お稽古日記 3月22日

所化の踊りは一旦お休みして、新しい踊りを始めました。

次は何かな～。
そろそろ、可愛い娘の踊りをやってみたいなぁと思っていたところです。
娘の踊りは、今までお稽古したこと無いんですよね。

実は一年ほど前から、鏡獅子の小姓弥生をやってみたいなぁという野望を持っていたんです。
どれくらいの難易度のものなのかを全く知らないので、今の私にできるとも思えなかったのですが、お稽古で出来るものなのでしょうか？と、おそるおそる師匠に聞いてみました。
そしたら、出来るらしいですよ！おけいこ。
出来るけど、あれはちょっと長いからね。とのこと。
確かに、あれは長い。
やっぱり今の私にはまだ早いんだろうな。
なので、いつかやってみたいと思ってるんです、よろしくお願いしま～す、とアピールしておきました（笑）

そして、師匠に選んでいただき、「藤娘」をやることになりました。
藤娘って、お稽古用の舞踊としてはそんなに難易度が高いものではないのかなぁ。割とお稽古場で出てくる頻度が高い。
いや、もちろんキチンとしっかり踊るのは大変なことだと思うんだけど。
過去に歌舞伎座で玉三郎さんの藤娘を観たので、とてつもなく難しいもんだという印象があるみたいです。

というわけでお稽古開始。
藤の枝代わりに、何も付いていない只の棒を持ってのお稽古です。
一回目のお稽古だけだと、まだ「娘らしさ」というのがよく分からないのですが、師匠のお手本では歩き方に何となく愛らしさがあるような気がします。
あまり落ち着きすぎず、ウキウキした気持ちが少し出るといいのかな。
「島の千歳」「鐘の岬」みたいにゆったりしすぎて間が持たない！とはならないので、それは嬉しいな（＾＾）

この先、手拭を使うクドキが出てくるのが恐ろしいような、楽しみなような。
藤娘の、あの手拭クルクルはめっちゃ可愛いですよ！あんな可愛い娘がいたら惚れちゃうよ、っていうくらい可愛い。それを、ちゃんと可愛く踊れるかしら、という不安。
ドキドキですね。