ハナオフ「六人のへそ曲り ～明治文豪青春賦～」

花組芝居OFFシアター 第6回公演
「六人のへそ曲り ～明治文豪青春賦～」
下北沢・「劇」小劇場
2/11夜

開演時間を勘違いして少し遅刻してしまった…
しんじらんない！！ばかばか！！わたし馬鹿！！

明治の文豪6人それぞれの人生にスポットを当てつつ、その周辺も描いた、スピーディで盛りだくさんな展開。出演者全員、1人何役もこなしていました。

名前と代表作しか知らないような有名な人物たちも、笑って泣いて悩んで喧嘩して、普通に懸命に生きた人間なんだなと感じました。

花組芝居らしいハッチャけた部分もあり、そこは遠慮なく笑わせてもらいました。
松山の学校の生徒を演じた水下さん、美斉津くんの、子供らしくはしゃいだ様子。
田山花袋の「蒲団」の一節を語り演じた水下さん、真に迫って、最高に気持ち悪かった！
「I漱石」のTシャツを着てオタク風に激しく踊る水下さん美斉津くん。オタクダンスだったのかなー。美斉津くんはお客さんのひとりにめっちゃ話しかけてたな。
美斉津くんの、森鴎外のママ役もとっても良かった♪さすがの女形芝居。
花組芝居好きとしては、こういう自由自在なお芝居を見せられると嬉しくてたまらなくなってしまう。
なんだか人に自慢したくなるんだよなぁ(笑)ほら、みて、面白いでしょ！どうよ！ってね。

西園寺公望を演じた俳優座の蔵本さんの「まろ」っぷりもお見事でしたね～

楽しかったー。
幸せな気分になるお芝居でした。おーにょさんのお芝居はいいですなぁ。