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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
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「大奥」よしながふみ
2007年04月15日(日) 21:12:40
大奥 第1巻 (1)

大奥 第1巻 (1)
よしなが ふみ

1,2巻を読みました。
男女逆転大奥。これはなかなか面白い。物語の奥が深いですね。単に男女逆転で遊んでるわけじゃない。

第1巻は、将軍吉宗公の時代で、女性の将軍に仕える大勢の男たちが働くという、逆転形式がすでに完成された大奥を舞台に描かれてます。
主要人物の一人、大奥に使える水野は典型的なちゃきちゃき江戸っ子で、男気があり、言葉遣いも態度もさっぱりと小気味よくて清々しいですね。いい男だなー。
女将軍の吉宗と、側仕えの久道の政治判断も、なかなかのものですね。観ているとスカッとして気持ちいいですね。
2巻は、将軍家光公の時代に遡り、吉宗公の時代には誰も疑問を抱かない男ばかりの大奥がどうやってできたのか、その経緯を描いています。1巻が割と気持ちよくハッピーエンドになったのに引き換え、2巻ではそれぞれの人物の救われない想いが錯綜してて、まだもやもやしてますね。話が途中だから仕方が無いですが。
続きが気になるんだけど、隔月発行の雑誌に連載してるから、単行本が出るペースが恐ろしく遅い…。これいつ終わるんだ!?

それにしても、お鈴廊下に色とりどりの美男子が控えてる図って、萌えかと思いきや意外と気持ち悪かったヨ…。
吉原で男たちが女たちを誘っていて、女が男を買うっていう図もなーんか引いちゃう。
男同士が大奥で寵を争うっていうのも、よくよく考えると気色悪いぞ。どんなに美男子でも。男は凛々しくあれよ!

そういえば、どこかでこの「大奥」のあらすじか何かを読んだとき、「風と木の詩」「日出処の皇子」と並べて講評されていたから、てっきり妖しの恋系の色が濃いのかと思いきや、全然違っていました。
男色もちょこちょこ出てくるけれど、中心には普通の男女関係を描いてあるじゃない。なんで先の2つの漫画と並べられるんだろうね。
先の2つは、妖しの恋や少年愛を友情関係と同等に、あるいは信頼関係と同等に描いてその正当性(と言っていいかどうかわかんないけど)を強調しているけれど、「大奥」では男女間の愛情が正当で正常な形として描かれてる。男色は異常な行為として描かれているし、男色に走る人間はみな精神的に健康でない状態だし、あくまでも女が居ない大奥内での女の代わり(つまり性欲の捌け口の代替手段ってーことだ)としてしか描かれていないから、先の2つの漫画とはタイプとして全く別だと思う。

やっぱり私は、性別の転換という題材って、好きだなぁ。本来男が務める役割を女が果たす。男が務める役割を女が果たす。男装の麗人。女装の美人。
平安時代の物語「とりかへばや物語」が大好きでたまらないです。男が女の格好で女社会に紛れ込む。女が男の格好で男社会に紛れ込む。この話、よくよく考えるとスキャンダラスでエロチックだよねー。男として育った姫が宮中に出仕して、友達になった同期の貴族の息子に女だとばれて恋仲になって、確か子供まで生むんじゃなかったっけ。一方、女として育った若君は後宮に尚侍として仕えて、お世話する女東宮があまりに可愛いから男の本性出してこれまた恋仲になってしまうんだよね。帝以外の貴族はおいそれと近づけない後宮に、男が女の格好で紛れ込んでるってだけで危険だよーっ!原文をじっくり読みたいなぁ。

大奥 第2巻 (2)

大奥 第2巻 (2)

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