――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
鑑賞予定
最新記事
最新コメント
たつみ演劇BOX公演@しのはら演芸場 2/11夜⇒
波華@管理人[03/14]
たつみ演劇BOX公演@しのはら演芸場 2/11夜⇒
moto[03/10]
たつみ演劇BOX公演@浅草木馬館 1/17夜⇒
波華@管理人[02/08]
たつみ演劇BOX公演@浅草木馬館 1/17夜⇒
moto[02/06]
菊花の契り⇒
波華@管理人[11/19]
菊花の契り⇒
くりみ[10/18]
遅くなりましたが、感想 「鼓の家」⇒
波華@管理人[07/04]
遅くなりましたが、感想 「鼓の家」⇒
蜂須賀承能[07/04]
劇団新感線「蒼の乱」⇒
波華@管理人[04/25]
劇団新感線「蒼の乱」⇒
moto[04/24]
カテゴリー
アーカイブ
2022年03月
(1)
2022年02月
(1)
2022年01月
(1)
2021年12月
(1)
2021年11月
(1)
2021年10月
(1)
2021年09月
(1)
2021年08月
(1)
2021年07月
(1)
2021年06月
(1)
2021年04月
(3)
2021年03月
(1)
2021年02月
(1)
2021年01月
(1)
2020年12月
(1)
2020年11月
(1)
2020年10月
(1)
2020年09月
(1)
2020年08月
(1)
2020年07月
(1)
2020年05月
(1)
2020年04月
(2)
2020年02月
(1)
2020年01月
(1)
2019年12月
(1)
2019年11月
(1)
2019年10月
(1)
2019年09月
(1)
2019年08月
(2)
2019年07月
(1)
2019年06月
(1)
2019年05月
(1)
2019年04月
(1)
2019年03月
(2)
2019年01月
(1)
2018年12月
(1)
2018年11月
(1)
2018年09月
(2)
2018年08月
(1)
2018年07月
(1)
2018年06月
(1)
2018年05月
(1)
2018年04月
(1)
2018年03月
(1)
2018年02月
(1)
2018年01月
(1)
2017年11月
(2)
2017年10月
(1)
2017年09月
(1)
2017年08月
(1)
2017年07月
(1)
2017年06月
(1)
2017年05月
(1)
2017年04月
(1)
2017年03月
(1)
2017年02月
(1)
2017年01月
(1)
2016年12月
(1)
2016年11月
(1)
2016年10月
(1)
2016年09月
(1)
2016年08月
(1)
2016年07月
(1)
2016年06月
(1)
2016年05月
(1)
2016年04月
(1)
2016年03月
(1)
2016年02月
(1)
2016年01月
(2)
2015年12月
(2)
2015年10月
(1)
2015年09月
(4)
2015年08月
(1)
2015年03月
(1)
2015年02月
(2)
2015年01月
(5)
2014年12月
(1)
2014年11月
(1)
2014年10月
(7)
2014年09月
(6)
2014年08月
(21)
2014年07月
(11)
2014年06月
(22)
2014年05月
(19)
2014年04月
(6)
2014年03月
(11)
2014年02月
(3)
2014年01月
(22)
2013年12月
(2)
2013年11月
(3)
2013年10月
(7)
2013年09月
(5)
2013年08月
(15)
2013年07月
(17)
2013年06月
(4)
2013年05月
(19)
2013年04月
(6)
2013年03月
(12)
2013年02月
(20)
2013年01月
(21)
2012年12月
(18)
2012年11月
(19)
2012年10月
(15)
2012年09月
(19)
2012年08月
(8)
2012年07月
(32)
2012年06月
(10)
2012年05月
(20)
2012年04月
(11)
2012年03月
(15)
2012年02月
(22)
2012年01月
(27)
2011年12月
(10)
2011年11月
(18)
2011年10月
(18)
2011年09月
(20)
2011年08月
(21)
2011年07月
(15)
2011年06月
(14)
2011年05月
(23)
2011年04月
(7)
2011年03月
(13)
2011年02月
(9)
2011年01月
(10)
2010年12月
(16)
2010年11月
(18)
2010年10月
(19)
2010年09月
(11)
2010年08月
(16)
2010年07月
(26)
2010年06月
(26)
2010年05月
(26)
2010年04月
(26)
2010年03月
(17)
2010年02月
(11)
2010年01月
(24)
2009年12月
(23)
2009年11月
(10)
2009年10月
(17)
2009年09月
(16)
2009年08月
(12)
2009年07月
(23)
2009年06月
(18)
2009年05月
(13)
2009年04月
(15)
2009年03月
(18)
2009年02月
(6)
2009年01月
(22)
2008年12月
(19)
2008年11月
(20)
2008年10月
(27)
2008年09月
(20)
2008年08月
(20)
2008年07月
(24)
2008年06月
(16)
2008年05月
(22)
2008年04月
(17)
2008年03月
(18)
2008年02月
(22)
2008年01月
(26)
2007年12月
(18)
2007年11月
(13)
2007年10月
(22)
2007年09月
(21)
2007年08月
(11)
2007年07月
(19)
2007年06月
(10)
2007年05月
(18)
2007年04月
(16)
2007年03月
(1)
2007年02月
(5)
2007年01月
(13)
2006年12月
(5)
2006年11月
(11)
2006年10月
(12)
2006年09月
(9)
2006年08月
(18)
2006年07月
(14)
2006年06月
(15)
2006年05月
(15)
2006年04月
(24)
2006年03月
(21)
2006年02月
(17)
2006年01月
(19)
2005年12月
(14)
2005年11月
(16)
2005年10月
(17)
2005年09月
(18)
2005年08月
(17)
2005年07月
(9)
2005年06月
(17)
2005年05月
(27)
2005年04月
(23)
2005年03月
(17)
2005年02月
(18)
2005年01月
(25)
2004年12月
(20)
2004年11月
(14)
2004年10月
(21)
2004年09月
(18)
更新リスト
カウンター
ブログ内検索
カレンダー
アクセス解析
Ad
五月大歌舞伎 夜の部
2005年05月06日(金) 18:45:14
昨日の5日に、歌舞伎座夜の部を見てきました。
夢の一階席デビュー!席からの眺めはこんなです。
視界が開けていて、とてもよい眺め。
私の直接隣に伸びる仮花道…ギャー!どうしよう!役者がここを通るんでしょ!?怖いよー近いよー!
