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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
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しゃばけシリーズ第一弾「しゃばけ」
2007年11月26日(月) 20:12:42
「あたしより、いい女?」
だって~!きゃー!
何なのこの妖艶っぷり。まさか仁吉をあんなふうに口説いちゃうとは。
原作と全然違うじゃないか~嬉しい誤算!

ものすごーく偏った見方をしました。
ご了承を。

拍手[0回]



終始、鈴彦姫ばっかり見ちゃったよ。
原作は、もっと可憐であどけなくて楚々とした印象だったけれど、太一くんが演じるということで性格をだいぶ変えたようですね。出番も多くなったし。
まさかね~仁吉に気があるという設定になっているとは。
「言ったら今度、二人っきりで会ってもらえます?」
だってさ~!
声もすごく色っぽい。頑張って高く出してるから余計に大人っぽい姐さんな感じ。イイね!
その前に、佐助に対して「そっちこそ、少しは頭をお使い。」とぴしゃりと言いつける口調にもびっくりドキドキ。鈴彦姫、まさか佐助に意見するほどとはね!強いな。
仁吉に近づく前にふっと浮かべた笑みも良かったなぁ~。鬼神をも魅入らせそうな麗しい微笑み。あれで落ちないのはよっぽどで。
仁吉は仁吉で、口説かれても余裕の笑みで一瞬かわす仕草が憎いね~モテる男はつらいなぁ~みたいな。このこの!
だけどこのシーン、実は、合成だよね?鈴彦姫はクレーンで吊られて別撮りしてるはずだし、仁吉との距離感が変だったから。
あのヨダレもんの台詞のやり取りを、顔を合わせてやっていないって、勿体無くないか?
テレビで観ていたら分からないけれど、やっぱりリアルに顔を合わせてあの台詞をやり取りしていて欲しかったよ…。美男美女の取り合わせなんだからさ~。
視聴者のささやかな夢なりよ。

他に気に入ったシーンは、最初に一太郎のお供をしようと出てきたところ。
一太郎が「大丈夫だよ」と虚勢を張ったのを見て、含み笑いをしたところよ~!強がっちゃって、可愛いわね、ってね。お鈴おねえさまには全てお見通しですから。むちゃくちゃ余裕のある大人の女って感じね。ここの笑みと手の仕草が好き!

それからもうひとつ。
一太郎を迎えに来た仁吉にお供を申し出たのに「結構。」と断られ、不満そうな視線を向けて、ついっと飛んでいくところ。あの視線もすごい。気が強いわぁ。いちおう、仁吉に気があるんだよね?それなのにあの一瞥をくれるとは。手練手管を知り尽くした女のやりそうなことに思うんですが。

放送日の夕方にやっていた特番も観たのですが、太一くんは鈴彦姫の性格を「ストレートでキツイ性格の人なんじゃないかと思う」と言っていましたね。
…それって、太一くんの好みのタイプの女性を指してる?太一くんの好むキツイ性格の女性って、ああいう感じってことなのか?そーかそーか。私が想像していたのとちょっとズレがあった。素っ気無い感じじゃなくて、キョーレツに迫ってくる感じがいいのね?あれ、違うか?
ホントのところは分かりませんが、もしかしたらそうかもしれないですね。

直前特番では、谷原章介さんや、特撮監督の尾上克郎さんが太一くんをベタ褒めしていて嬉しかったですね。谷原さんが、やけにしみじみと実感を込めて「太一くん上手かったですね」と言っていたのが嬉しいやら可笑しいやら。このときの共演が、王様のブランチのコメントに繋がってるのかな?
尾上さんのコメントも、お世辞ではない、本心からの感嘆の気持ちがでていたんでしょうね。

あ、あと、鈴彦姫の化粧は普段とあまり変わらないなーと思っていたら、やっぱり自分でいつもと同じように化粧したみたい。どうしても、私らは普段の太一くんの化粧に慣れているからね、変に他のメイクさんに化粧されたのを見せられるより良かったかもね。


全体的な感想。

手越くんの一太郎役、体が弱いけれど芯の気持ちがしっかりしてるところや、気持ちの優しさがよく出ていたんじゃないでしょうか。私の中の手越くんの印象は「マイボス・マイヒーロー」の生徒役しかないので、もともと違和感は無かったんですけどね。親友の栄吉を演じたドラマ初挑戦の高木雄也くん、原作のイメージだともっと体が大きくて強くてガキ大将っぽい感じだったんだけどな。ドラマ初挑戦って、また無謀だな~と。

仁吉と佐助の性格の違いって、原作だとあんまり分からなかったんですけど、佐助役の高杉亘さんはけっこう熱血で情にもろくてちょっと不器用な感じで可愛い印象でしたねぇ。頭で梁の板をぶち抜く場面が面白かったな。
それに比べて仁吉の落ち着いてクールなこと。頭が切れるという感じですね。

志垣太郎の親分さん、面白かった!志垣さんって久しぶりに見たけど、キャスティングぴったりだね。そっかー日限の親分はこんな感じなのかぁ~。かなり楽しい親分さんでした。

屏風覗きは、キャスティングどうかな~と心配だったんですけど。リアクションがいちいち芸人っぽくて可笑しかったなぁ。あなたは芸人じゃなくて歌舞伎役者でしょ!ってツッコミたかった。やっぱりもっと江戸っ子の粋な人でも良かったかも~。それにしても、屏風覗きは一太郎の部屋から出られないっていう設定でいいんですか?原作と違いますけど…。

一太郎の祖母のぎんは、ちょっとおばあちゃん過ぎやしませんかね。人間の年齢に合わせてるのかもしれないけれど、仁吉の想い人でしょ?しかも鈴彦姫のライバルなんですけど…。あまりに釣り合わないなぁ。もちょっと若くして欲しかったな。このままじゃあ、確実に鈴彦姫に「あたしのほうが断然いい女だわ」と思われますよ?

