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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
B002EBDN20


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Project JAX 第1回公演「裏YAGYU」
2012年04月18日(水) 19:35:06
4/12 座・高円寺

花組芝居の小林大介さん出演ということで。
観に行ってきたー

昔の映画「柳生一族の陰謀」を元に書き換えたお芝居。
あらすじは省略。

(ちなみに後日、元になった映画「柳生一族の陰謀」のDVDを借りて観た)

拍手[0回]


大介さんは公家の一人で、最初に配役を観た時には「なんでおじゃる丸なんだろ…お笑い担当みたい」ってちょっと残念に思ってたんだけど。
予習してないのバレバレだぁね(汗)
烏丸少将は、おじゃるおじゃる言っている公家の中でも唯一、剣の腕の立つ、かなりの手練という設定だった。
ちょ、カッコいいですよー!
白粉を塗って、公家眉を描いて、お歯黒をして、衣装は狩衣で。(←狩衣萌エェ~///)
狩衣姿で扱いにくいだろうに、剣さばきも素敵だった!
こんな役なら、そりゃ大介さんに割り振られるわぁ~ね。
話し方も、立ち居振る舞いも、上品で優雅でとても良かったよ~。

柳生十兵衛役の新井剣史さん。豪快な雰囲気で、重みと迫力のある立ち回り。烏丸少将との立ち回りと、家光との立ち回りが張り詰めた緊張感があって印象に残ったなぁ。
柳生十兵衛と烏丸少将の立ち回りで、烏丸少将の刀の下げ緒が狩衣の袖にひっかかっちゃったんだよね…ハラハラしたな…結局、咄嗟に刀の柄を掴んだまま立ち回ってた。流石の機転。

忠長役の三浦孝太さん。若くて爽やかな印象。
たぶんどこかの舞台で観たことあるなと思ってたんだけど、Studio Lifeのカリフォルニア物語に出てたらしい。観てるね私。あと、WAKI組の柳生十兵衛にも出てる。それも観てるね私。記憶が薄いorz
竜小太郎さんの舞台にも出てたことがあるらしい。時代劇方面にも手を広げているのかな。

ダンサーの使い方は面白かったなぁ。
あと、天井からロープで忍びの者がずずずーっと下りてきたのにはびっくり。

家光と側仕えの小姓との親密~な仲を描いた場面もあって。いやもうすっごいムラムラシテシマッタ
ギャース///
ただ単に、2人が白の襦袢姿で、家光が小姓を抱きよせて体をなでまわしてるだけだったのだけど…。
小姓役の白(ハク)くん、大衆演劇の世界で活躍しているそうな。





あと辛口。





ベテランの役者はいいんだけど。
若い役者の殆どに言えるのが、着物が似合わない。立ち姿が様になってない。立ち居振る舞いも汚い。歩き方が不格好。
ぜんぜん、時代劇が出来てないorz
まぁ、しょうがないとは思うよ。誰だって、時代劇をやったことない段階から始めるのだから。経験を積み重ねて、いろんなことができるようになって、成長していくのだから。
でも、やっぱり時代劇に相応しくないものを観せられると、テンションだだ下がりになっちゃうよね…
出雲阿国なのに扇の使い方が下手とか踊りがなってないとか着物着崩れてるとかどーなのって思うよ…(←時代劇初挑戦の女優さんだったけど)

大介さんは、流石に衣装が似合っていたし、狩衣という衣装に相応しい立ち居振る舞いが出来ていた。
白くんも、その点は同様に合格。最若年だろうけど。
やはり経験なのだろうなぁ。

そう考えると、大衆演劇のそこそこの劇団って、まだ舞台にあまり出ない下っ端でも、毎日着物を着せられているだけあって、着物があまりに似合わなさすぎるってこともないし、立ち居振る舞いが目を覆うほどに汚いってこともない気がする…。
まぁ、出来ることの種類が違うだけかもしれないけど。

そんなことも考えたのでした。
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