戦国シェイクスピア第2弾「SHINGEN～風林火山落日～」3/18

WAKI-GUMI PRODUCE
戦国シェイクスピア第2弾
『SHINGEN～風林火山落日～』

池袋あうるすぽっと　4列　2時間40分

ハムレットの話を戦国時代に置き換えたお芝居。
第1弾「CHUJI」に引き続き、主人公の武田勝頼（＝ハムレット）を演じるのは和泉元彌さん。

花組芝居から山下さん原川さん小林大介さんの3人もご出演。
特に大介さんは、主人公の武田勝頼の一の家臣らしく、出番も台詞も多く活躍していました。カッコよかったなぁ～。武者姿が様になっていて、お髭も似合っていて、堂々とかつ若々しい存在感でとても良かった。ええ、贔屓目ですとも。でも本当に良かったんですよ。

冒頭、鎧を身に纏った武者たちの群舞。かっこええなぁ。殺陣のシーンも見ごたえありました。
原作が原作なだけに、第1弾に比べると重々しい雰囲気が多くて、笑いは殆ど無し。ちょこっとアドリブもあったようだけど。

旅の女芸人たちの劇中劇。
劇中劇が狂言風でした。はい。狂言でしたの。面白かったよ～。もとやんの手厚い指導があったに違いありません。

声の出し方が、多分私の好みが、上に抜けてよく通る声なんだと思う。高くても低くてもどちらでもよく。渋い声でもよく鳴る方が好き。
ちょっと喉で押したような感じだと、いまいちトキメキがないんだな。
狂った振りをする芝居とか、うーん、と思う。難しいよねぇ。
若い役者の所作も気になるorz

戦国シェイクスピアという本の作り方とか、エンタテインメントの要素を入れているところとか、試み自体は好きなので、次も観てみたいとは思います。あ、花組芝居の役者が出たら、の条件付かな～。