舞台に乗ることになったようです

実は先日、師匠から「浴衣浚いの会で『京の四季』を踊りませんか」というお話をいただきました。
お浚い会というのは、発表会のことです。
つまり、舞台で、人前で、踊らないかということです。

このお話を頂いたとき、正直すごく嬉しかったですよ！
舞台に乗ることが出来る、ということよりも、1つの踊りを人に見せられるくらいのレベルまでじっくり見てもらえる、ということにとてつもなく魅力を感じました。
実際、そういう風にじっくりみっちり教えてもらいたいと思っていたんですよ。

こういうのって、どうしても歌を歌うことと比較してしまうんですけど、私。

いろんな種類の踊りを踊ること、いろんな種類の歌を歌う事は、自分のレパートリーを広げる上では大事なことだと思います。
また一方で、1つの踊りを細かいところまで注意して踊ること、一曲の歌をじっくり吟味して歌う事は、自分のレベルを上げるためには必要なことだと思います。

って、こんなえらそうなことわざわざ言うまでも無いですね（－－；

今回やるのは「浴衣浚い」で、普通の「お浚い会」とは少し違います。
「お浚い会」は通常、衣装を着けてお化粧もして、大道具小道具そろえ、伴奏は生演奏、プロの後見も付くという、本当に本格的な舞台です。
当然、お金もかかります。びっくりするくらい。
でも、今回の「浴衣浚い」は、衣装は揃いの浴衣、化粧はなし、大道具小道具は最低限。
あまりお金がかかりません。揃いの浴衣を準備するにはお金がかかりますが。
ですが、今回の浴衣浚いのスゴイところは、伴奏を生演奏でやってもらえるということ！
お金をかけないために、テープ演奏で踊ることもあるそうですが、今回は三味線をやっている師匠の弟さんが、若手の舞台経験の場として仲間と共に演奏してくれるんだそうです。
素晴らしいですね！やっぱり、生の息遣いを感じながら踊るのは楽しいでしょうなぁ。
って、まだ経験した事は無いですけど。

というわけで。
習い始めて半年ほどで舞台に乗るという、貴重な経験をすることになりました。
是非観に来てくださいね～。日にちは8月28日（土）です。もちろん無料です！