脚本は原作とちょこちょこ変わっていましたけど、2時間に収めるためのやむをえないカットばっかりではなかったのでよかったです。
最後も、墨壷の暴走を力でねじ伏せるんじゃなくて、心を込めて言葉を尽くして説得して昇天させるというやり方は、良かったですねぇ。特別な力を持っているわけでもない、体の弱い一太郎の心ひとつで妖かしの気持ちを動かすことができるっていうのはいい話です。
栄吉が切られたとき、菓子作りが下手な自分でも家族にちゃんと必要とされているということを栄吉が実感できたというのもいいエピソードでした。人どうしの気持ちの繋がり、親子の絆、そんなものが描かれていた脚本だったなと思います。

まあ、何より鈴彦姫に大満足でしたので。
あの圧倒的な存在感、身のこなし、目力、これはもう文句なし。こんな演技、他に誰が出来るよ?台詞も概ね良かったんじゃないでしょうか。キツイ感じがよく出ていて。声も、本人は苦労しただろうけれど、中性的な雰囲気が出て、逆に妖しく色っぽくなったのでかえっていい効果だったでしょうね。ドキドキしっぱなしです。鈴彦姫の出る場面ばっかり繰り返し観ちゃったし。台詞ほぼ覚えるくらい。
このドラマで、太一くんの新たな可能性を見出せた気がします。女形での芝居、です。今までの大衆演劇のお芝居でも女役で演じたことはありますけど、ここまで気合い入れてなかったもの(笑)声も気をつけてなかったし、舞踊ほど身のこなしが丁寧じゃなかったし(笑)せっかくだからさ~そんなに嫌がらずに、女形の芝居も研究して、今後生かして欲しいなぁ。

さーて。第2弾待ってま~す!
続編と言っても、単発ドラマとは限らないよね?連ドラとか、映画化とか、十分に考えられるでしょうね。
映画化…いいなぁvvv
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コメント
「しゃばけ」良かったですねぇ♪
太一君奇麗すぎて眩しいくらい。最初の5分で出番なしか?とあせりましたが、その後もちょこちょこ出番があって予想外。

はっきり言ってジャニーズコンビは、カツラや着物が合ってなくて違和感ありありでしたが、仁吉役の谷原さんはさすがに似合ってて格好良かった!
鈴彦姫惚れるのわかる!

こちらでは前日、当日の特番放送なしでした…。

でも「千年の祈り」の宣伝で「ミヤネ屋」出演は福岡でも見る事ができました。
そこで気になった事ですが、
以前は「自分は女の恰好はしていますが、女の人ではない別物を演じています。」と言ってたのが
「自分の女形の顔は嫌いです。女の人の顔じゃない。」
「化粧をしたらもっと女の人にみえるようになりたい。」
太一君美の追求に貪欲なんですねぇ。
  
ひかる 2007年11月27日(火)20:00:09 編集
鈴彦姫、最高でしたね。
私は録画予約をし忘れて(アホ!)昨日ビデオを借りてようやく見られたんです。みなさんあちこちでよかった、よかったと書いてあるのを読んで、いじけてました。

原作を読んで一番心配してたのが”声”だったんですが、最初のセリフを聞いてもう、いきなり嬉しくなっちゃいました。原作どおりの「艶のある話し声」、太一くんやるじゃない!

私も最初のシーンの、一太郎に対するお姉さまの余裕の笑みがすっかり気に入りました。袖を口元にもっていく仕草が舞いのようでしたしね。

舞台での女形の芝居見たいですねえ。きちっと女になった女形の芝居。この声ならできますよね。大衆演劇では女主人公の芝居って少なそうですけど、どんなのがあるんでしょうか。
bejineko URL 2007年11月27日(火)21:58:55 編集
>ひかるさま
はじめまして!書き込みありがとうございます~
鈴彦姫、綺麗でしたよねぇ~出番が多くて本当にうれしかったです♪
仁吉役の谷原さんも男前でとても似合っていましたね。
放送直前の特番は、関東でしかやられなかったのでしょうか…残念、申し訳ないです。
ミヤネ屋、なるともはこちらでは見られないので、観られた方がうらやましい!

太一くん、「自分の女形の顔は嫌い」って言ってたんですかぁ…。
でもまあ、異性に対する興味や憧れがあっても、自分と同じ顔の女性は好きにならないでしょうね…。
女でない別物を演じているっていうのは、なんとなく分かりますね~。人間でもない感じでしょうか。

またぜひ遊びに来てください。どうぞよろしくお願いします!

>bejinekoさま
しゃばけ、遅れながらもご覧になることができてよかったですね!本当に最高でした!
私も、声が相当心配だったんですが(笑)、期待をぶっちぎりに裏切る素晴らしい出来で、本当に艶っぽくて色っぽい!
これを、普段の大衆演劇の芝居でもぜひ生かしてほしいんですよねぇ…。女役が主人公の芝居は、確かにあまりなさそうですね。でも、弁天小僧みたいに女装して美人局するみたいな役ならいいかもしれない♪あー太一くんの弁天小僧が観てみたい!
主旨が変わっちゃいました(^^;
波華@管理人 2007年11月29日(木)11:24:48 編集

初めましての方はぜひ自己紹介を。
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