――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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映画「キサラギ」
2007年04月30日(月) 03:55:24
「キサラギ」
監督 佐藤祐市
原作 古沢良太
配役
家元:小栗旬
オダ・ユージ:ユースケ・サンタマリア
スネーク:小出恵介
やすし:塚地武雅
いちご娘:香川照之
Yahoo!映画でオンライン試写会の募集をしてたんで、気まぐれに申し込んだら当選。
あんまり期待せずに見たらこれが面白かった!
この先ネタばれ。
監督 佐藤祐市
原作 古沢良太
配役
家元:小栗旬
オダ・ユージ:ユースケ・サンタマリア
スネーク:小出恵介
やすし:塚地武雅
いちご娘:香川照之
Yahoo!映画でオンライン試写会の募集をしてたんで、気まぐれに申し込んだら当選。
あんまり期待せずに見たらこれが面白かった!
この先ネタばれ。
D級アイドルの一周忌に、ファンがあつまる話だっていうから、そのまんまオタク的トークが展開するマニアックな話なのかと思ったら、全然違ってました。
なぜそのアイドルが自殺したのか、謎解きが始まったので、推理サスペンスなんだと思ってハラハラドキドキしていたら、それもまた微妙に違ってて、結局コメディっぽかったですね。いやあ、スリルがあってテンポも良くてたくさん笑えて、期待以上に面白い映画でした。
本もいいし、何と言っても役者もいい。
小栗旬は、どうしてもごくせんのイメージが抜けないんだよね。だから花沢類とか今回の家元なんかを見てると、まだまだ大人しすぎる感じがしてしまいます。
家元は、しがない公務員といっておきながら警視庁の刑事だったり、自分以外の参加者が如月ミキとつながりが強かったことがわかって拗ねちゃったり、なんか可愛い印象でした。
小出恵介って、のだめカンタービレでますみちゃんをやってた人?へぇえーあんな役もやっちゃう人なのかぁ。なんかカルい性格のお調子者でした。
塚地武雅って、芸人だけど「間宮兄弟」でもいい演技してたし、なかなかいい役者だよね。自分が作ったアップルパイに当たってトイレに篭っちゃうような間抜けなところもあるのに、じつはみきっぺの幼馴染だったってところはオイシイよなぁ。なんか抜け目ないなと思いました。
ユースケ・サンタマリアは普段あまり見ないような、どちらかと言うと生真面目で内向的なキャラクターだったね。しかも実はマネージャーだし。デブッチャーだし(笑)HNがオダ・ユージってのも笑えます。誰でも思うでしょう、某ドラマのことを。「事件は現場で起きてるんだー」とか言ってたよ!笑えた~
香川照之は、何といっても最高。独特の妖しい存在感がピカイチ。HNがいちご娘だし(笑)よくありがちな、自覚の無いストーカーかと思ったら父親だったのかよ!って。
そういえば以前聞いたけど、香川照之って、三代目市川猿之助の息子だったの!?えーっマジで!?そりゃビックリだよ!でも、小さい頃に両親が離婚して母親に育てられたらしいので、歌舞伎はやったことないみたいですね。あー驚いた。
推理が進んでいく中で、意外な事実がたくさん出てくるんですが、大部分が予測できる展開でした…
でもこれは、展開が読めてしまう、ということではないと思う。敢えて先を読ませてくれてその期待を裏切らない展開、なんだと思う。まさか、もしや?と思わせるだけの充分なヒントと間を与えてくれるから、もしや?が当たったときの喜びがたまらなくって、それが笑いに繋がるんですよね。あー気持ちいい。
その辺は脚本または原作がいいんだろうなぁと思います。
一箇所、読みを誤ったところは、写真集のタイトル。てっきり「いちご娘」なんじゃないかと思ってしまいました。深読みしすぎた。
最後の全員ダンスも面白かったなぁ~。めっちゃテンション高そう!
何事も、コアファンの熱さってのは傍から見てると面白いもんです。
残念だったのは、解像度が小さかったせいか、せっかくの喪服が普通のサラリーマンスーツと同じように見えたこと。喪服という特異性が分からないと効果が薄れちゃうよね。もともと喪服とスーツって殆ど変わらないもんね。
お勧めです。興味あったら観てみてね。
なぜそのアイドルが自殺したのか、謎解きが始まったので、推理サスペンスなんだと思ってハラハラドキドキしていたら、それもまた微妙に違ってて、結局コメディっぽかったですね。いやあ、スリルがあってテンポも良くてたくさん笑えて、期待以上に面白い映画でした。
本もいいし、何と言っても役者もいい。
小栗旬は、どうしてもごくせんのイメージが抜けないんだよね。だから花沢類とか今回の家元なんかを見てると、まだまだ大人しすぎる感じがしてしまいます。
家元は、しがない公務員といっておきながら警視庁の刑事だったり、自分以外の参加者が如月ミキとつながりが強かったことがわかって拗ねちゃったり、なんか可愛い印象でした。
小出恵介って、のだめカンタービレでますみちゃんをやってた人?へぇえーあんな役もやっちゃう人なのかぁ。なんかカルい性格のお調子者でした。
塚地武雅って、芸人だけど「間宮兄弟」でもいい演技してたし、なかなかいい役者だよね。自分が作ったアップルパイに当たってトイレに篭っちゃうような間抜けなところもあるのに、じつはみきっぺの幼馴染だったってところはオイシイよなぁ。なんか抜け目ないなと思いました。
ユースケ・サンタマリアは普段あまり見ないような、どちらかと言うと生真面目で内向的なキャラクターだったね。しかも実はマネージャーだし。デブッチャーだし(笑)HNがオダ・ユージってのも笑えます。誰でも思うでしょう、某ドラマのことを。「事件は現場で起きてるんだー」とか言ってたよ!笑えた~
香川照之は、何といっても最高。独特の妖しい存在感がピカイチ。HNがいちご娘だし(笑)よくありがちな、自覚の無いストーカーかと思ったら父親だったのかよ!って。
そういえば以前聞いたけど、香川照之って、三代目市川猿之助の息子だったの!?えーっマジで!?そりゃビックリだよ!でも、小さい頃に両親が離婚して母親に育てられたらしいので、歌舞伎はやったことないみたいですね。あー驚いた。
推理が進んでいく中で、意外な事実がたくさん出てくるんですが、大部分が予測できる展開でした…
でもこれは、展開が読めてしまう、ということではないと思う。敢えて先を読ませてくれてその期待を裏切らない展開、なんだと思う。まさか、もしや?と思わせるだけの充分なヒントと間を与えてくれるから、もしや?が当たったときの喜びがたまらなくって、それが笑いに繋がるんですよね。あー気持ちいい。
その辺は脚本または原作がいいんだろうなぁと思います。
一箇所、読みを誤ったところは、写真集のタイトル。てっきり「いちご娘」なんじゃないかと思ってしまいました。深読みしすぎた。
最後の全員ダンスも面白かったなぁ~。めっちゃテンション高そう!
何事も、コアファンの熱さってのは傍から見てると面白いもんです。
残念だったのは、解像度が小さかったせいか、せっかくの喪服が普通のサラリーマンスーツと同じように見えたこと。喪服という特異性が分からないと効果が薄れちゃうよね。もともと喪服とスーツって殆ど変わらないもんね。
お勧めです。興味あったら観てみてね。
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初めましての方はぜひ自己紹介を。
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