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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
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天守物語
2011年11月11日(金) 18:15:03
11/10 新国立劇場中劇場
2階1列正面

作:泉鏡花
演出:白井晃
出演:篠井英介、平岡祐太、奥村佳恵、江波杏子

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もー篠井英介さんの富姫が素敵過ぎて。とにかくそれだけで大満足。
立ち居振る舞いも、言葉づかいも、生き方そのものも、美しい。

掲示されていた、篠井英介さんインタビューの記事に
「富姫は、芸者のように伝法で、日本橋のお孝のように粋なところがある。かっこいい女。」というようなことが書かれていた。
そうかそうか、そうだよね。確かにそうなんだ。
凛と美しくて威厳があるだけなら、女でなくてもよいと思う。「芸者のように」となると、心に叶う殿方に添いたいという想いがよく分かって、可愛さを感じる。それが富姫の魅力で、物語の前半と後半のコントラストをよく表すものなんだろうなぁ。


朱の盤坊には、ぜひいつかどこかで狂言師に努めてもらいたいと思うのだけどなー。山伏が似合いそうな人に。
舌長姥の舌は、息を吹き込むとぴろぴろっと伸びるおもちゃと同じ仕組みのものを使ってるけど、歌舞伎でも同じ仕組みの道具を使うよね。決まりでもあるんだろうか…。


後半、図書と交わす富姫の台詞はどれも好き。もうほぼ覚えるくらい好き(漫画持ってるし)
「お帰りなさいますな」が、心に響いて耐えきれず(´;ω;`)ブワッ
おぉぅ。
二人寄り添った絵が美しい。その近さにうっとり。


後半の富姫以外は、役者の演技も演出もいまいちしっくり来ず…。現代劇と化してしまっているということなのか…。古風な台詞と役者の心情がシンクロしきっていないように感じたところも多く。演出は変に抽象化しないほうがいいところもあると思うのだけど。
わたしにはわかりません。


とにかく篠井さんよかった。幸せ。

そうそう。1月からシネマ歌舞伎で「天守物語」「海神別荘」「高野聖」を上映するそうな。
歌舞伎座で観たけど、また観に行こう~っと。
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