――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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「春狂言」一日目昼
2005年04月16日(土) 23:50:28
テーマ ~男と女~
解説 茂山千之丞
「鬼瓦」茂山あきら 佐々木千吉
「濯ぎ川」網谷正美 丸石やすし 茂山千三郎
「鈍太郎」茂山千之丞 茂山宗彦 茂山童司
野際陽子さん、中井美穂さんを見かけることができてラッキーだった一方で空席が目だって寂しかったです。
8月に開催される「納涼茂山狂言祭」の先行発売をやっていたので、通し券を買っておきました!
明日観に行く方で買う予定の場合は早めに行ったほうがいいですよ。
解説 茂山千之丞
「鬼瓦」茂山あきら 佐々木千吉
「濯ぎ川」網谷正美 丸石やすし 茂山千三郎
「鈍太郎」茂山千之丞 茂山宗彦 茂山童司
野際陽子さん、中井美穂さんを見かけることができてラッキーだった一方で空席が目だって寂しかったです。
8月に開催される「納涼茂山狂言祭」の先行発売をやっていたので、通し券を買っておきました!
明日観に行く方で買う予定の場合は早めに行ったほうがいいですよ。
解説
今日のテーマは「男と女」です。
狂言の主役はシテといいますが、シテは殆ど男です。今のところ例外が二つあって、それが「庵の梅」と「比丘貞」という、全然面白くない狂言。
この2つに限ってはシテは女性ですが、どちらも尼さんで年寄りなんで、まぁ女の中には入らないですね(笑)
なぜシテが男ばかりかと言うと、シテというのは虐められ役なんですね。で、虐め役はアドの女性。
女性天国ですね。
実生活でも実践されてますので、狂言役者というのは惨め…
舞台でも虐められて、ねぇ。
「濯ぎ川」は新作です。多くの新作というのは評判が悪くて、一度か二度上演されたらお蔵入りになっちゃう場合が多いんですが、これは例外。
古典より良く上演するくらいで、古典と変わらないくらいこなれてしまっています。
狂言の口やかましい女房は「わわしい女」と言いますが、この「濯ぎ川」は姑もわわしいのでダブルで怖いんですね。
「鈍太郎」は、めずらしく男性天国です。2人の女房、本妻とお妾にちやほやされて終わる狂言です。
今日は僕が鈍太郎を演じます。いい気分です。
大体こんな感じで。
「鬼瓦」
佐々木千吉さんの狂言の舞台ってめったに見ないので、レアもんです。ずうっと笑顔で、従順な太郎冠者という雰囲気でした。
あきらさんの大名って、すっごく明るいおマヌケさんという感じですきなんですよね。これ褒めてるんですよ!
「濯ぎ川」
網谷さんも久しぶり。網谷さんはガタイが良いのであんまりヨワヨワ夫っぽく無いですねぇ。
対する丸石さんのまぁ恐ろしいこと。こんな怖い女房は見たことが無いような。相手が網谷さんだからなのか、なんだか本気でぶつかっているように見えたんですよね。三笑会の仲間だし普段も仲が良いのかな。何だか演技を超えたエネルギーを感じて、その凄まじい怖さが何とも可笑しかったです。
そして、ばぶさん!相変らずハマリ役なんだよなぁ!大好き♪
ひょこひょこ動く腰も、プリプリ振るお尻も、キュート!
