――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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十二夜 28日夜
2007年08月10日(金) 13:10:59
2回目の鑑賞で楽しみにしていたのは、二幕一場の菊之助さんの舞踊シーン。
この舞踊シーンは、やっぱり素敵!
小道具は毛槍、手紙、扇。ゆったりと優雅に上品な踊りで、うっとり~。
松也くんが後見ぽい動きをしていたのもカッコよかった。
舞踊のあとの左大臣との会話が切なくて、ちょっと泣きそうに。
女の恋心など、男の恋心とは比べ物にはならない取るに足らないもの、という発想って、シェークスピアの時代や歌舞伎の時代では普通だったんですかね。女性の地位が認められていない時代の風潮でしょうから、別に批判するつもりもないんですけど、獅子丸が自分の妹の話として自分の切ない恋心の話しをするときの、獅子丸の辛さがひしひしと伝わって切なかったですね。辛い恋心を押し隠してひたすら忍の一字で常に微笑みを絶やさなかったと、そういう台詞のくだりが一番切なくてジーンとしてしまいました。
幕切れは、織笛姫への想いに悩む左大臣の姿と、左大臣への想いに悩む獅子丸の姿と、それぞれがそれぞれに憂いを含んだ表情で佇んでいて印象的でした。
この場面で、かなり獅子丸に感情移入してしみじみとしていたんですが…
余韻に浸る間もなく、次が丸尾坊太夫に偽手紙を仕掛ける、面白い見世物が始まる場面かよー!って。まま待ってよ~
ちょっと三谷作品を思わせるような展開。
鏡を使ったセットってここでも最大限に生かせるのが楽しいよね。物陰に隠れている姿をその真後ろから眺められるんだから。
それにしても、相変わらず麻阿は最高に面白い!
シェークスピアらしい言葉遊びは、歌舞伎にはあまり馴染みの無い台詞だなーと思うので、不思議な感覚でしたね。
取っ手を取って、取って置きのお酒を、とか。
兄弟が顔を合わせる場面で、もう一人の菊之助さんがマスクを使ってるのって、3階席からだとオペラグラスを使っても全然わかんないわー
船のシーンで主膳之助が波にさらわれたあとの琵琶姫が代役で、あとは主膳之助と琵琶姫が再開したときの獅子丸が代役で、最後の全員集合のときの主膳之助が代役ってことかな。
今回、十二夜を再演したのは、菊之助さんたっての願いで、蜷川さんは最初反対したらしいと聞きました。
どういう思いで菊之助さんは再演したかったのか、蜷川さんが反対したのはなぜなのか、よく分からないけれど、結果として再演したのは良いことだったと思いますよ~。
というのも、初演から今年までの2年で、菊之助さんが出来るようになったことはすごくたくさんあったんじゃないかと思うので。
この舞踊シーンは、やっぱり素敵!
小道具は毛槍、手紙、扇。ゆったりと優雅に上品な踊りで、うっとり~。
松也くんが後見ぽい動きをしていたのもカッコよかった。
舞踊のあとの左大臣との会話が切なくて、ちょっと泣きそうに。
女の恋心など、男の恋心とは比べ物にはならない取るに足らないもの、という発想って、シェークスピアの時代や歌舞伎の時代では普通だったんですかね。女性の地位が認められていない時代の風潮でしょうから、別に批判するつもりもないんですけど、獅子丸が自分の妹の話として自分の切ない恋心の話しをするときの、獅子丸の辛さがひしひしと伝わって切なかったですね。辛い恋心を押し隠してひたすら忍の一字で常に微笑みを絶やさなかったと、そういう台詞のくだりが一番切なくてジーンとしてしまいました。
幕切れは、織笛姫への想いに悩む左大臣の姿と、左大臣への想いに悩む獅子丸の姿と、それぞれがそれぞれに憂いを含んだ表情で佇んでいて印象的でした。
この場面で、かなり獅子丸に感情移入してしみじみとしていたんですが…
余韻に浸る間もなく、次が丸尾坊太夫に偽手紙を仕掛ける、面白い見世物が始まる場面かよー!って。まま待ってよ~
ちょっと三谷作品を思わせるような展開。
鏡を使ったセットってここでも最大限に生かせるのが楽しいよね。物陰に隠れている姿をその真後ろから眺められるんだから。
それにしても、相変わらず麻阿は最高に面白い!
シェークスピアらしい言葉遊びは、歌舞伎にはあまり馴染みの無い台詞だなーと思うので、不思議な感覚でしたね。
取っ手を取って、取って置きのお酒を、とか。
兄弟が顔を合わせる場面で、もう一人の菊之助さんがマスクを使ってるのって、3階席からだとオペラグラスを使っても全然わかんないわー
船のシーンで主膳之助が波にさらわれたあとの琵琶姫が代役で、あとは主膳之助と琵琶姫が再開したときの獅子丸が代役で、最後の全員集合のときの主膳之助が代役ってことかな。
今回、十二夜を再演したのは、菊之助さんたっての願いで、蜷川さんは最初反対したらしいと聞きました。
どういう思いで菊之助さんは再演したかったのか、蜷川さんが反対したのはなぜなのか、よく分からないけれど、結果として再演したのは良いことだったと思いますよ~。
というのも、初演から今年までの2年で、菊之助さんが出来るようになったことはすごくたくさんあったんじゃないかと思うので。
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初めましての方はぜひ自己紹介を。
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