DVD：座頭市

まー。今更なんですが。
手元に置いておきたくて、中古を買いました。

座頭市 ＜北野武監督作品＞

このあいだテレ朝で放送されたときにカットされまくりで不満だったんで、DVDでノーカットで楽しめるのが嬉しい。

一番好きなシーンは、新吉のおばさんの家で、おせいと姉が稽古をするところ。
大ちゃんの舞踊シーンと、幼少期のおせいを演じた太一くんの舞踊シーンが交互に映るところ。
2人の舞踊をたーっぷり味わえるのが嬉しいの～♪むはは。
この映画の頃って、大ちゃんと太一くんってまだ仲良くはなかったはず。この映画での2人の出会いに強烈な運命を感じるよ。優れた大衆演劇の役者が、斉藤千恵子さんと北野監督によって引き合わされて、その後お互いを支え刺激しあう親友になれたわけで。この映画の頃には、今こんなふうになるとは誰も思ってなかったもんね。
2人をこの映画に起用して出会わせてくれたこと、感謝したい気分ですわ。

にしても、この映画、太一くんがまだホンの子供だったこともさることながら、大ちゃんも若いなぁ。16歳くらいだよね。お姉さんが良く喋るんであんまり台詞がないけれど、まだ芝居が上手くなさそうな台詞回しなの（＾＾；大ちゃんもこんな頃があったのねぇ。

で、この映画を見て以来、タップダンスを習いたくて仕方なくなってるんだけど、この映画の影響なのか、STRiPESのタップダンスに常に「和」を感じるんだよね。
誰ピカで観たときとか、映画「TAKESHIS'」の中とか、洋服でタップをやっていてもどことなく日本的なものを感じる。なんでだろう？普通のタップはイギリスっぽい感じなのにね。腰の落とし方が日本的なのかなぁ。