夜の演目は、どれも良かったです。たっぷりお腹いっぱい堪能できました!
こんなに幸せで、良いのでしょうか。
気持ちが高ぶって、夜なかなか寝付けませんでした…翌日は仕事だというのに。
夢の一階席デビュー!席からの眺めはこんなです。
視界が開けていて、とてもよい眺め。
私の直接隣に伸びる仮花道…ギャー!どうしよう!役者がここを通るんでしょ!?怖いよー近いよー!
夜の演目は、どれも良かったです。たっぷりお腹いっぱい堪能できました!
こんなに幸せで、良いのでしょうか。
気持ちが高ぶって、夜なかなか寝付けませんでした…翌日は仕事だというのに。
「義経千本桜」川連法眼館
海老蔵の、見目麗しく凛々しい義経も良かったし、菊之助の美しく可憐な静御前も良かったと思う。
だけどここは、とにかく菊五郎さん!でしょう。
初音の鼓の音に誘われて姿を現してからの、仕掛けいっぱい涙ほろりの展開が強く印象に残っています。
このときの狐忠信の登場の仕方がねー。チクショーやられたー!くやしいー!
静御前が鼓を打って忠信が現れるのを待っていたら、不意に花道の揚幕から何か声が聞こえたので、一瞬そちらに気を取られて舞台から眼を離してしまった。
その隙に、舞台でガタンと音がして、眼を戻したら忠信が階段に四つん這いになって居るではないか!
ぜんっぜん見えなかった…。と言っても本当に一瞬だよ?どうやって出てきたのか仕掛けが分からん!
くっそーやられたー!揚幕の声は舞台から眼をそらせるために違いない!
うっかり乗ってしまってくやしいったらない!
今度また夜の部を観に行ったときには、絶対眼をそらさずに観てやる!と心に誓いました。
その他の仕掛けもたくさん。
白の小袖から毛がふさふさの狐の衣装へ早替り。これは本当に早かった!裏を移動するだけでも大変なのに、衣装も変わるなんて、見事だった。
欄干の上を歩く、垣根の向こうに倒れこんで消えていく、といったものも。こういうのをケレンと言うらしい。澤瀉屋の「義経千本桜」はもっとケレン味があるとのこと。確かに宙乗りの話はよく聞きます。ちょうど、7月の歌舞伎鑑賞教室が澤瀉屋の「義経千本桜」なので、観に行こうと思います!
忠信が、親の鼓を義経に与えられて喜ぶくだりは、涙、涙。嬉し泣きする源九郎狐がとてもいじらしく、良かったね~と言ってあげたくなりました。
「鷺娘」
刹那の、夢の出来事のようでした。
闇の中の雪の原に、白い布を被いた白い着物の娘が立っている姿は本当に美しかったです。
立ち姿が美しい。白い着物の裾から赤い襦袢が見えているのが色っぽい。楽も静かで、しんしんと雪が降り積もる静けさが感じられました。
そこから一転、引き抜きで赤い着物に変わると同時に、照明が明るくなって昼の風景に転換。一気に視界が開けた感じです。
あまりにぽけーっと観ていたので、細かいことを覚えてない…。
一度玉三郎さんが引っ込んだ後は出囃子の出番。傳左衛門さんは相変わらず小鼓の頭取のようです。大鼓小鼓の掛け合いと連打がすごかったなぁ。三味線の演奏も凄かったです。だけど、演奏が凄いのは分かるけどなんで拍手するんだろ。聞こえなくなるじゃん!
紫の着物で玉三郎さん再登場。その後引き抜きで桃色の着物に変わりました。
またもやぽけーと眺めるばかり。
ぶっかえりで白い衣装になり、髪も下ろして(これ、適切な言葉が分からない…ボキャブラリー乏しすぎ…)、地獄の責めに苦しむ場面。
またもやぽけーと眺めるばかり。激しく雪が降りしきる中、苦しく切なく踊り狂う場面が一番印象に残りました。
あっという間の30分でした。
この日は何と、カーテンコールがありました。
うわっ、マジで?
