――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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八月納涼歌舞伎 第一部
2005年08月16日(火) 14:14:24
祇園祭礼信仰記「金閣寺」福助 橋之助 染五郎 亀蔵 秀調 勘三郎 三津五郎
「橋弁慶」 獅童 七之助
「雨乞狐」 勘太郎
雨乞狐があまりにも良かったので、前半の印象が吹っ飛んでしまった…。
演目が決まってからはもちろんのこと、初日が始まって続々耳に入る、勘太郎が良いとの評判を聞いて、ずいぶんと期待して行きました。
期待以上でした。
「橋弁慶」 獅童 七之助
「雨乞狐」 勘太郎
雨乞狐があまりにも良かったので、前半の印象が吹っ飛んでしまった…。
演目が決まってからはもちろんのこと、初日が始まって続々耳に入る、勘太郎が良いとの評判を聞いて、ずいぶんと期待して行きました。
期待以上でした。
「金閣寺」
長かった、これ…。退屈してしまって早く終われ~と思ってしまった(><)
雪舟の娘である雪姫が桜の花びらで絵を描く場面だけを楽しみにして行ってしまったからなぁ。
降ってくる花びらの量、ハンパじゃなかったですねぇ。
ところで私が知っている雪舟のエピソードは、涙を使って爪先で描いた鼠の絵が本物そっくりであまりに見事だったので謹慎が解けた、という話なんですが、筋書きを読むと、鼠の絵が本物の鼠になって雪舟を縛めていた縄を噛み切ったと書いてありました。へぇ、そういう話は聞いたことなかったなぁ。
三津五郎さん、見事に悪役に化けるなぁと思いました。器用な人だ。
染五郎さんは中堅の役者の中で見るとやっぱり若いんだなぁと感じてしまいます。
「橋弁慶」
出囃子に傳左衛門さんはっけ~ん。やっぱ広忠お兄ちゃんに似てるなぁと今更ながら思いました。
う~んと、獅童さんと七之助さんの2人、どうなんですかね?
なんだか噛み合ってない印象で、歯がゆかったです。もっとのびのびできたら良いのに。
七之助くんの跳躍力はすごいもんだと思いました。十二月の桃太郎と言い、ね。
「雨乞狐」
この演目って、前にドキュメンタリーで観たやつだったんですね。今から10年以上前、勘三郎さんが勘九郎時代に「勘九郎の会」で狐をやっていて、まだ子供だった勘太郎さんが堤燈をやっていました。
今や狐を勘九郎さんが演じ、堤燈はこの間中村屋の部屋子になった鶴松くん。時代を感じるなぁ。
勘太郎くんの踊り、ホントに良かったなぁ。初めの九郎狐はいたずら好きっぽいコミカルな動きでとっても可愛らしかった。体のキレが凄いよね。ひと回転して正面で止まる時の動きなんかが見事で見事で。
巫女になったあとの踊りは、巫女の割には激しい踊りなんですね。この踊りもまた凄くて、耐えられずうるうるしてしまいました。
ドキュメンタリー番組の勘三郎さんと比較して思ったのですが、勘三郎さんの踊りは勢いがあってガシガシ踊ってる感じ。すごく遊んでるなぁと思う。いい意味でね。私生活もそれなりに華やかだったろうと思うけど、それが色気となって出てるなぁと思います。
勘太郎くんはそういう遊びは無いんだけど、真面目で丁寧でとても誠実。ひとつひとつをきっちり見せてくれるのがとても清々しくて気持ちいいんですよね(^o^)
こういうところはお父さんと全然似てないと思うなぁ。
狐の嫁の黒振袖も綺麗だった~。すごく可愛らしいです。
可憐、という言葉がしっくり来る。必要以上の色気を出さず、慎ましやかに振舞う仕草がモェ~(笑)
指の動きを見てもおすべりの時の肩の動きを見てもうっとりする可愛らしさでメロメロ。
堤燈の鶴松くんも可愛らしかったです。踊りも上手くてセンスのよさを感じます。将来が楽しみ。
最後に狐でセリから飛び出してくるところ、すんごい勢いで飛び出してくるんですね!事前に知っていてもあの高さには驚いた。よく着地できるなぁ~。
「か~ん九郎狐の名を賜るとな」という部分、良かったですねぇ。勘太郎がいずれ勘九郎を襲名するんだろうか、と思って(すんごい飛躍だ…)感慨深くなってしまいました。
花道口あたりで囃子に合わせて手拍子が起きたのはすごく自然なことだと思います。外国だったらオールスタンディングの大歓声だろうなぁ。日本人はお行儀が良すぎるから。私も、心の中だけど、大歓声を送りました。この感動を本人に伝えたかった…。
そういえば、座頭や小野道風はどう雨にゆかりがあるのか知らないんですが…。
道風は、柳に蛙繋がり?じゃあ座頭は?
