――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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劇団荒城公演@篠原演芸場 9/12夜
2012年09月18日(火) 17:55:57
お芝居 「田原坂」
以前から荒城でやっているお芝居だそうだけど、今回初見。
いつもは長男次男と末妹の3兄弟が登場するらしい。
今回は、長男次男、3番目の長女に、新たに4番目の三男を加えた4兄弟。
その他、演出もいくつか変わっているらしい。
同じ芝居でも、毎回演出が違うのがすごい!との友人談。それは確かにすごい。
役の名前忘れちゃった。
長男:華月照師
次男:荒城勘太郎
長女:藤乃かな
三男:荒城月太郎
三男の大人時代:荒城真吾
真吾さんが、若い頃に経験した西南戦争の思い出を語る、という形式で芝居が展開。
こういう語り部役がいると、芝居上の出来事をある意味客観視できる面もあり、かつ役者と観客の橋渡しとして距離を縮めてくれる面もあるので、語り部役がいない場合と全然印象が変わると思う。全く新しい芝居のように、新鮮な気持ちで観ることが出来ると思う。
こういうことをさらっとやっちゃうのが、ホントすごいわ。
真吾さんが語ってくれたのだけど、西南戦争は、日本国内最後の内乱なんだそうな。そうなんだ、知らなかった。そう思いながら観るとまた重みが違う。でもねぇー戦争はいけない、って強く語られるのは、説教臭くて私は嫌い。それは口に出して言わなくていいの。悲惨さを印象付けるところまでで充分だから。
真吾さんの田原坂独唱+笛の生演奏が、すぅごく良かった。あの笛は篠笛?見た目は龍笛っぽかったんだけど、どうなんだろ。真吾さんの歌もうまいし、真吾さんの後ろで真吾さんの息遣いに合わせて吹く笛が上手すぎてもう。フレーズの真ん中のふくらみかたがたまらない。うへぇ。真吾さん、口上では僕今日歌わないですって言ってたのにね。たまたまだろうけど、それもまた憎い演出だ。
中間部の展開は、もう少しテンポ早めにして欲しいな…とも思った。感情の動きをそのままリアルに表現しているからなのかもしれないけど、たっぷり余韻を取るとちょっと待ちきれなくなるというか。今何している時間なのかが分からなくなることがある。んー個人的な感覚かなー。
最後、みんなでかなさんと末っ子三男を逃がす場面は泣けたなぁ。
カーテンコール。BGMは長渕剛の「桜島」これまたいい曲だ。
上下の空間の使い方がいい。そしてカーテンコールの短い時間の中にもちゃんとドラマを描いている。4兄弟たちと、母親と、その再婚相手と、成長した三男のその後が見える。
長男って辛いよなぁ。可哀そうだよなぁ。と思った。4兄弟を守るために、身体的にも精神的にも弟妹たちが傷付かないよう慎重にならなきゃいけないから、誰よりも臆病で怖がりなんだと思うんだよなぁ。母親に会いたい気持ちも人一倍強いだろうに、拒絶された場合のことを考えたら怖くて怖くて、反対せずにはいられない。悲しいなぁ長男。
途中から観た舞踊ショー。
月太郎くんの「昭和残照」杉良太郎
これまた渋い曲を選びなさる。そしてその雰囲気にハマりすぎ。
くわえ煙草に着物コート。渋い渋すぎる!似合ってる。かっこよすぎ。この若さで!なんなんだ!
舞踊が取り立てて上手いということでもないのだけど、雰囲気がとにかくいい。うはー。萌えた。
以前から荒城でやっているお芝居だそうだけど、今回初見。
いつもは長男次男と末妹の3兄弟が登場するらしい。
今回は、長男次男、3番目の長女に、新たに4番目の三男を加えた4兄弟。
その他、演出もいくつか変わっているらしい。
同じ芝居でも、毎回演出が違うのがすごい!との友人談。それは確かにすごい。
役の名前忘れちゃった。
長男:華月照師
次男:荒城勘太郎
長女:藤乃かな
三男:荒城月太郎
三男の大人時代:荒城真吾
真吾さんが、若い頃に経験した西南戦争の思い出を語る、という形式で芝居が展開。
こういう語り部役がいると、芝居上の出来事をある意味客観視できる面もあり、かつ役者と観客の橋渡しとして距離を縮めてくれる面もあるので、語り部役がいない場合と全然印象が変わると思う。全く新しい芝居のように、新鮮な気持ちで観ることが出来ると思う。
こういうことをさらっとやっちゃうのが、ホントすごいわ。
真吾さんが語ってくれたのだけど、西南戦争は、日本国内最後の内乱なんだそうな。そうなんだ、知らなかった。そう思いながら観るとまた重みが違う。でもねぇー戦争はいけない、って強く語られるのは、説教臭くて私は嫌い。それは口に出して言わなくていいの。悲惨さを印象付けるところまでで充分だから。
真吾さんの田原坂独唱+笛の生演奏が、すぅごく良かった。あの笛は篠笛?見た目は龍笛っぽかったんだけど、どうなんだろ。真吾さんの歌もうまいし、真吾さんの後ろで真吾さんの息遣いに合わせて吹く笛が上手すぎてもう。フレーズの真ん中のふくらみかたがたまらない。うへぇ。真吾さん、口上では僕今日歌わないですって言ってたのにね。たまたまだろうけど、それもまた憎い演出だ。
中間部の展開は、もう少しテンポ早めにして欲しいな…とも思った。感情の動きをそのままリアルに表現しているからなのかもしれないけど、たっぷり余韻を取るとちょっと待ちきれなくなるというか。今何している時間なのかが分からなくなることがある。んー個人的な感覚かなー。
最後、みんなでかなさんと末っ子三男を逃がす場面は泣けたなぁ。
カーテンコール。BGMは長渕剛の「桜島」これまたいい曲だ。
上下の空間の使い方がいい。そしてカーテンコールの短い時間の中にもちゃんとドラマを描いている。4兄弟たちと、母親と、その再婚相手と、成長した三男のその後が見える。
長男って辛いよなぁ。可哀そうだよなぁ。と思った。4兄弟を守るために、身体的にも精神的にも弟妹たちが傷付かないよう慎重にならなきゃいけないから、誰よりも臆病で怖がりなんだと思うんだよなぁ。母親に会いたい気持ちも人一倍強いだろうに、拒絶された場合のことを考えたら怖くて怖くて、反対せずにはいられない。悲しいなぁ長男。
途中から観た舞踊ショー。
月太郎くんの「昭和残照」杉良太郎
これまた渋い曲を選びなさる。そしてその雰囲気にハマりすぎ。
くわえ煙草に着物コート。渋い渋すぎる!似合ってる。かっこよすぎ。この若さで!なんなんだ!
舞踊が取り立てて上手いということでもないのだけど、雰囲気がとにかくいい。うはー。萌えた。
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