私、思わず立ち上がってしまいました。
舞台中央で深々とお辞儀をする玉三郎さん。一階はスタンディングオベーション。なんなんだこれは…。
初日はカーテンコールをしてないはず。2日目はわかりませんが、この日のカーテンコールは一体なんだったのでしょうか。
ちょっと、得した気分です♪
「研辰の討たれ」
夢にまで見た、念願の研辰です!
めちゃめちゃ楽しかったです。すごく面白かったです!嬉しかったです!
私の好みにはかなり合います。
ただ、シネマ歌舞伎「鼠小僧」を観たときにも思ったことと同じことを、今回も思いました。
野田作品って言葉遊びが多いけれど、言葉遊びって普通に考えればただの洒落、ギャグとも捉えられると思います。
それなのに、野田作品の言葉遊びはなぜか知的な香りがして、俗っぽい『ギャグ』とは一線を画すものがあるように感じています。
なんだけど、その野田作品を勘三郎さんが演じると、俗っぽい『オヤジギャグ』に戻っちゃうんだよねー。
それは勘三郎さんの愛嬌ある人柄ゆえの事だろうと思う。そういう勘三郎さんは好きなんだけど、やっぱり野田作品の知的な香りを味わいたい。かといって、勘三郎さんには知的な香りを漂わせるのは無理そう…。
一体、何なんだろう。この違いって。不思議だなぁ。
実際、今回の研辰は、お客さんを喜ばせようというサービス精神(悪く言えば下心?)がたっぷりの演出だったと思います。初演にはなかっただろうと思われる、タイムリーなネタがたーっぷりあったからです。
でも、そこが、私のヒジョーに大好きなところなんだよねー。
というわけで、ざっくり感想。
冒頭の赤穂討入シルエットシーンはとてもカッコよくて好きです。廻り舞台にシンプルな階段だけを置いたセットが、いかにも現代劇~って感じです。
剣術稽古をしている武士たちの中に居た七之助くんがお兄ちゃんそっくりだったなぁ。だけど、なんだか随分子供っぽく見えたような。同じく獅童さんも居たけれど、大勢の中に紛れるとあんまりキャラが立たないんだな、と思いました。全然目立ってなかったんだもの。
守山辰次の衣装、おもしろいですねー。変な柄の緑の小袖に迷彩柄の袴。そういえば黒子さんもみんな迷彩柄で、言わば迷彩子?
辰次が赤穂浪士の敵討ちのことをちゃんちゃらおかしいなどと言っていましたが、私は大河ドラマ「元禄繚乱」で勘三郎さんが大石内蔵助を演じているのを見たばっかりだったので、すんごい変な気分でした(笑)
平井九市郎・才次郎兄弟を演じる染五郎と勘太郎の二人の、竹刀の試合がものすんごい迫力でビックリしました。スピードが速いし勢いはあるし!やるじゃん!辰次が「若いっていいな」などと言っていたのが面白かった。
最近、染五郎さんの声が随分と聞き慣れてきて、というのも変な話ですが。艶っぽい色気のある声ではありませんか?勘太郎の声と比較すると染五郎さんの声のほうが耳に心地よいです。
私には、病葉出門でもなく、捨之介でもなく、天魔王に一番近いテンションの声に聞こえました。台詞のたびに、天魔王だー天魔王だーと思えて仕方が無かったです(^^;
ここの場面で、念願の福助さんの「天晴じゃ!」を観られて嬉しかったです!
これかぁ例の天晴は!大河「新選組!」にもひそかに使われていたという元ネタは。
からくりの場面は、ステップがどーのと言っている弥十郎さんと、さんざん滑稽な動きをしている三津五郎さんが楽しかった。
ところで、最後のからくりで出てきた人形は、誰がやってたんでしょう?すっごい恐ろしくてシュールだった…。森山直太郎の「さくら」を歌いながら去っていきましたけど…。
まさか、森山辰次と森山直太郎を掛けては…いないよな…
次の宿屋の場面。
初っ端に辰次に口説かれていた芸者?酌婦?が、ギター侍のネタをやってました。「ですからー!」と叫んでいて一瞬耳を疑った…。そんな美味しいネタやっていいんですかー?
この芸者役の人、声がやたら高くて女の人みたい。もしかして本当に女の人が混じって演ってるんじゃないだろーねと思ったら、芝のぶちゃんでした。きゃーびっくり。
芝のぶちゃんって、本当に声が特徴的なんだなぁ。時代物のように重々しく語るときは分からないけど、世話物とか現代劇のように自由に喋るときの声は全くもって女そのもの。いいなぁ芝のぶちゃん。ステキー!
九市郎・才次郎兄弟が辰次の泊まる宿にやって来て、暗闇で手探りする例のシーン。
ここはテレビなどでもよく見せてもらっていたので目新しさはなかったですが、奇抜な演出にぐっと引き込まれましたね。
この辺から全体的にてんやわんやの大騒ぎになってきて、誰がどこで何をしているのか把握し切れない!
