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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
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茂山納涼狂言祭 8/2夜
2008年08月04日(月) 23:39:03
お話 丸石やすし
狂言「船渡聟」宗彦、千之丞、あきら、童司
狂言「蝸牛」正邦、逸平、茂
狂言「髭櫓」千五郎、千三郎、佐々木千吉、茂、逸平、童司、鈴木実、丸石やすし


昼に比べてお客さんが多く、とても賑わっていたように思います。客層もなんか違う。
やっぱり小草若ちゃんが出るから?
この日の昼にダッシュ公演が終わって、出演者の3人はそこから直接来たはず。
(サザンシアターから国立までムチャクチャ近い。1メーターくらい?)
お客さんの中にも、ダッシュ見てから国立に流れている人がいたんじゃないかしら。
さすが、ちりとて効果だね。

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お話
丸石さんのお話、面白かったです。内容を全然覚えてないけど(笑)
とにかく、狂言を面白いと感じるかどうかは、お客さんと演者の責任が半々ですよーと強調されていたような。

「船渡聟」
もっぴシテ?だよね。
どんなもんかと期待して行ったんだけど、普通だったかな?(なんてヒドイ感想…)
和泉流の狂言とはちょっと筋が違うんだよね~。大蔵流は、船頭と聟で飲み干してしまった樽を舅に渡して、空だとバレて笑われると言う話。
和泉流では、船頭が実は聟入り先の舅と同一人物で、自分が酒をねだって空にしちゃったのに、また同じ聟と出合ってしまって気まずい…という話。和泉流のほうが先に見たんで、私はその方が好き。


「蝸牛」
今まで何度も観てるから、と思って全く期待していなかったのだけど、これがすごく良かったのだ。
多分、最近私が観た「蝸牛」の中で1,2を争うくらい。
1番目は、去年の春狂言の千五郎さんシテの蝸牛。
正邦さんの大らかそうな雰囲気がよくって、しかも人を騙そうとしているのに小ずるい感じがなくって、とにかく邪気が無いのだ。損得なしにただ自分が楽しいから人を巻き込んでるだけなんだよねーこの山伏って。
あと、逸平さんの間が絶妙!超うめぇ~。山伏の術にかかって「お?」と反応するときの間。たまらん~。
客席もすごく沸いていました。国立なのに、こんなにウケてる客席も珍しい。
これこそ、客席と演者の相乗効果だ。
いっぺさん、留学から帰ってきて確実に変わった。狂言の世界にしっくり溶け込むようになった。狂言の住人ぽくなった気がするわ。


「髭櫓」
何度見ても、なんて馬鹿馬鹿しい狂言だろうと感心してしまう。
これっていつぐらいに出来たんだろう。江戸時代?よくこんなお話を思いついたもんだ。
髭を守るための櫓が面白いんだよねぇ。
単に、女房と近所の女連中が、旦那のうっとうしい髭を取ってしまおうと争いを繰り広げるというだけの話なんだけど。お囃子と地謡が入って無駄に格調高く壮大に作られているのが逆に笑える。まーそういうもんよね狂言って。


帰りも一杯飲んで(私は酒ではない…)帰宅。
帰りにKAT-TUNコンサート帰りの女の子達と電車で一緒になっちゃった。あーにぎやか。
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