――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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花組ヌーベル「番町皿屋敷」
2011年06月13日(月) 19:12:39
6/3soir、6/6soir
2回見ました。ちょうどうまい具合にネタ替わりの境目を跨いだみたいで、ちゃんと2度おいしかったっ。
歌舞伎で岡本綺堂の「番町皿屋敷」は何度か見ているので、怪談ものじゃないことは知っていたけど、第一場の喧嘩のシーンって歌舞伎で観たことあったかな…。全然記憶にないけどな…。あまり上演されない?
舞台は、能舞台の形に区切って(照明で境目をつけて?)、橋がかりの欄干があって、橋がかりの向こうに揚げ幕がある。福岡公演では能舞台で上演することもあって、こういう形にしたのかな。
天井からは桜の花の飾り。ザ・隅田川でも使ってた道具かなー。第一場で花見をしていたので、こういう飾りになったのかな。
続きは自分だけに都合のいいメモ。
観てない人にはさっぱりわからないと思います(汗)
2回見ました。ちょうどうまい具合にネタ替わりの境目を跨いだみたいで、ちゃんと2度おいしかったっ。
歌舞伎で岡本綺堂の「番町皿屋敷」は何度か見ているので、怪談ものじゃないことは知っていたけど、第一場の喧嘩のシーンって歌舞伎で観たことあったかな…。全然記憶にないけどな…。あまり上演されない?
舞台は、能舞台の形に区切って(照明で境目をつけて?)、橋がかりの欄干があって、橋がかりの向こうに揚げ幕がある。福岡公演では能舞台で上演することもあって、こういう形にしたのかな。
天井からは桜の花の飾り。ザ・隅田川でも使ってた道具かなー。第一場で花見をしていたので、こういう飾りになったのかな。
続きは自分だけに都合のいいメモ。
観てない人にはさっぱりわからないと思います(汗)
幕開け最初はたっくん。昼は茶屋の娘、夜は連れ込み宿で働くおませな16歳。竜ヶ崎あけみ。イルカの調教師になるのが夢らしい。なぜに!?ツカミはばっちりですなー。花びらがどーとか。かなりギャルだった。昼間からぼったくってるなー。前髪のある鬘で可愛かった。古典の女形では前髪なんて作らないよね。その辺の小屋でなら見るけど…。イマドキな髪型だ。
揚巻なあやおさん、弁慶な磯村さん、助六な洋さん。助六はピンクの鉢巻き、頬にキスマークと「R-18」の文字。
ごんごんコンビの美斉津くん丸川くん。登場の歌がネタ替わりしてたんだけど、6日の歌は当日の昼に練習したらしく、丸ちゃんが途中で歌詞を飛ばしちゃったwww
播磨かっこいー。かっこつけー。脱いだ羽織を無理やり引っ張られてコケそうになるのは仕込みネタか。カッコよく決まりそうなところをわざと外す加減がうまい。
助六な洋さんたち町奴は幡随院長兵衛の子分で、青山播磨たち旗本奴は水野十郎左衛門の子分らしい。へーここで幡随院と水野の名前を聞くとは。もともとそういう脚本らしいけどね。二人とも実在の人物だしね。
でも町奴のあの傾いた格好は本来の演出なのか、花組のオリジナルなのか。傾いた奴らだから歌舞伎の恰好をさせたのだとしたら加納さんの発想はすごい。改めて感心。
ケンカの仲裁に入る伯母上の谷やん。谷やんの女形はなんだかとてもいいと思う。年かさの女であっても。キャラが奇妙でも。立ち姿も所作もすっとしていて美しい気がする。花女のころから日本舞踊を習い始めたらしい。
縁談に勧められた飯田橋の大久保の娘、大久保新大久保。なんて名前だ(笑)これは完全に創作。本来は飯田町の大久保の娘。洋さんが2役。白無垢に綿帽子、なぜかポパイの恋人のオリーブのお面。なぜオリーブ!?そして超高音で消臭力のテーマを歌ってた。しーんおーくっぼー♪
お菊の加納さん、クリーム地の振袖着物。お仙の涼くんは紫地の振袖。師弟女形コンビ。お菊はお茶目と言うか天然と言うか、ちょっとおバカちゃん?
