――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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好きな理由
2008年09月21日(日) 00:02:26
花組芝居熱、再燃です。
ガンガン来てます。
も~どうしよう。
たまらないくらいトキメいてるよ~
ホント好きなのよ、花組芝居が。愛しくってたまらないの。
過去の作品を全部見てみたい。私が知らない時代の花組芝居も知りたい!
20年前に戻って、旗揚げ公演からじっくり見てみたい~!
ガンガン来てます。
も~どうしよう。
たまらないくらいトキメいてるよ~
ホント好きなのよ、花組芝居が。愛しくってたまらないの。
過去の作品を全部見てみたい。私が知らない時代の花組芝居も知りたい!
20年前に戻って、旗揚げ公演からじっくり見てみたい~!
会場で売っていた、過去の公演のパンフレットを思わず買ってしまいました。
1996年の「奥女中たち」
2005年の「ザ・隅田川」
1998年の「怪誕身毒丸」
読みながら、自分で不思議なくらいテンション上がってて、自分どんだけ花組芝居が好きなんだよと呆れるくらい。
「ザ・隅田川」は実際に公演を見ているんだけど、パンフを買い忘れたので購入。
「奥女中たち」は、スカパーで92年の初演が放送されたのを見てすっごく面白かったから購入。
「怪誕身毒丸」も、スカパーで放送されたのを録画したんだけどまだ見てない(^^;
もーなんで私はこんなに花組芝居が好きなんだろ?
自分でもよくわからなくて、ずっとその理由を考えてきました。
自分がひねくれ者だから、わかる人にはわかる斜めの見方っていうとこが面白いのかもしれない。
優越感に浸れるところも楽しいんだろうと思う。そういう意地の悪い性格です。
芝居の世界に入り込むんじゃなくて、芝居を俯瞰から眺めて、構成を楽しんだり芝居をしている役者そのものを楽しんだりするのが私にとってはたまらなくワクワクするのかもしれない。
私の乏しい観劇キャリアでは、他の劇団と言えば新感線かNODA MAPか大人計画か、それくらいしか見たことがないんだけど。
どちらかというと分かりやすいスケールの大きさ、派手な演出、ドラマチックな筋立て、笑えるコミカルな演技、そんなお芝居をする劇団が一般的に知名度が高いような気がする。
その中で花組芝居はどちらかというと地味。
誰にでもわかる面白さとは別に、すごくマニアックな面白さが隠されている。
そういうところがたまらなくツボをつくんだろうなぁ。
KANADEHONや牡丹灯籠や百鬼夜行抄は、1本モノのお話。と私が勝手に思ってる。
「ザ・隅田川」や「奥女中たち」は複数本モノのお話。と私が勝手に思ってる。
隅田川は「桜姫東文章」や「加賀見山旧錦絵」が混ざっているし、奥女中たちは「女中たち」と「加賀見山再岩藤(かがみやまごにちのいわふじ)」が混ざってる。
花組芝居を初めて見たときの作品「ゴクネコ」も私にとっては複数本モノ。
1本モノより、複数本モノのほうが、隠された面白さがあって好きだな。どんなお話がどう導入されてどう絡み合っているかを分析する面白さがあるから。
歌舞伎を知っている人にはより面白いであろう「ザ・隅田川」。草履打ちを知ってるからこそ、便所下駄が出てきたときに100倍面白く感じられるんじゃないかと思うんだけど。
「女中たち」を知らなくても、加賀見山を知っていれば、「奥女中たち」はそのパロディっぷりが楽しいだろうし、さらに岩藤娘なんか出てきた日にゃあ「してやられた!」という嬉しい驚きで胸がいっぱいになってしまう。
ゴクネコだって、葛の葉を知っているからこそあの場面の面白さが100倍増だったわけで。見ていて、楽しくって嬉しくって仕方無かったんだよねぇ。私は。
知的好奇心をくすぐられるってことだと思う。
柿食う客もちょくちょく見てるけど、何となく似た空気を感じるなぁ。
表面的に芝居のエネルギーを楽しみ、馬鹿馬鹿しさとシリアスさを味わうこともできるけれど、奥底にもっと深い意図が隠されていて、それに気付くことができれば100倍面白い!客観的に芝居を分析できるのが楽しい!みたいな感覚。
だから、私にとっては柿食う客も気になる存在なのかもしれないなぁ。
大衆演劇の役者さんで、劇団新感線を好きとか歌舞伎をよく見るという人は多いけれど、花組芝居が好きっていうのは聞いたことがない。
劇団員が全員男性で、歌舞伎とはまた全然違う女形での芝居っていう点ではすごーく勉強になると思うから、ぜひ見てほしいんだよな。
とは言え、新感線だったら大衆演劇に取り入れやすいけど、花組芝居は大衆演劇に取り入れにくいだろーと思う。うん。
やっぱ目指してる方向が違うし。芝居の作り方が違うし、役者と客の関係が絶対的に違うように思う。
私にとっての花組芝居は、芝居が作り上げる物語を味わわせてくれるよりも、芝居の作りの巧さを楽しませてくれるものだから。
結局なんにもまとまってない(汗)
つまり、来年1月の「夜叉ヶ池」をみんな観に行きましょう!ってこと(笑)
絶対面白いから!責任を持ってお勧めするから!
