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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
B002EBDN20


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「化粧師」DVDで観ました
2005年10月07日(金) 23:48:52
化粧師DVDをレンタルして観てみました。「化粧師(けわいし)」です。
公式サイト
かの問題作「千年の恋」と同時期に公開されていたような気がします。その頃から興味はあったのですが、機会が無く今日まで来てしまいました。
原作は石ノ森章太郎氏の漫画で時代設定は江戸時代なのですが、映画ではそれを大正時代初期に設定しています。
大正時代初期といえば、女性解放運動が盛んだった時代。
平塚雷鳥らが作った雑誌「青鞜(せいとう)」が発行されたのもこの頃。
女性を美しく飾る事で女性に自信を持たせ、精神を開放するのに役立った化粧について描くには丁度良い時代なんですね。
ちなみに、この時代の化粧とは、女性の髪形や服装など、身だしなみ全般を指したそうです。

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映画の内容は良かったです。とても楽しめました。
化粧師である小三馬を務めたのは椎名桔平さん。いろんな映画で観ているうちに素敵でカッコイイ役者さんだなぁと思うようになりました。どうも私の中ではドラマ「彼女たちの時代」の左遷されたエリートサラリーマンのイメージが強すぎるみたいで、何となく頼りない印象がありました。最近それが払拭されつつあります。よかった。
どうでもいいことですが、小三馬が小三山に聞こえて仕方ありませんでした…(^^;

助演の菅野美穂ちゃんは可愛く愛らしい少女を見事に演じていて好印象。この子の着ていた着物がとっても可愛かったんだよなぁ。

大正時代や昭和時代初期を描いた作品を見ていて嬉しいのは、女性の着物をたくさん見られる事。
この時代の着物は、今現在流行っているアンティーク着物やアンティーク柄そのものだし、帯の締め方もお太鼓や半幅の貝の口だから、今着ても全然可笑しくない。参考になるものばかり。だから、出てくる着物のどれをとっても「可愛い!これ欲しい!今すぐ着たい!」と思っちゃうんだよねぇ。
この映画で特に良かったのが、菅野美穂ちゃんが着ていたベージュ地に椿みたいな紅い花を大柄に描いたもの。ホントに可愛かったなぁ。欲しいー!と即思ったよ。
それから、岸本佳代子さんが着ていた黄色っぽい上品な着物に帯をお太鼓で。こういう大人っぽいけど落ち着きすぎない、ちょっと華やかな色合いの着物は私も欲しい。小三馬さんに帯を締めてもらうときの「しゅるっ」と言った衣擦れの音が心地よかったー!着物の衣擦れの音って大好き。

江戸時代を描いた作品でも女性の着物はたくさん目にするけど、別にここまで心動かされないんだよねぇ。
実際、帯の締め方が角出しだと「今の着物と違う」という印象を持つのは確か。それから、着物の襟がなぜか揃えたように黒いのも不思議。なぜ?
まぁ、それに柄が典型的な古典柄しかないのも仕方がないか。色もあまりバリエーションが無いし。

大正ロマンの着物によくある群青色が私は大好き。只の青色とは違う、深みのある冴え冴えとしたあの色!いいよねー!
群青色の着物、憧れるけど、ちょっとアダっぽいというか色気強く見えるかも。着こなすの難しそうだね。

うーん、もうすでに「化粧師」の話でなくなっている…

他に、今の参考になる着物を観られて嬉しかった作品は、「天切り松 闇語り」とか、「あぐり」の初期とか、「阿修羅のごとく」などなど…
なんて探していたら、きもの箪笥さんのところに着物を楽しめる映画・ドラマの紹介がありました。
よっしゃーもっと借りてみよう!

涼しくなってきて、徐々に着物熱が上がってきてるなぁ。
先日、風香で単の着物のお仕立てを注文しました。
今更単なんて頼んでも、もう着る機会は無いんだけど…だって、TLサイズの単ってホントに売ってないんだもの。まだ一枚しかもって無いから、期間限定商品を狙うしかないの。
TL袷ならもうちょっと手に入れやすいし、もう3枚くらい持ってる。今もネットで幾つか出品されてるし。どれか買おうっと。
あー和らいには何を着ていこう?一日外出になるから半幅帯で行こうかなー
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コメント
波華さんへ

こんにちは。『化粧師』は原作の漫画で知りました。映画だと大正初期なんですね。私も着物が大好きです。いつかはアンティークのものを大胆に着こなせるようになりたいと思います。原作では、江戸の風俗と化粧について、錦絵を見るかのように楽しめます。ただ、漫画なので色彩は白黒ですが・・。その分、映像はいいですよね。時間のある時に借りてみようと思います。
追伸:事後報告になってしまい申し訳ありませんがBlogPeopleに登録させていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
若菜 URL 2005年10月08日(土)13:22:41 編集
>若菜さん
若菜さんもお着物好きなのですね!嬉しいです!
アンティーク着物は柄が大胆で可愛いものも多いですよね。可愛く着こなすのが難しそうですが、私もチャレンジしたいところです。
江戸時代の風俗、化粧についても知りたいですね~。興味あります!

BlogPeopleへの登録ありがとうございます!こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします!
波華@管理人 2005年10月11日(火)20:51:56 編集

初めましての方はぜひ自己紹介を。
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