劇団花吹雪公演＠浅草木馬館 1/4昼夜

三番叟は3日で終了。
この日から通常のミニショーから開幕。

この日もダブルの大入りでましたー

追記あり

ミニショー

ラスト　「極楽ルンバ」



お芝居　「お祭り提灯」
昼夜配役同じ。
お金をめぐってみんな行ったり来たりのどたばた喜劇。
金貸し金兵衛が寿美さん。この役はまだまだ後進には譲れないねぇ。寿美さんが一番似合うもの。
春さまと京之介くんの夫婦役も楽しい。春さまが京之介くんの後ろから蹴りを入れたり～京之介くんが旦那の浮気を疑って男の地が出ちゃったり～テープを暴露されて本気で厭がってたり～笑える！
お金を探してあちこち走り廻って場面が切り替わっていくのだけど、登場のたびに春さまは破れた足袋に履きかえたり髪の乱れた鬘に変えたり、道具を駆使してるなぁ。
場面転換は、背景幕を引っ張って振り落としているのだけど、裏方さんが引っ張ってはいけない幕を間違って引っ張ってしまって、春さまが「長男次男は出来がいいのに三男のゆたかはぼんくらだからこんな失敗しやがって」とえらくツッこんでた。こんなハプニングも、また楽しい。



幕間の口上で京之介くんが教えてくれたのだけど、芝居で最後に柝を取った人が主役なんだそう。「お祭り提灯」は、京誉さんがやっていた丁稚が最後の柝を取るので、丁稚が主役。松竹新喜劇では藤山寛美さんが丁稚の役を務めていたのだとか。
へぇー知らなかったー勉強になったわー


舞踊ショー

京之介　「ピエロ」
衣装がカッコよかったーロゴにDIESELって書いてあった。



愛之介　「海雪」
夜の部は客席降り！



春之丞　「ひらり」
かーわいー。
この曲、歌詞もいいんだ。切なくなる。「頑張るからね」ってところで小さくガッツポーズをするのがかわいいのなんの。萌えぇ

昼の部、口上で「女形嫌いなんですけど、嫌々ながらも化粧して衣装鬘つけたら、まぁ美しく出来上がって」とのたもうてましたがな。なんかくやしー。


京之介　「かわせみ」




ラスト　二人花魁　「ひとひらの花」
初めて観たこのショー、構成が凝っててすごい！
二人花魁から、立ちに早変りして、春さまが「さくら」の曲でぶっかえり、続いて鬼の面で踊り、最後は両座長で「修羅の果てまでも」で相舞踊。
背景の幕の切り替えや、最後の赤い千筋の糸など、劇場でしかできない演出だよねー。








黒字に桜柄の袷小紋、ピンク地レース柄の名古屋帯。