MISSING BOYs 4/18初日

K列センター。
見やすい席でした。あまり初日に見に来ることはないし、太一くんの初・生歌だったので、ドキドキでした。

ネタバレあるかもです～

感想は～
歌めちゃめちゃイイ感じ！カッコイイ！というかシブい！
音程は時々おかしかったけど、声がいいなー。台詞をしゃべる時の低い声の感じがそのまま歌に生きているなぁと思いました。
尾崎の歌から、太一くんの歌いっぷりがわりとすぐに想像できたんだけど、ほぼ想像通りだったように思います。
ちゃんと、歌詞の言葉を語れていたのが良かったわぁ。ただ音程通り歌うだけじゃなくてね。

太一くんが歌ったのは「十七歳の地図」と「15の夜」の2曲。
「十七歳の地図」は出だしの第1声でヤラれましたよ…ぐっと来ました♪
「15の夜」は高音がちょっと辛そうだったけど、心の叫びという感じが出ていて、かなり圧倒されちゃいました。ハーモニカも弾いてたしね！やーあれはカッコよかった♪歌っている間にジーパンのポケットからハーモニカを出して(ピチピチだから出しにくそうだったw)手に持ったままマイクを握って歌うのを凝視してしまったわなんか、ハーモニカの角度を目で確認しながらよく歌ってるなーと。一生懸命な姿にトキメキ

ストーリーはシンプルでしたね。
使われている題材はけっこうプロトタイプ的なありがちなパターンだなとも思うんだけど、少ない台詞と最低限の情景描写で表現しているから、想像の余地がものすごくたくさん用意されているような印象。
コウヘイが自分のやりたい音楽とは違うものを歌わされそうになる場面なんかは、あのシンプルな時間の中にかなり凝縮されてるなぁと思って。
シンプルすぎて、コウヘイがなぜ有名になりたかったのか、それで何をしたかったのか、断念して戻ってきたときに何を思ったのかが全然分からなかったけどねぇ…。コウヘイの台詞が少なすぎるよ～！
何を考えているのか分からない若者、自分でもどう考えているのか上手く話せない、そんな若者像を狙ったのかなぁ。
どうなんだろう。

タップをやっていた熊谷和徳さんがすごかったです。細かいリズムで刻むステップが職人のよう。超一級！
タップやるなら太一も…と思ったけれど、あれじゃあ出る幕ないね。
タップだけで作られる音の空間がそのまま音楽に。空虚感のある独特な雰囲気で、藤本涼さんの語りとよくマッチしていてすごくいい雰囲気の場面ができていました。

バスケのパフォーマンスも面白かったし、たくさんのダンサーのダンスも見ごたえあってけっこう楽しかったです。
そういえば、オープニングのダンス群舞で、太一くんが上手から下手へものすごい勢いでバク転してきて、そのまま風のように去って行ってビックリしてしまった。あれはどういう演出だったんだろ？

劇中で歌われた尾崎の曲の多くは、中村あゆみさんが歌を担当しました。6，7曲くらい歌ってたかな。さすがに上手い！大熱唱でした！


カーテンコール。
最後に紹介されたのが太一くんだったのだけど、これは主役だから当然なのかな。
その後の仕切りもちょこっとやってたりして、なんだか観ていてハラハラしてしまった(汗)ちゃんとできるのかなーって変な心配をしてしまって。
余計な心配ですね（＾＾；
太一くん、堂々としていました。笑顔も出ていたし。
最後は出演者が客席にも降りて大合唱。
その後はスタンディングオベーションでした。

いい舞台でした。かなり好印象。
今後、劇中バンドがうたばんにも出演するらしいので、楽しみ！