とりあえず、染と勘太は、あるある探検隊の「ハイッ!ハイッ!ハイハイハイッ!」の真似と、アンガールズの「ジャンガジャンガ」の真似をやってました!
おいおい君たち、そんな若手お笑い芸人のネタを真似て笑いを取ろうだなんて!最高だー!
九市郎・才次郎兄弟が辰次を追いかける場面では、本花道と仮花道に2本、舞台を横切って1本、長い紐を通してロープウェーのようにつかまって移動するという演出。
どさくさに紛れて、喜多さんがいたのー!
ギャー金色の髷の人が居るー!喜多さんの着物着て、喜多さんの笠を担いで、喜多さん柄のステテコ(星条旗だよ!)をはいて通りすがってる人がいるー!だけど映画で使ってた髷とは微妙に色が違うー!
もももうもうどうしよう。嬉しすぎる!まさかこんなネタが用意されていたとは!
でも弥次さんがいない…。喜多さん一人しかいないー!
もう私ったら喜多さんばっかり見ていて、主役たちが何をしていたか全然見てなかったよ。
実はびみょーに後姿しか見えなかったんだけど、ちゃんと七之助がやってたんだよね?
辰次を追い詰める場面では、私の横の仮花道揚幕から、勘三郎さん染五郎さん勘太郎さん福助さん扇雀さんが出てきたわ~。至極の瞬間。
辰次が命乞いをするところがねーまた面白かったです。
辰次がまず九市郎役の染五郎さんに向かって「あなたの最近のご活躍やよぅく存じておりますよ」などと言って、阿修羅だのアオドクロだのと挙げるので会場からは笑いと拍手。
才次郎役の勘太郎には、「あなたは本当に心の優しい人だと知ってますよ」などと言って、震度3の地震で彼女に「大丈夫だったか?」と電話したなんていう話を暴露。えーっこれ本当の話?ネタかもしれないけれど本当かもしれない…。勘太郎くんならありえそうな話だもの。
最後はしんみりとくる展開。結局辰次はどうなるのかと思ったけれど、やっぱり殺されてしまうんですね。
大衆って、怖いものだと思いました。九市郎・才次郎兄弟だって最初は自ら望んで敵討ちの旅に出たわけではなく、周りの盛り上がりに押されてしぶしぶ旅に出たわけだし、最後に辰次を討とうか討つまいかと迷う場面でも、周りの野次に左右されてしまうし。
誰でもない誰かのようでいて、誰でもある誰か。誰がきっかけかもわからないから無責任で、それゆえ大勢集まると押さえられなくなる。なんだか最近の中国の抗日デモが思い出しちゃったな。
てんこ盛りの小ネタはめちゃめちゃ楽しかったし、根底にあるテーマも見えたし、とても楽しめました。野田歌舞伎は歌舞伎か?という疑問がなぜか私の中に出てくるのですが、それは周りがそんな議論をしている影響にすぎません。
別にどっちでもいいじゃん?歌舞伎は現代という時代から見るから古典なのであって、大成した当時は現代劇だったんだから。歌舞伎じゃなくても、能狂言でも一緒でしょ?能狂言と歌舞伎って、時代によって呼び方が違うだけで、どっちも同じ演劇じゃないの。野田さんが歌舞伎役者のために書いたから野田歌舞伎って名前つけただけ、ってことでいいんじゃないの?
どっちかと聞かれれば、歌舞伎じゃないだろうなぁと私は思います。
この研辰、一ヶ月上演する間にまた変わっていくんでしょうか。とくに小ネタ部分。
2回目鑑賞が楽しみだー!
海老蔵の、見目麗しく凛々しい義経も良かったし、菊之助の美しく可憐な静御前も良かったと思う。
だけどここは、とにかく菊五郎さん!でしょう。
初音の鼓の音に誘われて姿を現してからの、仕掛けいっぱい涙ほろりの展開が強く印象に残っています。
このときの狐忠信の登場の仕方がねー。チクショーやられたー!くやしいー!
静御前が鼓を打って忠信が現れるのを待っていたら、不意に花道の揚幕から何か声が聞こえたので、一瞬そちらに気を取られて舞台から眼を離してしまった。
その隙に、舞台でガタンと音がして、眼を戻したら忠信が階段に四つん這いになって居るではないか!
ぜんっぜん見えなかった…。と言っても本当に一瞬だよ?どうやって出てきたのか仕掛けが分からん!
くっそーやられたー!揚幕の声は舞台から眼をそらせるために違いない!
うっかり乗ってしまってくやしいったらない!
今度また夜の部を観に行ったときには、絶対眼をそらさずに観てやる!と心に誓いました。
その他の仕掛けもたくさん。
白の小袖から毛がふさふさの狐の衣装へ早替り。これは本当に早かった!裏を移動するだけでも大変なのに、衣装も変わるなんて、見事だった。
欄干の上を歩く、垣根の向こうに倒れこんで消えていく、といったものも。こういうのをケレンと言うらしい。澤瀉屋の「義経千本桜」はもっとケレン味があるとのこと。確かに宙乗りの話はよく聞きます。ちょうど、7月の歌舞伎鑑賞教室が澤瀉屋の「義経千本桜」なので、観に行こうと思います!
