WOWOW生放送「PARCO歌舞伎」

実家に録画を頼んだのを観ました。
偶然にも24日金曜日夜の部を生で鑑賞し、25日土曜日夜の部を映像で観て、2日連続観られてちょっと嬉しい。

たいした事ではありませんが、見比べて気づいた事などをメモメモ。

上演前に、三谷さんと小野寺右京の装束の亀次郎さんによる解説がありました。
歌舞伎の解説って滅多に無いですよね。こういう解説はどんどんして欲しいと思いますが、歌舞伎ってけっこう多岐に渡って複雑なんで、能狂言のように端的に解説できないのが難点かも。
長唄と義太夫の役割の違いを解説するのに、お手本として勘太郎くん登場。思いっきり私服だ～（笑）。ジーパンTシャツ帽子で携帯を題材にひと演技。
携帯を手にジーパンで見得を切ってもけっこうカッコイイもんなんだね～
いいお手本だったなぁ。さすが！

劇中で、これはもしやアドリブ？と思ったところはやっぱりアドリブでした。
堀部弥兵衛役の勘太郎くんは、染亀を如何に笑わそうかと日々工夫してアドリブをやり続けていたんだろうなぁ。
WOWOW放送ではロボットダンスだったけど私が観たときはやってなくて、ホリに叩かれて「いただきました、星三つ！」って言ってたもん。
あと、「あの親父ホントうぜーんだよな」って、私が観たときは「知り合いの野田って奴」がうぜーって言ってたよ。
結局どっちもうざいんだね(笑)
どうも、私が観に行った24日は堺正章さんと勘三郎さんと野田さんが観に来ていたらしいという未確認情報があるんですよね。だから星三つとか言ってたのかぁ！
でも、どっちかというとロボットダンスの方が弾けてて面白かったなぁ。亀染のあまりに耐え切れない様子が可笑しすぎて。
染五郎さんの「突っ込めなかったね」ってのも、思いっきり素な感じで面白かったです。
この場面の勘太郎は思いっきり楽しんでるんだろうなあ。


最後のスタッフロールでは、亀染勘と三谷さんの歌バージョンが流れました！
これはラッキー♪mp3に落としちゃおうっと。
ちなみにスタッフロールで見つけました。
作調は田中傳左衛門さん！でしたよ！
なんか嬉しいですね、こういうところで見つけると。
作調するの楽しかっただろうなぁ。どんな顔しながら作調してたのか、観てみたかった気分。