1996年の「奥女中たち」
2005年の「ザ・隅田川」
1998年の「怪誕身毒丸」
読みながら、自分で不思議なくらいテンション上がってて、自分どんだけ花組芝居が好きなんだよと呆れるくらい。
「ザ・隅田川」は実際に公演を見ているんだけど、パンフを買い忘れたので購入。
「奥女中たち」は、スカパーで92年の初演が放送されたのを見てすっごく面白かったから購入。
「怪誕身毒丸」も、スカパーで放送されたのを録画したんだけどまだ見てない(^^;
もーなんで私はこんなに花組芝居が好きなんだろ?
自分でもよくわからなくて、ずっとその理由を考えてきました。
自分がひねくれ者だから、わかる人にはわかる斜めの見方っていうとこが面白いのかもしれない。
優越感に浸れるところも楽しいんだろうと思う。そういう意地の悪い性格です。
芝居の世界に入り込むんじゃなくて、芝居を俯瞰から眺めて、構成を楽しんだり芝居をしている役者そのものを楽しんだりするのが私にとってはたまらなくワクワクするのかもしれない。
私の乏しい観劇キャリアでは、他の劇団と言えば新感線かNODA MAPか大人計画か、それくらいしか見たことがないんだけど。
どちらかというと分かりやすいスケールの大きさ、派手な演出、ドラマチックな筋立て、笑えるコミカルな演技、そんなお芝居をする劇団が一般的に知名度が高いような気がする。
その中で花組芝居はどちらかというと地味。
誰にでもわかる面白さとは別に、すごくマニアックな面白さが隠されている。
そういうところがたまらなくツボをつくんだろうなぁ。
KANADEHONや牡丹灯籠や百鬼夜行抄は、1本モノのお話。と私が勝手に思ってる。
「ザ・隅田川」や「奥女中たち」は複数本モノのお話。と私が勝手に思ってる。
隅田川は「桜姫東文章」や「加賀見山旧錦絵」が混ざっているし、奥女中たちは「女中たち」と「加賀見山再岩藤(かがみやまごにちのいわふじ)」が混ざってる。
花組芝居を初めて見たときの作品「ゴクネコ」も私にとっては複数本モノ。
1本モノより、複数本モノのほうが、隠された面白さがあって好きだな。どんなお話がどう導入されてどう絡み合っているかを分析する面白さがあるから。
歌舞伎を知っている人にはより面白いであろう「ザ・隅田川」。草履打ちを知ってるからこそ、便所下駄が出てきたときに100倍面白く感じられるんじゃないかと思うんだけど。
「女中たち」を知らなくても、加賀見山を知っていれば、「奥女中たち」はそのパロディっぷりが楽しいだろうし、さらに岩藤娘なんか出てきた日にゃあ「してやられた!」という嬉しい驚きで胸がいっぱいになってしまう。
ゴクネコだって、葛の葉を知っているからこそあの場面の面白さが100倍増だったわけで。見ていて、楽しくって嬉しくって仕方無かったんだよねぇ。私は。
知的好奇心をくすぐられるってことだと思う。
柿食う客もちょくちょく見てるけど、何となく似た空気を感じるなぁ。
表面的に芝居のエネルギーを楽しみ、馬鹿馬鹿しさとシリアスさを味わうこともできるけれど、奥底にもっと深い意図が隠されていて、それに気付くことができれば100倍面白い!客観的に芝居を分析できるのが楽しい!みたいな感覚。
だから、私にとっては柿食う客も気になる存在なのかもしれないなぁ。
大衆演劇の役者さんで、劇団新感線を好きとか歌舞伎をよく見るという人は多いけれど、花組芝居が好きっていうのは聞いたことがない。
劇団員が全員男性で、歌舞伎とはまた全然違う女形での芝居っていう点ではすごーく勉強になると思うから、ぜひ見てほしいんだよな。
とは言え、新感線だったら大衆演劇に取り入れやすいけど、花組芝居は大衆演劇に取り入れにくいだろーと思う。うん。
やっぱ目指してる方向が違うし。芝居の作り方が違うし、役者と客の関係が絶対的に違うように思う。
私にとっての花組芝居は、芝居が作り上げる物語を味わわせてくれるよりも、芝居の作りの巧さを楽しませてくれるものだから。
結局なんにもまとまってない(汗)
つまり、来年1月の「夜叉ヶ池」をみんな観に行きましょう!ってこと(笑)
絶対面白いから!責任を持ってお勧めするから!
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初めましての方はぜひ自己紹介を。
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