少し緊張が走った 「新選組！」第30話

「新選組！」第30話を観ました。
なんだか緊張する展開でしたね。
歳のカワイイ一面も覗いた回でしたが。
俳句のくだりは明らかに視聴者サービスなシーンでしたね♪

冒頭は、「試衛館生え抜きの面子で飲んでいるところに山南さんが通りかかる」という、ベタなシチュエーションに爆笑。
彼らは気まずかっただろうが、こちらは大喜びです。あー可笑しかった。

でもね、その後の展開で不思議に思ったんだけど…

そもそも土方さんはなぜ山南さんを疎んじているのですか？
新選組を良くしようと奮闘している土方さんにとって山南さんの存在は邪魔なのでしょうか。
実はその理由が私は良くわかっていないんですよね。なんでなの？
ただし、新選組を思っての行動だとしても、今の土方さんは焦り過ぎでしょうね。空回りしているというか、なかなか賛同を得られない状態で。
だって、うっかり口を滑らせて「芹沢さんを切ったときから俺たちは変わったんだ！」と言ってしまったときには、「ちょっと待ったー！」と私までもが思いましたから。永倉さんのまんまるお目目が忘れられません(笑)
うっかり顔の土方さん。アイタタです。
近藤さんはそんな土方の気持ちをわかっているんだろうけど、やっぱり「ちょっと事を急ぎすぎたようだな、歳」という穏やかな声が聞こえてきそうです。
結局、今回の締めでは、近藤さんが尻拭いをしたような形になっちゃったわけだからさー。

今回のぐっさんはかっこよかったですね。土方さん近藤さんに対する不満を熱く語る姿なんか特に！惚れ直しました。お笑いの人とは思わなくなりましたよ！先日の27時間テレビでは「恋から」パロディで女装して弾けてたのに(笑)同一人物とは思えない。

ところで、山南さんなんですが。
局長会議で怒って席を立った永倉さんを「ここは私が」と言って説得に行ったじゃないですか。
説得に言ったと見せかけて、結局建白書を提出するという助言で彼らを焚きつけたわけでしょ？
よくよく考えたら、腹黒い行為だなーと思ったわけです。これは全部計算なんでしょうか。
山南さんは、本当に容保公に近藤さんを説得してもらいたかったのでしょうか。
こう言っちゃあ失礼だけど、容保公ごときに人を説得することなんてできるようには思えないんですよ私は（本当失礼だな）。むしろ、こういう状況になったら、近藤さんはわざわざ出張って永倉さんたちに謝罪をするような人だとちゃんと分かった上で、山南さんは建白書のアイデアを出したのではないか…？
だって、永倉さんたちを静めているあの短い時間の中で、建白書のアイデアが出るとは到底思えないし！前々から腹ん中に持ってたのでは？
うわーますます腹黒いかも！


「芹沢さんを切ったときから新選組は変わった」と土方さんは言っていましたが、むしろ、近藤さんが鬼になったときから、新選組は変わったんじゃないんですか？
そんな鬼になった近藤さんでも、人柄を慕って皆が付いて来てくれるのですか？
付いて来てくれるのか…
どうなの…
いやー恐ろしいー！

拷問道具が並ぶ蔵の中で一人物思いにふける土方さんが、新選組をどう変えていきたいと思っているのか、いまいちよく理解できません。
ますます深まる山南さんとの溝…いつからこうなってしまったの？
本当に理由がわからないんですけど。単に私が忘れているだけ？


だんだんXデーが近づいてきましたね。「Xデー」という言葉がこれほどの重みを持って迫ってこようとは思いもよらなかったことです。8月22日のテレビ欄のタイトルを見ただけでうぎゃーとなってますよ。

TVnaviを買って読んだのですが、かなりネタバレが多いですね！
斜め読みをしていてもこれはやばい！と思ったので封印してしまいました(笑)