――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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「新選組!」第34回 「ある隊士の切腹」
2004年09月27日(月) 18:18:42
山本耕史さんが言っていた、「土方がどんどん嫌な奴になる」というのはこのことでしょうか。
でもそれは何だか違うと思った。
別に嫌な奴になってない、馬鹿なだけだ。
こいつらみんな馬鹿だ、と私は思いました。
斉藤に「だったら救ってやればいい」と言われて「それは俺の役目じゃない」と逃げる土方もずるい。
自分のプライドのために人一人の命を見捨てる武田も非道い。よく切腹の場に同席できたもんだな!
介錯を外した谷もひどすぎる。アンタ武士じゃなかったのか!
平助が50両持って駆けつけてきて、2人して抱き合って喜んだのに、実は夢オチだったというのが、一番非道いと思った。
非道いよ、あんまりだよ三谷さん。
私、本当に喜んだんだもの。最終的に切腹してしまうことに変わりはないんだから、他の理由で切腹せざるを得なくなるんだろうと思ったんだけど、とにかく一度は助かったと思えたんだから。親に見捨てられてなかったんだ、と分かったんだから。
それがぬか喜びだったなんて。愕然。
切腹の後片付けが終わらぬ矢先に飛脚がやってきて、しかも飛脚が土方たちに向かって走っている後姿で終わるという演出が、河合の運の悪さ、タイミングの悪さを強調していて、ますます非道いと思わせられたという感じ。
これはドラマなのだから、この話を作った三谷さんという人間がいるわけなのだけど、ここまで河合に運の悪さが重なると、かえって脚本家の意図まで想いが至るようになるものですね。
冷静に振り返ると、ここまで「非道すぎる!」と思わせた演出の見事さに脱帽。
ところで、斉藤が今まで介錯してきた隊士の死に様を思い出してうなされている様子は、かなり意外な感じがしました。
飯を食うときと同じようにいちいち何か考えたりせずに斬ってきたわけじゃないんだ、斉藤も。
おそらく、斉藤は敵を斬ったことにうなされたりはしないだろうと思う。自分の手で仲間である隊士の命を奪った言に対して、潜在的に嫌悪感を抱えてしまっていたんだろうな。隊内粛清に違和感を感じていることの表れなんでしょうか。
左之助が借りた50両と、武田が借りた(返す気ない?)50両が同じ額なのは、河合の切腹理由がもしや左之助?と視聴者に思わせるためだろうか?
というか、それ以前になぜ武田に50両渡すときに給料前借ということにしなかったの?河合さんは。
左之助が50両借りた件は一切言及されずに丸く収まってるのに、なんで武田の場合はこんなに落ち度が多いのだろうね。
そう、「あのときああしていたら」と悔やまれる出来事が多すぎる。
土方さんが山南さんの名前を出したことに、少し違和感を感じました。
なんでここで山南さんのことを持ち出すの?
山南さんの切腹が「例外を許さない」ことの理由だとしたら、山南さんは悪い意味で土方の気持ちをがんじがらめにしてしまったような気がする。あるいは、土方が悪い捉え方をして自らをがんじがらめにしてしまったと言うべきか。
山南さんが切腹前に土方に言った「悔やむことはない、君は正しかった」という台詞に、私は未だ納得していません。
新選組が烏合の衆で厳しい掟が必要だろうが、切腹が武士道における正しいけじめのつけ方だろうが、人が死んで本当にいいことなんて何もないぞ!
死んだ人間の遺志が100%正しく受け継がれるとは到底思えないもの。
龍馬に遺した「託す」の言葉は、単にきっかけを与えたに過ぎず、その後龍馬は自分の考えで働きかけて活躍したんだもんね。
私は伊東先生の「厳しさだけが、人の心を繋ぎとめておく手段だろうか(台詞うろ覚え)」に激しく同意したので。
来週は、可愛かった沖田が怖い沖田になってしまうんでしょうか。
生き急いでいる人間には恐ろしいものがありますね。
でもそれは何だか違うと思った。
別に嫌な奴になってない、馬鹿なだけだ。
こいつらみんな馬鹿だ、と私は思いました。
斉藤に「だったら救ってやればいい」と言われて「それは俺の役目じゃない」と逃げる土方もずるい。
自分のプライドのために人一人の命を見捨てる武田も非道い。よく切腹の場に同席できたもんだな!
介錯を外した谷もひどすぎる。アンタ武士じゃなかったのか!
平助が50両持って駆けつけてきて、2人して抱き合って喜んだのに、実は夢オチだったというのが、一番非道いと思った。
非道いよ、あんまりだよ三谷さん。
私、本当に喜んだんだもの。最終的に切腹してしまうことに変わりはないんだから、他の理由で切腹せざるを得なくなるんだろうと思ったんだけど、とにかく一度は助かったと思えたんだから。親に見捨てられてなかったんだ、と分かったんだから。
それがぬか喜びだったなんて。愕然。
切腹の後片付けが終わらぬ矢先に飛脚がやってきて、しかも飛脚が土方たちに向かって走っている後姿で終わるという演出が、河合の運の悪さ、タイミングの悪さを強調していて、ますます非道いと思わせられたという感じ。
これはドラマなのだから、この話を作った三谷さんという人間がいるわけなのだけど、ここまで河合に運の悪さが重なると、かえって脚本家の意図まで想いが至るようになるものですね。
冷静に振り返ると、ここまで「非道すぎる!」と思わせた演出の見事さに脱帽。
ところで、斉藤が今まで介錯してきた隊士の死に様を思い出してうなされている様子は、かなり意外な感じがしました。
飯を食うときと同じようにいちいち何か考えたりせずに斬ってきたわけじゃないんだ、斉藤も。
おそらく、斉藤は敵を斬ったことにうなされたりはしないだろうと思う。自分の手で仲間である隊士の命を奪った言に対して、潜在的に嫌悪感を抱えてしまっていたんだろうな。隊内粛清に違和感を感じていることの表れなんでしょうか。
左之助が借りた50両と、武田が借りた(返す気ない?)50両が同じ額なのは、河合の切腹理由がもしや左之助?と視聴者に思わせるためだろうか?
というか、それ以前になぜ武田に50両渡すときに給料前借ということにしなかったの?河合さんは。
左之助が50両借りた件は一切言及されずに丸く収まってるのに、なんで武田の場合はこんなに落ち度が多いのだろうね。
そう、「あのときああしていたら」と悔やまれる出来事が多すぎる。
土方さんが山南さんの名前を出したことに、少し違和感を感じました。
なんでここで山南さんのことを持ち出すの?
山南さんの切腹が「例外を許さない」ことの理由だとしたら、山南さんは悪い意味で土方の気持ちをがんじがらめにしてしまったような気がする。あるいは、土方が悪い捉え方をして自らをがんじがらめにしてしまったと言うべきか。
山南さんが切腹前に土方に言った「悔やむことはない、君は正しかった」という台詞に、私は未だ納得していません。
新選組が烏合の衆で厳しい掟が必要だろうが、切腹が武士道における正しいけじめのつけ方だろうが、人が死んで本当にいいことなんて何もないぞ!
死んだ人間の遺志が100%正しく受け継がれるとは到底思えないもの。
龍馬に遺した「託す」の言葉は、単にきっかけを与えたに過ぎず、その後龍馬は自分の考えで働きかけて活躍したんだもんね。
私は伊東先生の「厳しさだけが、人の心を繋ぎとめておく手段だろうか(台詞うろ覚え)」に激しく同意したので。
来週は、可愛かった沖田が怖い沖田になってしまうんでしょうか。
生き急いでいる人間には恐ろしいものがありますね。
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