もう何回も見ている番組だけど、何度見ても面白いです。
「鈍太郎」
ずうっと昔に万作家の「鈍太郎」を見たことがあって、なかなか面白い番組だなぁと思った記憶があります。
そのときのレポを掘り起こして読んでみたら、やたらハイテンションで吃驚しました(汗)
やっぱり今回も感じたのは、そんなにあからさまに妾を贔屓しちゃっていいのかよ!ってことですね~。
本妻よりも妾のほうが若くてぴちぴちだったのかしら。
しかし、本妻が妾のところに訪ねて一緒に説得しに行くのも、あんまり納得できない行動です。なんでそんなに仲いいねん!て。
今日のテーマは「男と女」です。
狂言の主役はシテといいますが、シテは殆ど男です。今のところ例外が二つあって、それが「庵の梅」と「比丘貞」という、全然面白くない狂言。
この2つに限ってはシテは女性ですが、どちらも尼さんで年寄りなんで、まぁ女の中には入らないですね(笑)
なぜシテが男ばかりかと言うと、シテというのは虐められ役なんですね。で、虐め役はアドの女性。
女性天国ですね。
実生活でも実践されてますので、狂言役者というのは惨め…
舞台でも虐められて、ねぇ。
「濯ぎ川」は新作です。多くの新作というのは評判が悪くて、一度か二度上演されたらお蔵入りになっちゃう場合が多いんですが、これは例外。
古典より良く上演するくらいで、古典と変わらないくらいこなれてしまっています。
狂言の口やかましい女房は「わわしい女」と言いますが、この「濯ぎ川」は姑もわわしいのでダブルで怖いんですね。
「鈍太郎」は、めずらしく男性天国です。2人の女房、本妻とお妾にちやほやされて終わる狂言です。
今日は僕が鈍太郎を演じます。いい気分です。
大体こんな感じで。
「鬼瓦」
佐々木千吉さんの狂言の舞台ってめったに見ないので、レアもんです。ずうっと笑顔で、従順な太郎冠者という雰囲気でした。
あきらさんの大名って、すっごく明るいおマヌケさんという感じですきなんですよね。これ褒めてるんですよ!
「濯ぎ川」
網谷さんも久しぶり。網谷さんはガタイが良いのであんまりヨワヨワ夫っぽく無いですねぇ。
対する丸石さんのまぁ恐ろしいこと。こんな怖い女房は見たことが無いような。相手が網谷さんだからなのか、なんだか本気でぶつかっているように見えたんですよね。三笑会の仲間だし普段も仲が良いのかな。何だか演技を超えたエネルギーを感じて、その凄まじい怖さが何とも可笑しかったです。
そして、ばぶさん!相変らずハマリ役なんだよなぁ!大好き♪
ひょこひょこ動く腰も、プリプリ振るお尻も、キュート!
もう何回も見ている番組だけど、何度見ても面白いです。
「鈍太郎」
ずうっと昔に万作家の「鈍太郎」を見たことがあって、なかなか面白い番組だなぁと思った記憶があります。
そのときのレポを掘り起こして読んでみたら、やたらハイテンションで吃驚しました(汗)
やっぱり今回も感じたのは、そんなにあからさまに妾を贔屓しちゃっていいのかよ!ってことですね~。
本妻よりも妾のほうが若くてぴちぴちだったのかしら。
しかし、本妻が妾のところに訪ねて一緒に説得しに行くのも、あんまり納得できない行動です。なんでそんなに仲いいねん!て。
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コメント
波華さん、こんにちは!
「春狂言」私はこれから行ってきます。一年前にも行きまして、あきらさんの「さくらんぼ」(頭のてっぺんに桜の木が生える話)が忘れられません。
どうして空席になるんでしょうね?もったいない。もしかすると、16日は「新宿狂言」と客層がダブった面もあるのでしょうか?自分自身そうなんですが(笑)『鈍太郎』競演だったのですね~。新宿は野村万之介さんがシテの味のある鈍ちゃんでした。
「春狂言」私はこれから行ってきます。一年前にも行きまして、あきらさんの「さくらんぼ」(頭のてっぺんに桜の木が生える話)が忘れられません。
どうして空席になるんでしょうね?もったいない。もしかすると、16日は「新宿狂言」と客層がダブった面もあるのでしょうか?自分自身そうなんですが(笑)『鈍太郎』競演だったのですね~。新宿は野村万之介さんがシテの味のある鈍ちゃんでした。
もとこさん、こんにちは!
16日は新宿狂言だったんですかぁ。全然把握していませんでした…
うーん、みんな新宿行っちゃったのかなぁ?17日は同だったんでしょうね。とっても気になります。
新宿のほうはいかがでしたか?
万之介さんの鈍太郎も、とっても愛嬌があって面白そうですよね!
千之丞さんの鈍太郎も、とてもよかったですよ。
16日は新宿狂言だったんですかぁ。全然把握していませんでした…
うーん、みんな新宿行っちゃったのかなぁ?17日は同だったんでしょうね。とっても気になります。
新宿のほうはいかがでしたか?
万之介さんの鈍太郎も、とっても愛嬌があって面白そうですよね!
千之丞さんの鈍太郎も、とてもよかったですよ。
初めましての方はぜひ自己紹介を。
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