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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
B002EBDN20


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新春浅草歌舞伎
2014年01月29日(水) 17:11:10
昼夜はしごー。着物でおでかけ。
1/25 浅草公会堂

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第1部 2階席

お年玉〈年始ご挨拶〉市川男女蔵
毎年毎回やっているそうですが、今回もおめちゃんコールやらされました(笑)

源平布引滝
一、義賢最期(よしかたさいご)

木曽先生義賢 片岡 愛之助
九郎助娘小万 中村 壱太郎
待宵姫 中村 梅 丸
百姓九郎助 嵐  橘三郎
葵御前 上村 吉 弥
下部折平実は多田蔵人 中村 亀 鶴


以前たしか新橋で?も観たことのある、テレビでも紹介されてたらぶりんの義賢最期。
後半の立ち回りがカッコよすぎて、前半の内容が吹っ飛んでしまう(笑)
戸板倒しは迫力ありますなぁー。


二、上州土産百両首(じょうしゅうみやげひゃくりょうくび)
正太郎 市川 猿之助
牙次郎 坂東 巳之助
勘次女房おせき 上村 吉 弥
宇兵衛娘おそで 中村 梅 丸
亭主宇兵衛 市川 寿 猿
みぐるみ三次 中村 亀 鶴
金的の与一 市川 男女蔵
隼の勘次 市川 門之助


大衆演劇版の上州土産百両首の印象が強いと、この正太郎はすごくスマートで落ち着きがあって、追われているときも切羽詰まった感が無いのだけど、元々そういう本なのか、書き換えてそうなってるのか、猿之助さんの持ち味なのか…。不思議に思う。
人情に訴えるというより、しみじみとした味わいがある感じ。行間を読ませるような。
牙次郎の巳之助くんが、すごく良かったなぁ。正太郎と違って、感情を素直にストレートに表に出す。愛嬌があって可愛い。泣かされた。
勘次親分も、ちょっと涙もろくて情に厚い感じが、いいんだよなぁ。ほっこり笑えて和む。



第2部 1階席

お年玉〈年始ご挨拶〉中村亀鶴

一、博奕十王(ばくちじゅうおう)
博奕打 市川 猿之助
獄卒 市川 弘太郎
同 市川 猿四郎
閻魔大王 市川 男女蔵

猿之助さんの舞踊は、軽やかな印象。勘九郎くんみたいに伸びやかに目いっぱい動くのとは違う。ひょいひょいっと、重さを感じないような動きだなーと。
博奕十王、面白いなぁ。ていうか、閻魔さまちょっとおバカすぎじゃないかな?そういうところは狂言っぽいよね。


恋飛脚大和往来
二、新口村(にのくちむら)
亀屋忠兵衛 片岡 愛之助
傾城梅川 中村 壱太郎
孫右衛門 嵐  橘三郎
忠三郎女房 上村 吉 弥


美男美女!絵になる~。
ハナフブキで梅忠のラストショーを何度か観ているけれど、親父さまに声をかけるところは、同じところがあったりちょっと違うところがあったり。親父さまの下駄の鼻緒が切れるのは同じ。目隠しをして親子対面するのは初めて観た。



三、上 屋敷娘(やしきむすめ)
  下 石橋(しゃっきょう)
〈屋敷娘〉     
お春 中村 壱太郎
お蝶 中村 米 吉
お梅 中村 梅 丸
〈石橋〉     
獅子の精 中村 歌 昇
獅子の精 中村 種之助
獅子の精 中村 隼 人

若手のみの舞踊演目を観る機会って、歌舞伎の本公演ではあんまり無いと思う。
屋敷娘を歌舞伎で観たのは初めてだよー。(舞踊会では観てるけど)
だから、実はこれが一番楽しみだった♪
踊りが得意で上手な人と、そうでない人とを観るのもまた一興。

屋敷娘はもちろん最年長の壱太郎くんが一番上手くて一番所作が美しい。最年長でも23歳だけどね!!初々しい!瑞々しい!
トリプル引き抜きを間近で見られたのも面白かったなー。

石橋は、歌昇くんの気迫が半端なく、圧倒されてほぁぁ~っとなった。カッコよかったなー。


いい気分だったな。
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