忠信が、親の鼓を義経に与えられて喜ぶくだりは、涙、涙。嬉し泣きする源九郎狐がとてもいじらしく、良かったね~と言ってあげたくなりました。
「鷺娘」
刹那の、夢の出来事のようでした。
闇の中の雪の原に、白い布を被いた白い着物の娘が立っている姿は本当に美しかったです。
立ち姿が美しい。白い着物の裾から赤い襦袢が見えているのが色っぽい。楽も静かで、しんしんと雪が降り積もる静けさが感じられました。
そこから一転、引き抜きで赤い着物に変わると同時に、照明が明るくなって昼の風景に転換。一気に視界が開けた感じです。
あまりにぽけーっと観ていたので、細かいことを覚えてない…。
一度玉三郎さんが引っ込んだ後は出囃子の出番。傳左衛門さんは相変わらず小鼓の頭取のようです。大鼓小鼓の掛け合いと連打がすごかったなぁ。三味線の演奏も凄かったです。だけど、演奏が凄いのは分かるけどなんで拍手するんだろ。聞こえなくなるじゃん!
紫の着物で玉三郎さん再登場。その後引き抜きで桃色の着物に変わりました。
またもやぽけーと眺めるばかり。
ぶっかえりで白い衣装になり、髪も下ろして(これ、適切な言葉が分からない…ボキャブラリー乏しすぎ…)、地獄の責めに苦しむ場面。
またもやぽけーと眺めるばかり。激しく雪が降りしきる中、苦しく切なく踊り狂う場面が一番印象に残りました。
あっという間の30分でした。
この日は何と、カーテンコールがありました。
うわっ、マジで?
私、思わず立ち上がってしまいました。
舞台中央で深々とお辞儀をする玉三郎さん。一階はスタンディングオベーション。なんなんだこれは…。
初日はカーテンコールをしてないはず。2日目はわかりませんが、この日のカーテンコールは一体なんだったのでしょうか。
ちょっと、得した気分です♪
「研辰の討たれ」
夢にまで見た、念願の研辰です!
めちゃめちゃ楽しかったです。すごく面白かったです!嬉しかったです!
私の好みにはかなり合います。
ただ、シネマ歌舞伎「鼠小僧」を観たときにも思ったことと同じことを、今回も思いました。
野田作品って言葉遊びが多いけれど、言葉遊びって普通に考えればただの洒落、ギャグとも捉えられると思います。
それなのに、野田作品の言葉遊びはなぜか知的な香りがして、俗っぽい『ギャグ』とは一線を画すものがあるように感じています。
なんだけど、その野田作品を勘三郎さんが演じると、俗っぽい『オヤジギャグ』に戻っちゃうんだよねー。
それは勘三郎さんの愛嬌ある人柄ゆえの事だろうと思う。そういう勘三郎さんは好きなんだけど、やっぱり野田作品の知的な香りを味わいたい。かといって、勘三郎さんには知的な香りを漂わせるのは無理そう…。
一体、何なんだろう。この違いって。不思議だなぁ。
実際、今回の研辰は、お客さんを喜ばせようというサービス精神(悪く言えば下心?)がたっぷりの演出だったと思います。初演にはなかっただろうと思われる、タイムリーなネタがたーっぷりあったからです。
でも、そこが、私のヒジョーに大好きなところなんだよねー。
というわけで、ざっくり感想。
冒頭の赤穂討入シルエットシーンはとてもカッコよくて好きです。廻り舞台にシンプルな階段だけを置いたセットが、いかにも現代劇~って感じです。
剣術稽古をしている武士たちの中に居た七之助くんがお兄ちゃんそっくりだったなぁ。だけど、なんだか随分子供っぽく見えたような。同じく獅童さんも居たけれど、大勢の中に紛れるとあんまりキャラが立たないんだな、と思いました。全然目立ってなかったんだもの。
守山辰次の衣装、おもしろいですねー。変な柄の緑の小袖に迷彩柄の袴。そういえば黒子さんもみんな迷彩柄で、言わば迷彩子?
辰次が赤穂浪士の敵討ちのことをちゃんちゃらおかしいなどと言っていましたが、私は大河ドラマ「元禄繚乱」で勘三郎さんが大石内蔵助を演じているのを見たばっかりだったので、すんごい変な気分でした(笑)
平井九市郎・才次郎兄弟を演じる染五郎と勘太郎の二人の、竹刀の試合がものすんごい迫力でビックリしました。スピードが速いし勢いはあるし!やるじゃん!辰次が「若いっていいな」などと言っていたのが面白かった。
最近、染五郎さんの声が随分と聞き慣れてきて、というのも変な話ですが。艶っぽい色気のある声ではありませんか?勘太郎の声と比較すると染五郎さんの声のほうが耳に心地よいです。
私には、病葉出門でもなく、捨之介でもなく、天魔王に一番近いテンションの声に聞こえました。台詞のたびに、天魔王だー天魔王だーと思えて仕方が無かったです(^^;
ここの場面で、念願の福助さんの「天晴じゃ!」を観られて嬉しかったです!