お仙は涼くん。あからさまにお菊を敵視してたなぁ。ブラックスワンで出てくるし。「摘んでしまえばいいんだわ」って福助さんの真似うまっ。すごっ。お菊ちゃんのアテレコ、何が起きても全部涼くんの責任になりそうだ。そして播磨には名前を呼んでもらえない。余人とか、おそのとか、無言とか。かわいそ。
お皿は扇子を見立てて。お皿鑑定中にお囃子でなんでも鑑定団のテーマ。谷やんがいい仕事してるわぁ。虫歯検査?ディッシュ?谷やんは2役どちらも老け役で、奇妙なキャラが立ってるのに正統派の雰囲気もあってすごくいいなと思う。天使もよかった(笑)
お菊ちゃんのお悩み空想シーン。あすなろ白書?見たことないからわかんなーい。播磨がトレンディドラマっぽいことをしゃべってた気がする。新大久保がうざっ。お金は小判だろうから燃えないゴミだと思うな。
後半はより真面目に。播磨に斬られることになっても、播磨の真の心を知ることができて、お菊は満足したのでしょうね。覚悟を決め、手を合わせたときの穏やかな表情が印象的。
残された播磨の方が可哀そうだ…。一生の恋を失って、自暴自棄になって、喧嘩をしに飛び出して行く。うーん悲しい。
後見で出てきた裃姿のおーにょさんが、なんだかやたら可愛かったー。愛らしいお小姓みたい。
たっくんとおーにょさんが、交代で上手奥で附打。たっくんは同じ場所で衣装を畳んだりこまごまと働いてたけど、床几に肘かけてケータイをいじったりもしてた。イマドキの娘だわー。
終演後にサイン会。サインじゃない役者さんも衣装のまま出てきてくれたーわーい。サインと写真をいっぱいお願いしちゃった。
過去記事をたどってみた。歌舞伎で「番町皿屋敷」を観たのは2回。三津五郎さん福助さん芝のぶちゃんのと、松緑さん芝雀さん松也くんのらしい。あんまり覚えてないな(汗)
歌舞伎で観たときには、退屈~って思ったんだけど…(間が長すぎてさー)
こうやって花組芝居でアレンジされたものを見ると、良さがすごーく分かって、また歌舞伎で観てみたいなと思う。
そういう意味でも、花組芝居がやってることは私にとって意義があるんだなぁと。
やっぱ好きだな花組芝居。
揚巻なあやおさん、弁慶な磯村さん、助六な洋さん。助六はピンクの鉢巻き、頬にキスマークと「R-18」の文字。
ごんごんコンビの美斉津くん丸川くん。登場の歌がネタ替わりしてたんだけど、6日の歌は当日の昼に練習したらしく、丸ちゃんが途中で歌詞を飛ばしちゃったwww
播磨かっこいー。かっこつけー。脱いだ羽織を無理やり引っ張られてコケそうになるのは仕込みネタか。カッコよく決まりそうなところをわざと外す加減がうまい。
助六な洋さんたち町奴は幡随院長兵衛の子分で、青山播磨たち旗本奴は水野十郎左衛門の子分らしい。へーここで幡随院と水野の名前を聞くとは。もともとそういう脚本らしいけどね。二人とも実在の人物だしね。
でも町奴のあの傾いた格好は本来の演出なのか、花組のオリジナルなのか。傾いた奴らだから歌舞伎の恰好をさせたのだとしたら加納さんの発想はすごい。改めて感心。
ケンカの仲裁に入る伯母上の谷やん。谷やんの女形はなんだかとてもいいと思う。年かさの女であっても。キャラが奇妙でも。立ち姿も所作もすっとしていて美しい気がする。花女のころから日本舞踊を習い始めたらしい。
縁談に勧められた飯田橋の大久保の娘、大久保新大久保。なんて名前だ(笑)これは完全に創作。本来は飯田町の大久保の娘。洋さんが2役。白無垢に綿帽子、なぜかポパイの恋人のオリーブのお面。なぜオリーブ!?そして超高音で消臭力のテーマを歌ってた。しーんおーくっぼー♪
お菊の加納さん、クリーム地の振袖着物。お仙の涼くんは紫地の振袖。師弟女形コンビ。お菊はお茶目と言うか天然と言うか、ちょっとおバカちゃん?
お仙は涼くん。あからさまにお菊を敵視してたなぁ。ブラックスワンで出てくるし。「摘んでしまえばいいんだわ」って福助さんの真似うまっ。すごっ。お菊ちゃんのアテレコ、何が起きても全部涼くんの責任になりそうだ。そして播磨には名前を呼んでもらえない。余人とか、おそのとか、無言とか。かわいそ。
お皿は扇子を見立てて。お皿鑑定中にお囃子でなんでも鑑定団のテーマ。谷やんがいい仕事してるわぁ。虫歯検査?ディッシュ?谷やんは2役どちらも老け役で、奇妙なキャラが立ってるのに正統派の雰囲気もあってすごくいいなと思う。天使もよかった(笑)
お菊ちゃんのお悩み空想シーン。あすなろ白書?見たことないからわかんなーい。播磨がトレンディドラマっぽいことをしゃべってた気がする。新大久保がうざっ。お金は小判だろうから燃えないゴミだと思うな。
後半はより真面目に。播磨に斬られることになっても、播磨の真の心を知ることができて、お菊は満足したのでしょうね。覚悟を決め、手を合わせたときの穏やかな表情が印象的。
残された播磨の方が可哀そうだ…。一生の恋を失って、自暴自棄になって、喧嘩をしに飛び出して行く。うーん悲しい。
後見で出てきた裃姿のおーにょさんが、なんだかやたら可愛かったー。愛らしいお小姓みたい。
たっくんとおーにょさんが、交代で上手奥で附打。たっくんは同じ場所で衣装を畳んだりこまごまと働いてたけど、床几に肘かけてケータイをいじったりもしてた。イマドキの娘だわー。
終演後にサイン会。サインじゃない役者さんも衣装のまま出てきてくれたーわーい。サインと写真をいっぱいお願いしちゃった。
過去記事をたどってみた。歌舞伎で「番町皿屋敷」を観たのは2回。三津五郎さん福助さん芝のぶちゃんのと、松緑さん芝雀さん松也くんのらしい。あんまり覚えてないな(汗)
歌舞伎で観たときには、退屈~って思ったんだけど…(間が長すぎてさー)
こうやって花組芝居でアレンジされたものを見ると、良さがすごーく分かって、また歌舞伎で観てみたいなと思う。
そういう意味でも、花組芝居がやってることは私にとって意義があるんだなぁと。
やっぱ好きだな花組芝居。
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初めましての方はぜひ自己紹介を。
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