長かった、これ…。退屈してしまって早く終われ~と思ってしまった(><)
雪舟の娘である雪姫が桜の花びらで絵を描く場面だけを楽しみにして行ってしまったからなぁ。
降ってくる花びらの量、ハンパじゃなかったですねぇ。
ところで私が知っている雪舟のエピソードは、涙を使って爪先で描いた鼠の絵が本物そっくりであまりに見事だったので謹慎が解けた、という話なんですが、筋書きを読むと、鼠の絵が本物の鼠になって雪舟を縛めていた縄を噛み切ったと書いてありました。へぇ、そういう話は聞いたことなかったなぁ。
三津五郎さん、見事に悪役に化けるなぁと思いました。器用な人だ。
染五郎さんは中堅の役者の中で見るとやっぱり若いんだなぁと感じてしまいます。
「橋弁慶」
出囃子に傳左衛門さんはっけ~ん。やっぱ広忠お兄ちゃんに似てるなぁと今更ながら思いました。
う~んと、獅童さんと七之助さんの2人、どうなんですかね?
なんだか噛み合ってない印象で、歯がゆかったです。もっとのびのびできたら良いのに。
七之助くんの跳躍力はすごいもんだと思いました。十二月の桃太郎と言い、ね。
「雨乞狐」
この演目って、前にドキュメンタリーで観たやつだったんですね。今から10年以上前、勘三郎さんが勘九郎時代に「勘九郎の会」で狐をやっていて、まだ子供だった勘太郎さんが堤燈をやっていました。
今や狐を勘九郎さんが演じ、堤燈はこの間中村屋の部屋子になった鶴松くん。時代を感じるなぁ。
勘太郎くんの踊り、ホントに良かったなぁ。初めの九郎狐はいたずら好きっぽいコミカルな動きでとっても可愛らしかった。体のキレが凄いよね。ひと回転して正面で止まる時の動きなんかが見事で見事で。
巫女になったあとの踊りは、巫女の割には激しい踊りなんですね。この踊りもまた凄くて、耐えられずうるうるしてしまいました。
ドキュメンタリー番組の勘三郎さんと比較して思ったのですが、勘三郎さんの踊りは勢いがあってガシガシ踊ってる感じ。すごく遊んでるなぁと思う。いい意味でね。私生活もそれなりに華やかだったろうと思うけど、それが色気となって出てるなぁと思います。
勘太郎くんはそういう遊びは無いんだけど、真面目で丁寧でとても誠実。ひとつひとつをきっちり見せてくれるのがとても清々しくて気持ちいいんですよね(^o^)
こういうところはお父さんと全然似てないと思うなぁ。
狐の嫁の黒振袖も綺麗だった~。すごく可愛らしいです。
可憐、という言葉がしっくり来る。必要以上の色気を出さず、慎ましやかに振舞う仕草がモェ~(笑)
指の動きを見てもおすべりの時の肩の動きを見てもうっとりする可愛らしさでメロメロ。
堤燈の鶴松くんも可愛らしかったです。踊りも上手くてセンスのよさを感じます。将来が楽しみ。
最後に狐でセリから飛び出してくるところ、すんごい勢いで飛び出してくるんですね!事前に知っていてもあの高さには驚いた。よく着地できるなぁ~。
「か~ん九郎狐の名を賜るとな」という部分、良かったですねぇ。勘太郎がいずれ勘九郎を襲名するんだろうか、と思って(すんごい飛躍だ…)感慨深くなってしまいました。
花道口あたりで囃子に合わせて手拍子が起きたのはすごく自然なことだと思います。外国だったらオールスタンディングの大歓声だろうなぁ。日本人はお行儀が良すぎるから。私も、心の中だけど、大歓声を送りました。この感動を本人に伝えたかった…。
そういえば、座頭や小野道風はどう雨にゆかりがあるのか知らないんですが…。
道風は、柳に蛙繋がり?じゃあ座頭は?
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コメント
> 波華さま
こちらでははじめましてです。みゆみゆさまのところではお名前を時々拝見していました。
勘太郎さんの『雨乞狐』は素晴らしかったですね。第一部の他の演目がかすんでしまうほどでした。当方も勘三郎襲名興行からの勘太郎さんの成長と活躍振りには目を瞠っています。TBをうたせていただきました。
今後ともどうぞよろしくお願いしますm(__)m。
こちらでははじめましてです。みゆみゆさまのところではお名前を時々拝見していました。
勘太郎さんの『雨乞狐』は素晴らしかったですね。第一部の他の演目がかすんでしまうほどでした。当方も勘三郎襲名興行からの勘太郎さんの成長と活躍振りには目を瞠っています。TBをうたせていただきました。
今後ともどうぞよろしくお願いしますm(__)m。
>六条亭さま
こんにちは、こちらこそ初めまして。書き込みありがとうございます!
勘太郎くんが一人で勤める舞台ということで、演目が決まったときからずうっと楽しみにしていました。期待以上に良かったですし、年下の若者なのにこんなに頑張ってるのを見ると、私も頑張らなきゃ~と思わせられます。
本当に、これからが楽しみです。
TBありがとうございました。こちらこそどうぞよろしくお願いします。
こんにちは、こちらこそ初めまして。書き込みありがとうございます!
勘太郎くんが一人で勤める舞台ということで、演目が決まったときからずうっと楽しみにしていました。期待以上に良かったですし、年下の若者なのにこんなに頑張ってるのを見ると、私も頑張らなきゃ~と思わせられます。
本当に、これからが楽しみです。
TBありがとうございました。こちらこそどうぞよろしくお願いします。
初めましての方はぜひ自己紹介を。
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