御礼

先日、無事「達喜会」を終えました。
観に来てくださったみなさま、応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
おかげさまで、大きな失敗もなく、舞台を務めることができました。

次の発表の機会は2年後くらいになるかもしれませんが、その時はまた足をお運びください。
写真はまだ手元にないので、後日で（むしろ募集中！）

しばらくお稽古日記もなーんにも書いてなかったのですが、忘れないように書き留めておきます。
今回の舞台、今までで一番、緊張して怖いと思った舞台でした。
本番1週間前の下浚い（リハーサル）を終えてから、毎日ふと思い出してはどきどきと不安になる日々。
2年前の発表会のほうが、初めての1人の舞踊で振付がぎりぎりまで怪しくて危険度が高かったはずなのに。
たぶん、以前に比べて欲が出てきたからだろうなぁと自分で感じていました。ただ失敗せずにそつなく踊るだけじゃなくて、上手く見せたい、という欲が。欲が出ると普通以上に緊張して硬くなってしまうものだと思います。
でもまぁ、欲を出さないと上手くもならないと思うし、加減が大事でしょうね。本番だけ張り切ってもたいてい失敗すると先生も仰っていました。いつものお稽古のとおりにやって、そこに本番のテンションが加わることで、いいものが生まれると。

連獅子のお稽古は、1年以上前からやっていました。去年の3月くらいでしょうか。
最初のきっかけは、そのちょっと前に観に行った日本舞踊協会公演の「連獅子」尾上菊之丞さんと尾上青楓さんの舞台だったんですよねぇ。
先生は、私が青楓さんの舞踊を好きなのを知っているので、お話の中で「じゃあ連獅子やってみる？」と言われたのが最初。そのときは、連獅子なんて稽古でできるの！？っていうほうが驚きでしたね～。
その時は発表会のことはまだ先だったので全く意識していませんでした（先生はどうかわかりません）が、数ヵ月後に、別にもう一人が連獅子のお稽古を始めたと噂に聞き、おや？と思いました。
（今回、子獅子をやってくださった喜也さんです）
そして、そろそろみんなが発表会の演目を決めるころになって、予想通り、喜也さんと2人で連獅子をやりましょうか、となったのでした。
いつ決まったんだっけ…日記書いてないからわからないな～。おそらく去年の冬くらいか。

で、舞台を終えた感想ですが、楽しかった！充実感たっぷり。
失敗はいろいろありました。タイミングを間違えたり、子獅子と振りがずれたり、それはもういろいろと。
でも気持ち良かったなー。もう一回舞台で踊ってもいいなと思うくらい。
曲が終わって緞帳が下りた後、先生が「良く頑張りました」と笑顔で言ってくださったのが、本当に本当に嬉しくてじーんとしたなぁ。あ、今も泣きそう。
ホントに私、頑張れたのかな。まだ出来ていないことがたくさんあるのはわかっているけれど、今できることは一生懸命できたかなぁ。
先生に舞台の感想をお話したいな。
でも次のお稽古は来週。あー待ち遠しい！今、めっちゃ踊りたくて仕方がないのに～。
そして次のお稽古の曲は何にしよう？とりあえず女がいいなぁ。