――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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Levis' CROSSOVER JAM 市川亀治郎×龍美麗 (後半)
2010年08月13日(金) 23:23:39
亀「今って、歌舞伎とか大衆演劇とか現代演劇ってジャンル分けがされて、例えばミュージカルが歌舞伎のかっこうしちゃだめ、みたいな何か垣根があるよね。で、観る側も、自分は歌舞伎を観てるんだっていうステータス持ちたいって気持ちがあるのかな。」
美「そうなんですかね、ぼくは何でも構わず見ますけどね。」
亀「それはすごいよね。」
美「映画とかドラマなんかを見てても、面白かったらこれやってみたいな、ってすぐ思います。」
美「大衆演劇の芝居はとくに、決まった台詞はあるけれど、アドリブが結構多いので、どれだけアドリブを出せるかが大事で、一通りの台詞を何通りにでも言える人が強い。」
亀「ということは、普段から勉強ってことだよね。」
美「そうですね、テレビドラマとかを見ていても、あ、こういう言い方があるんだ、って。」
亀「よく言われるんだけど、役者は普段が大事。例えば舞台で桜を指す振りがあるときに、ひいおじいさんがおじの猿之助に稽古をつけるときなんかは、それはどこの桜だ、って言われたって。」
美「ほーぉ。」
亀「そうすると、詰まるじゃない。そうしたら、あそこの桜を見たときにすごく感動したから、その桜を思い出すようにしてるんだ。だから、普段からいいものを観ておかなきゃいけない。お客様を感動させるには自分が感動しなきゃいけない。」
亀「伝統をなんでもかんでも受け継いでいくだけじゃだめだと思う。
それはね、変わるもの、変わらないもの、変えていかなきゃいけないもの、変わってはいけないもの、があると思う。
変わるものは例えば生活様式、時代を経ても絶対に変わらないものは子が親を思う気持ち、親が子を思う気持ち。変えていかなきゃいけないものは、昔あった士農工商の身分の違いが、今はそういうのは良くないということで変えていく。それから、どんなことがあっても変えちゃいけないものってあるじゃない。」
美「演劇にはそういうの多いですよね。」
亀「それらの区別を見極めていくのって大変だと思わない?。」
美「今聞いているだけでも、大変だと思います。」
亀「政治経済は人間が作るものだけれど、人間を作るのは文化。ぼくらはその文化を作る、というと不遜だけれど、人間形成する側の人間として責任は大きいよね。文化が人間に与える影響は大きくて、昔はよく本がすぐ発禁になっちゃって。」
美「過激な感じのやつはそうですね。」
亀「例えば。歌麿なんかはすぐ手鎖の刑になってたじゃない。」
美「どれだけひとに影響を与えていたかっていうことですよね。お芝居でも忠臣蔵はすぐ上演禁止になっちゃって。」
亀「つまり、僕らはっそれだけ重大な仕事を負っているってことだよね。でも、そんなこといちいち考えて芝居とか出来ないよね。」
舞台の企画・運営・演出を担っていることについて。
亀「危険だと分かってるのに、やってしまう気持ちって、何なんだろうね。」
美「そうですよね…(笑)この芝居はこけるか当たるかわかんねーぞ、っていうのでもやっちゃう。」
亀「道具も衣装も、自分の金を出して作って。自主公演の亀治郎の会だって、絶対赤字になるのにはやらずにはいられないのって、なんだかね。」
美「僕、亀治郎さんの言葉で印象に残っているのが、「なんで芝居をやるんだと思う?やらずにはいられないからだよ」っていう、あの一言が、役者の本質を突いてるなって。」
亀「そこにさ、確たる目的はないんだよね。赤ちゃんが無心におもちゃで遊んでるような感覚と同じだよね。そうやってぼくら死んでいくんだろうな。」
美「それをやったから歴史に残るとかではなく、とにかくやりたいからやるんですよね。」
以上です。
ここで終わり、っていう明確な区切りも無く終わっちゃってました。
この二人が出会ってからもう3ヶ月経つんですが、相変わらず密に交流しているようです。聞くところによると。
南條の舞台、いろいろパワーアップしてるんだろうなぁ。
9月の三吉が楽しみー!