これかぁ例の天晴は!大河「新選組!」にもひそかに使われていたという元ネタは。
からくりの場面は、ステップがどーのと言っている弥十郎さんと、さんざん滑稽な動きをしている三津五郎さんが楽しかった。
ところで、最後のからくりで出てきた人形は、誰がやってたんでしょう?すっごい恐ろしくてシュールだった…。森山直太郎の「さくら」を歌いながら去っていきましたけど…。
まさか、森山辰次と森山直太郎を掛けては…いないよな…
次の宿屋の場面。
初っ端に辰次に口説かれていた芸者?酌婦?が、ギター侍のネタをやってました。「ですからー!」と叫んでいて一瞬耳を疑った…。そんな美味しいネタやっていいんですかー?
この芸者役の人、声がやたら高くて女の人みたい。もしかして本当に女の人が混じって演ってるんじゃないだろーねと思ったら、芝のぶちゃんでした。きゃーびっくり。
芝のぶちゃんって、本当に声が特徴的なんだなぁ。時代物のように重々しく語るときは分からないけど、世話物とか現代劇のように自由に喋るときの声は全くもって女そのもの。いいなぁ芝のぶちゃん。ステキー!
九市郎・才次郎兄弟が辰次の泊まる宿にやって来て、暗闇で手探りする例のシーン。
ここはテレビなどでもよく見せてもらっていたので目新しさはなかったですが、奇抜な演出にぐっと引き込まれましたね。
この辺から全体的にてんやわんやの大騒ぎになってきて、誰がどこで何をしているのか把握し切れない!
とりあえず、染と勘太は、あるある探検隊の「ハイッ!ハイッ!ハイハイハイッ!」の真似と、アンガールズの「ジャンガジャンガ」の真似をやってました!
おいおい君たち、そんな若手お笑い芸人のネタを真似て笑いを取ろうだなんて!最高だー!
九市郎・才次郎兄弟が辰次を追いかける場面では、本花道と仮花道に2本、舞台を横切って1本、長い紐を通してロープウェーのようにつかまって移動するという演出。
どさくさに紛れて、喜多さんがいたのー!
ギャー金色の髷の人が居るー!喜多さんの着物着て、喜多さんの笠を担いで、喜多さん柄のステテコ(星条旗だよ!)をはいて通りすがってる人がいるー!だけど映画で使ってた髷とは微妙に色が違うー!
もももうもうどうしよう。嬉しすぎる!まさかこんなネタが用意されていたとは!
でも弥次さんがいない…。喜多さん一人しかいないー!
もう私ったら喜多さんばっかり見ていて、主役たちが何をしていたか全然見てなかったよ。
実はびみょーに後姿しか見えなかったんだけど、ちゃんと七之助がやってたんだよね?
辰次を追い詰める場面では、私の横の仮花道揚幕から、勘三郎さん染五郎さん勘太郎さん福助さん扇雀さんが出てきたわ~。至極の瞬間。
辰次が命乞いをするところがねーまた面白かったです。
辰次がまず九市郎役の染五郎さんに向かって「あなたの最近のご活躍やよぅく存じておりますよ」などと言って、阿修羅だのアオドクロだのと挙げるので会場からは笑いと拍手。
才次郎役の勘太郎には、「あなたは本当に心の優しい人だと知ってますよ」などと言って、震度3の地震で彼女に「大丈夫だったか?」と電話したなんていう話を暴露。えーっこれ本当の話?ネタかもしれないけれど本当かもしれない…。勘太郎くんならありえそうな話だもの。
最後はしんみりとくる展開。結局辰次はどうなるのかと思ったけれど、やっぱり殺されてしまうんですね。
大衆って、怖いものだと思いました。九市郎・才次郎兄弟だって最初は自ら望んで敵討ちの旅に出たわけではなく、周りの盛り上がりに押されてしぶしぶ旅に出たわけだし、最後に辰次を討とうか討つまいかと迷う場面でも、周りの野次に左右されてしまうし。
誰でもない誰かのようでいて、誰でもある誰か。誰がきっかけかもわからないから無責任で、それゆえ大勢集まると押さえられなくなる。なんだか最近の中国の抗日デモが思い出しちゃったな。
てんこ盛りの小ネタはめちゃめちゃ楽しかったし、根底にあるテーマも見えたし、とても楽しめました。野田歌舞伎は歌舞伎か?という疑問がなぜか私の中に出てくるのですが、それは周りがそんな議論をしている影響にすぎません。
別にどっちでもいいじゃん?歌舞伎は現代という時代から見るから古典なのであって、大成した当時は現代劇だったんだから。歌舞伎じゃなくても、能狂言でも一緒でしょ?能狂言と歌舞伎って、時代によって呼び方が違うだけで、どっちも同じ演劇じゃないの。野田さんが歌舞伎役者のために書いたから野田歌舞伎って名前つけただけ、ってことでいいんじゃないの?
どっちかと聞かれれば、歌舞伎じゃないだろうなぁと私は思います。
この研辰、一ヶ月上演する間にまた変わっていくんでしょうか。とくに小ネタ部分。
2回目鑑賞が楽しみだー!
