういうことをやる場合は、もっと安全に配慮して慎重にやるから、テンポがゆっくりしているし、ここまでの緊迫感は味わえないと思う。その分、こういうケレンをやるハードルは、役者にとっては低くなるのかも…周りのサポートもしっかりしているし(誰でも簡単にできると言っているわけではないよw)
春陽座がやっているケレンは、もちろん安全に気を配っているけれど、それ以上にスピード感を大事にしているからエネルギーが削がれていない。荒っぽさみたいなものがそのまま伝わって、圧倒される。その分、これをできる役者は限られるだろうなぁとも思うけど。役者の身体能力に依存する部分は大きいなぁと思ったから。
うーむ、これは後半も気になるし、最近作ったという「岡崎の猫」も気になるぞ。
「岡崎の猫」は、11/26,27にやるらしい。観られなーい。
そうそう、下人の三平役をやった滝川まことくんが、とてもいいなと思った。まだ芝居が若いけれど誠実な雰囲気があって、熱さもあって、いい男。そう教わったんだろうけど芝居で「ねい、ねい」と言って控えたところも高ポイント。それにイケメンくんだったわぁ。どことなく愛之助さんの顔立ちに似ているような?
ラストショーは「花と竜」でした。
今度、木馬篠原に来た時にもっと観に行きたい。
心根の良くない殿様に殺された家臣と、自害したその家族のために、飼い猫が化けて復讐をするという話、の前半。
翌日に後編をやっていたのだけれど、観られず。
少し古いお芝居のようで、前半は人情に訴えしっとりとした古風な味付け。
後半は、飼い猫が人間の女に化け、殿様の奥方として屋敷に入り込み、人間に正体がばれて追われる。ここがケレン味たっぷりで見ごたえあり。
数々あるケレンが素晴らしい。三吉にこれだけの道具を仕込んだのもすごいけれど、化け猫を務めた沢田ひろしさんの身体能力も相当なものだと思う。猫の本性を表した動きの数々、女形の重い衣装で舞台の端から端へ疾走。マイケルジャクソンの「Beat it」か何か(あまり詳しくないので~)に合わせた化け猫ダンスはなかなか面白い!
舞台袖にある仕掛けに飛び込んで姿を消したのには、本当に度肝を抜かれた。まるで四の切のよう。
カラミが戸板を持って出ての立ち回りで、まさか…と思ったら、なんと戸板倒し!そんなことまでやるなんて!これまた本当にびっくりした。この間、義高最期で観たばっかりだ。
幕切れは、竹の棒によじ登って、上からぶら下げた縄に片足首をかけ、横向きに直立(表現しにくい…)まるで出初式のような。こんなアクロバティックなことまで!うわぁ。
これは、化け猫役の沢田ひろしさんがすごすぎるんではないかい?
最後のほうにはうっすら泣けてきてしまったよ。圧倒されて。
大歌舞伎でこういうことをやる場合は、もっと安全に配慮して慎重にやるから、テンポがゆっくりしているし、ここまでの緊迫感は味わえないと思う。その分、こういうケレンをやるハードルは、役者にとっては低くなるのかも…周りのサポートもしっかりしているし(誰でも簡単にできると言っているわけではないよw)
春陽座がやっているケレンは、もちろん安全に気を配っているけれど、それ以上にスピード感を大事にしているからエネルギーが削がれていない。荒っぽさみたいなものがそのまま伝わって、圧倒される。その分、これをできる役者は限られるだろうなぁとも思うけど。役者の身体能力に依存する部分は大きいなぁと思ったから。
うーむ、これは後半も気になるし、最近作ったという「岡崎の猫」も気になるぞ。
「岡崎の猫」は、11/26,27にやるらしい。観られなーい。
そうそう、下人の三平役をやった滝川まことくんが、とてもいいなと思った。まだ芝居が若いけれど誠実な雰囲気があって、熱さもあって、いい男。そう教わったんだろうけど芝居で「ねい、ねい」と言って控えたところも高ポイント。それにイケメンくんだったわぁ。どことなく愛之助さんの顔立ちに似ているような?
ラストショーは「花と竜」でした。
今度、木馬篠原に来た時にもっと観に行きたい。
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