美「そうなんですかね、ぼくは何でも構わず見ますけどね。」
亀「それはすごいよね。」
美「映画とかドラマなんかを見てても、面白かったらこれやってみたいな、ってすぐ思います。」
美「大衆演劇の芝居はとくに、決まった台詞はあるけれど、アドリブが結構多いので、どれだけアドリブを出せるかが大事で、一通りの台詞を何通りにでも言える人が強い。」
亀「ということは、普段から勉強ってことだよね。」
美「そうですね、テレビドラマとかを見ていても、あ、こういう言い方があるんだ、って。」
亀「よく言われるんだけど、役者は普段が大事。例えば舞台で桜を指す振りがあるときに、ひいおじいさんがおじの猿之助に稽古をつけるときなんかは、それはどこの桜だ、って言われたって。」
美「ほーぉ。」
亀「そうすると、詰まるじゃない。そうしたら、あそこの桜を見たときにすごく感動したから、その桜を思い出すようにしてるんだ。だから、普段からいいものを観ておかなきゃいけない。お客様を感動させるには自分が感動しなきゃいけない。」
亀「伝統をなんでもかんでも受け継いでいくだけじゃだめだと思う。
それはね、変わるもの、変わらないもの、変えていかなきゃいけないもの、変わってはいけないもの、があると思う。
変わるものは例えば生活様式、時代を経ても絶対に変わらないものは子が親を思う気持ち、親が子を思う気持ち。変えていかなきゃいけないものは、昔あった士農工商の身分の違いが、今はそういうのは良くないということで変えていく。それから、どんなことがあっても変えちゃいけないものってあるじゃない。」
美「演劇にはそういうの多いですよね。」
亀「それらの区別を見極めていくのって大変だと思わない?。」
美「今聞いているだけでも、大変だと思います。」
亀「政治経済は人間が作るものだけれど、人間を作るのは文化。ぼくらはその文化を作る、というと不遜だけれど、人間形成する側の人間として責任は大きいよね。文化が人間に与える影響は大きくて、昔はよく本がすぐ発禁になっちゃって。」
美「過激な感じのやつはそうですね。」
亀「例えば。歌麿なんかはすぐ手鎖の刑になってたじゃない。」
美「どれだけひとに影響を与えていたかっていうことですよね。お芝居でも忠臣蔵はすぐ上演禁止になっちゃって。」
亀「つまり、僕らはっそれだけ重大な仕事を負っているってことだよね。でも、そんなこといちいち考えて芝居とか出来ないよね。」
舞台の企画・運営・演出を担っていることについて。
亀「危険だと分かってるのに、やってしまう気持ちって、何なんだろうね。」
美「そうですよね…(笑)この芝居はこけるか当たるかわかんねーぞ、っていうのでもやっちゃう。」
亀「道具も衣装も、自分の金を出して作って。自主公演の亀治郎の会だって、絶対赤字になるのにはやらずにはいられないのって、なんだかね。」
美「僕、亀治郎さんの言葉で印象に残っているのが、「なんで芝居をやるんだと思う?やらずにはいられないからだよ」っていう、あの一言が、役者の本質を突いてるなって。」
亀「そこにさ、確たる目的はないんだよね。赤ちゃんが無心におもちゃで遊んでるような感覚と同じだよね。そうやってぼくら死んでいくんだろうな。」
美「それをやったから歴史に残るとかではなく、とにかくやりたいからやるんですよね。」
以上です。
ここで終わり、っていう明確な区切りも無く終わっちゃってました。
この二人が出会ってからもう3ヶ月経つんですが、相変わらず密に交流しているようです。聞くところによると。
南條の舞台、いろいろパワーアップしてるんだろうなぁ。
9月の三吉が楽しみー!
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コメント
こんにちは。
後半のアップ、ありがとうございました。
「普段からいいものを見ておかなきゃいけない」
「危険だと分かっているのに、やってしまう気持ち」
「やらずにはいられない」
う〜ん、心に響きます。
これって観る方にも言えるんじゃないかな?
特に「やってしまう」「やらずにはいられない」
ものすごく共感します(笑)
かぶくってことですよね!!(違う???)
とにかく、やっと8月後半!
豊富座で美麗さまたちにかぶきます!!
後半のアップ、ありがとうございました。
「普段からいいものを見ておかなきゃいけない」
「危険だと分かっているのに、やってしまう気持ち」
「やらずにはいられない」
う〜ん、心に響きます。
これって観る方にも言えるんじゃないかな?
特に「やってしまう」「やらずにはいられない」
ものすごく共感します(笑)
かぶくってことですよね!!(違う???)
とにかく、やっと8月後半!
豊富座で美麗さまたちにかぶきます!!
>motoさん
大変お待たせしました(汗)
「普段からいいものを観ておかなきゃいけない」ってのはすごくよく分かりますね。バックグラウンドをたくさん持っていることで、観たものをより深く理解できるように思います。
「やってしまう」「やらずにはいられない」が観る側にも言えるって、どんなところがですかー??motoさんのお考えを聞かせてくださいな。
「観ずにはいられない」ってことですかね…(笑)
豊富座、行きたいなぁ。楽しんできてください。
でも私も明後日に浅草で観られます。楽しみ!
大変お待たせしました(汗)
「普段からいいものを観ておかなきゃいけない」ってのはすごくよく分かりますね。バックグラウンドをたくさん持っていることで、観たものをより深く理解できるように思います。
「やってしまう」「やらずにはいられない」が観る側にも言えるって、どんなところがですかー??motoさんのお考えを聞かせてくださいな。
「観ずにはいられない」ってことですかね…(笑)
豊富座、行きたいなぁ。楽しんできてください。
でも私も明後日に浅草で観られます。楽しみ!
「やる」=「観る」ってことです。
ぜ〜んぜん、深い考えはありません(笑)
分かっちゃいるんですよね、これを観に行ったらヤバい!って。
いろんな意味で(笑)
でも行ってしまう、観てしまうんですよね〜(爆)
19日、いいな〜。楽しんできてください!!
私は次の日に豊富座です。
美麗さんたち、燃え尽き症候群になってませんように!
ぜ〜んぜん、深い考えはありません(笑)
分かっちゃいるんですよね、これを観に行ったらヤバい!って。
いろんな意味で(笑)
でも行ってしまう、観てしまうんですよね〜(爆)
19日、いいな〜。楽しんできてください!!
私は次の日に豊富座です。
美麗さんたち、燃え尽き症候群になってませんように!
>motoさん
はい、はい、わかりました(笑)
観ずにはいられない、分かりますよー。我慢できないですもんね、行っちゃいますよね。観ずに後悔するより絶対にいいですもんね。
19日、楽しんできました~。
20日の美麗さんはどうだったかな…打ち上げも盛り上がったでしょうし、少しはお疲れだったかと思いますが。
はい、はい、わかりました(笑)
観ずにはいられない、分かりますよー。我慢できないですもんね、行っちゃいますよね。観ずに後悔するより絶対にいいですもんね。
19日、楽しんできました~。
20日の美麗さんはどうだったかな…打ち上げも盛り上がったでしょうし、少しはお疲れだったかと思いますが。
初めましての方はぜひ自己紹介を。
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