PR
コメント
昨日はありがとうございました(^^)
またお見かけしたら声かけちゃいますので、宜しくお願いしますね。とりあえず次はNHKかしら(笑)。
狐忠信登場、引っかかりましたか~。揚幕の声に連られるのもまた楽し♪ですよ。私の席からは登場の仕掛けがよぉ~っく分かりましたが(^^;
そうそう、研辰のカラクリ人形は亀蔵さんですよ~。
またお見かけしたら声かけちゃいますので、宜しくお願いしますね。とりあえず次はNHKかしら(笑)。
狐忠信登場、引っかかりましたか~。揚幕の声に連られるのもまた楽し♪ですよ。私の席からは登場の仕掛けがよぉ~っく分かりましたが(^^;
そうそう、研辰のカラクリ人形は亀蔵さんですよ~。
こちらこそ、お会いできてうれしゅうございました(^^)
次のNHKを楽しみにしています。ここ2回分はテレビ放送で観ました。初めの頃は案内役の狂言師二人だけが目当てでしたけど、最近は全ての演目に興味シンシンです。
狐忠信登場、まんまと引っかかりましたよ…。ほんっと悔しかったんです!やられたぁーと思いました。一方で、それにしても上手い事やるなぁと感心もしたんですけどね。
カラクリ人形は亀蔵さんでしたか。…と言ってもどういう方か全然存じません…。
んーもっと勉強しなきゃー。
次のNHKを楽しみにしています。ここ2回分はテレビ放送で観ました。初めの頃は案内役の狂言師二人だけが目当てでしたけど、最近は全ての演目に興味シンシンです。
狐忠信登場、まんまと引っかかりましたよ…。ほんっと悔しかったんです!やられたぁーと思いました。一方で、それにしても上手い事やるなぁと感心もしたんですけどね。
カラクリ人形は亀蔵さんでしたか。…と言ってもどういう方か全然存じません…。
んーもっと勉強しなきゃー。
え~芝のぶちゃんのギター侍ですか!!こういうノリはやっぱり関西人。早くみたい~!
昨日ザワイドで、研辰の舞台稽古シーンが少し写っていましたが、浴衣姿の芝のぶちゃんも結構写ってました~
というか、大勢の中でもかわいさ一番で目立つんですよね。
カラクリ人形は亀蔵さんは、私の中ではどうしても
キワモノ役の人というイメージで、
まともな役をやっても、なんかおかしいです。
菊五郎さんの狐は、歌舞伎座で初めて見た演目なので楽しみです。
昨日ザワイドで、研辰の舞台稽古シーンが少し写っていましたが、浴衣姿の芝のぶちゃんも結構写ってました~
というか、大勢の中でもかわいさ一番で目立つんですよね。
カラクリ人形は亀蔵さんは、私の中ではどうしても
キワモノ役の人というイメージで、
まともな役をやっても、なんかおかしいです。
菊五郎さんの狐は、歌舞伎座で初めて見た演目なので楽しみです。
こんばんは。私は夜の部6日に観てまいりました。波華さんの感想、興奮が伝わってきて楽しいです。私も研辰は念願の鑑賞でした。歌舞伎だろうが歌舞伎じゃなかろうがどうでもいいんじゃない?って感じで楽しんでしまいました。舞台から「パワー」が伝わってくるようでした。お笑い芸人のネタはまったく知らなくて、こちらで初めてネタと知りました。でも動きが面白かったのでネタと知らなくても笑えました~。
>マーブルさん
そぉなんですよ~芝のぶちゃんの波田陽区ですよ~。
かなり面白かったです。最初に芝のぶちゃんと気付かなかった自分が悔しい…。
ザワイドで稽古シーン出てたんですかぁ。いいなー見たかったな。
ちょうど昨日、昔録画したビデオで今昔桃太郎稽古シーンを観たのですが、芝のぶちゃんはやっぱり可愛さ一番で目立ってますよー。綺麗な素顔とサラサラ地毛で、女の子が一人混じってるよ?状態。
亀蔵さんの写真をかぶき手帖で観ました。なんだか古風なイメージのある、特徴的なお顔ですよね。
思い出したら可笑しくなってきちゃったー
>kinakoさん
kinakoさんも観に行かれたのですね!
研辰のテンポって、古典のテンポとは違って「今」を生きる私たちのテンポと同じだから、よりエネルギーを受けるんでしょうね。
本当に、楽しかったです!
お笑い芸人は私もそんなに詳しくは知らないのですが、かろうじて知っている人たちだったのでよく分かりました(笑)
そぉなんですよ~芝のぶちゃんの波田陽区ですよ~。
かなり面白かったです。最初に芝のぶちゃんと気付かなかった自分が悔しい…。
ザワイドで稽古シーン出てたんですかぁ。いいなー見たかったな。
ちょうど昨日、昔録画したビデオで今昔桃太郎稽古シーンを観たのですが、芝のぶちゃんはやっぱり可愛さ一番で目立ってますよー。綺麗な素顔とサラサラ地毛で、女の子が一人混じってるよ?状態。
亀蔵さんの写真をかぶき手帖で観ました。なんだか古風なイメージのある、特徴的なお顔ですよね。
思い出したら可笑しくなってきちゃったー
>kinakoさん
kinakoさんも観に行かれたのですね!
