伍代孝雄劇団公演＠浅草木馬館 花吹雪ゲスト出演 8/14

8月に入って、突然この日の公演が3部制になっていて、しかも「夏の演劇祭り」と銘打っていて、ビックリでした。
お客さんからの問い合わせが余りにも多いので、急遽3部制にしたんだそうです。
春之丞さんが来ないとどうなるんだろう？と思っていたら、変わらず大人気、むしろますます大人気！？すごいなぁ、花吹雪。

3部すべて観るのもなんだか…ということで、1部と3部だけ観ました。
お芝居はすべて同じ、舞踊はいくつか回替わりだったみたいです。

お芝居「駿河の男」
清水の次郎長：真之輔
お蝶：夢之介
お蝶の父：寿美英二
お蝶の兄：伍代孝雄
悪い親分：伍代一也
用心棒：愛之介
お竹：伍代信之

（役名わからないので適当…）

もともと花吹雪でやってるお芝居だそうです。普段は主役の次郎長を春さまがやってるんだろうなぁと思いますが、今日は真ちゃんが主役で頑張ってました。最初の登場で拍手もらったときに、お客さんに手を上げてアピールして、投げキッスまでしてた(笑)カワイイ～。周りのみんなは笑ってたけど。

んで、清水の次郎長の役と言っても、まだ親分になる前の若いときの話のようです。悪いヤクザにさらわれたお蝶のお嬢さんを助けて、所帯を持つことになったというところまでのお芝居。

夢ちゃんがお蝶でこれまたカワイイ！最高ｖ最初に登場したときに客席がものすごくざわついてたんだよねぇ。なんだか可笑しかった～。まぁあれだけ可愛かったらしょうがないよねー。
悪いヤクザにさらわれて、縄で縛られてる姿にモエモエ。えーえ。変態ですとも！ニヤついてましたよ！
一也さんが悪ふざけで、夢ちゃんにめっちゃ顔を近づけたり、足を絡めたり、首をなでたりしてて夢ちゃん笑いながら嫌がってたの～それがまた萌えでぇ～むふふ～ｖｖ一也さんに心の底から感謝したよ。ありがとう！グッジョブ！

寿美さんは、おじいちゃんメイクなヤクザの親分。息子役の伍代孝雄さんとのやり取りが楽しかったー。寿美さんのコミカルなお芝居は本当に楽しい。
それから、おブサな女中のお竹さんがいいキャラクターでとっても良かった。コミカルで楽しかったんだよ～。子分の梁さんに惚れていてしつこいくらい付きまとうんだけどそのやり取りも楽しかったし、寿美さんとのコントもいい勢いで、いい具合に自由が利くなぁと思いました。お竹さん、お気に入りになりました。

最後は無事、次郎長がお蝶を助けて、二人手を取り合って去っていって幕切れ。ホントに絵になる二人だー。幸せ♪


舞踊ショー

・トップ「人生劇場」
伍代孝雄さんメインの立ち回り。孝雄さんって体も大きいし、こういう男臭い役がすごく良く似合う。立ち回りも激しく迫力ありました。傘での立ち回りで、最後は刀で傘をズタズタに斬り刻んでしまう。インパクトある演出でした！

・松之介くん　「天城越え」（1部）
この曲で来るとは…ハードル高いぞ～。
着物がすごく豪華でした！柄がすべて絞りでとっても高そう。
（送り出して聞いたら、実際にかなり高いらしい…）



・恵ちゃん
　


・夢ちゃん　「酒供養」（1部）
ギャー！！酒供養～！！去年も踊ってくれたのに、今年も！？
思ったより大人っぽくて、あんまりキャピキャピしてなかったなーと思ったのだけど。
もぅすんごい可愛くてテンション上がったぁ。



・真ちゃん　「貝殻節」（1部3部）
勇ましくてさわやか青年～清々しくて素敵ですねぇ。



・伍代孝雄さん
人生劇場でゴツイ印象だったのに、女形は物腰が柔らかくて、すごく上品で本当に意外だった！
1部、3部と2回観たら、もう2回目のマジックで、この上なくいい女に見えました(笑)でも本当にとっても綺麗でした。



・夢ちゃん　「ゴーゴー浅草」（3部）
いや～んキャピキャピ夢ちゃん～可愛いなぁ。
久しぶりに、ネイルしているのを観ました。キラキラしてて綺麗だったなぁ。
髪にはお花がたくさん。鬘の左半分はすべてお花で覆われてたんじゃないかなぁ。
こんな髪型、誰が作るんだろ。床山さんがこんな髪形作れるのかなぁ？



・ラスト
紋付袴軍団、人数が揃うと迫力ありました～。



公演間の休憩が短かったので、1部2部終演後は送り出しなし。
3部終演後にはゆっくりと送り出しできました。
みなさんさすがにお疲れでしたけど、いろいろとお話できて楽しかったです。

来年の3月～7月関東公演の宣伝もしてくれました。
来年が決まっているからか、個人的には花吹雪に関してはかなり満足状態ですごく穏やかな気分。しばらく禁断症状も出なさそう。