研辰のテンポって、古典のテンポとは違って「今」を生きる私たちのテンポと同じだから、よりエネルギーを受けるんでしょうね。
本当に、楽しかったです!
お笑い芸人は私もそんなに詳しくは知らないのですが、かろうじて知っている人たちだったのでよく分かりました(笑)
夜の部、ものすごい充実ぶりでしたよねっヾ(@^∇^@)ノ
めちゃめちゃ楽しまれたんだなぁ~って、文章の端々から匂ってきました(笑)
『義経~』揚幕のチャリン、あれ、本当に罠ですよね~!
でも素直に騙されるほうが舞台を楽しめるのかもです(笑)
以前、右近丈が主演をしたものを観たのですけれど、今回の音羽屋型とは味わいが全然違いますよ~。
あまりに見事な「狐忠信大暴れ」に心底ビックリ!
超アクロバティックで、舞台を観ていてあれほど興奮したことってないかも?くらい(^^)
七月、楽しみに行ってらっしゃいませ♪
めちゃめちゃ楽しまれたんだなぁ~って、文章の端々から匂ってきました(笑)
『義経~』揚幕のチャリン、あれ、本当に罠ですよね~!
でも素直に騙されるほうが舞台を楽しめるのかもです(笑)
以前、右近丈が主演をしたものを観たのですけれど、今回の音羽屋型とは味わいが全然違いますよ~。
あまりに見事な「狐忠信大暴れ」に心底ビックリ!
超アクロバティックで、舞台を観ていてあれほど興奮したことってないかも?くらい(^^)
七月、楽しみに行ってらっしゃいませ♪
雪柳さん、こんにちは。夜の部楽しかったですね!
四の切の揚幕は、チャリンではなく誰かが中から叫んでたように聞こえました。多分…。
7月の歌舞伎鑑賞教室のチケットは申し込みました。右近さんが宙乗相勤申候ですね。
どんなだろうー。宙乗り自体を今まで歌舞伎では見たことがないので楽しみです。
かなり反則技ですが、狂言で宙乗りするのは観たことがあります(笑)←唐相撲。
四の切の揚幕は、チャリンではなく誰かが中から叫んでたように聞こえました。多分…。
7月の歌舞伎鑑賞教室のチケットは申し込みました。右近さんが宙乗相勤申候ですね。
どんなだろうー。宙乗り自体を今まで歌舞伎では見たことがないので楽しみです。
かなり反則技ですが、狂言で宙乗りするのは観たことがあります(笑)←唐相撲。
>波華さま
歌舞伎座夜の部、ご覧になったのですね。羨ましいです!
充実したプログラムですから。
玉三郎さんの「鷺娘」素敵でしょうね。
大好きなんです!玉三郎さん。
「研辰」って、めっちゃ楽しいですよね。
歌舞伎役者さん達の身体能力に感動した覚えがあります。
普段の歌舞伎では、気づかなかったのですが。
初演を観たとき、スタンディングオベーションが続く歌舞伎座で「歌舞伎座が、歌舞伎が、変わる瞬間に出会えてよかった」と感激したことを覚えています。
これが歌舞伎かどうかという話ですけれど、私も観た人が
よかったなと思うかどうかが大切で、歌舞伎かどうかは
どうでもいいことですよね。
個人的には歌舞伎と言っていいのではと思っています。
野田さんのお芝居には以前から歌舞伎的な要素は多いですよね。
もう一度観たくなってしまいました!
歌舞伎座夜の部、ご覧になったのですね。羨ましいです!
充実したプログラムですから。
玉三郎さんの「鷺娘」素敵でしょうね。
大好きなんです!玉三郎さん。
「研辰」って、めっちゃ楽しいですよね。
歌舞伎役者さん達の身体能力に感動した覚えがあります。
普段の歌舞伎では、気づかなかったのですが。
初演を観たとき、スタンディングオベーションが続く歌舞伎座で「歌舞伎座が、歌舞伎が、変わる瞬間に出会えてよかった」と感激したことを覚えています。
これが歌舞伎かどうかという話ですけれど、私も観た人が
よかったなと思うかどうかが大切で、歌舞伎かどうかは
どうでもいいことですよね。
個人的には歌舞伎と言っていいのではと思っています。
野田さんのお芝居には以前から歌舞伎的な要素は多いですよね。
もう一度観たくなってしまいました!
>織姫さん
はい~見てきましたよ。
実は昨日、昼夜通しでまた見てきました。
どの演目も面白く、楽しめました。
鷺娘はやっぱり綺麗ですよ。玉三郎さんのこだわりぶりが分かります。
研辰はとにかく楽しい舞台ですよね。おもちゃ箱をひっくりかえしたみたい。舞台のそこかしこで楽しい事が起きていて。歌舞伎にとって大きな改革だなぁというのはとてもよく感じます。
鼠小僧もまた見てみたいなぁ。
NINAGAWA歌舞伎もあるし、三谷歌舞伎とかクドカン歌舞伎とか、できないかな~
はい~見てきましたよ。
実は昨日、昼夜通しでまた見てきました。
どの演目も面白く、楽しめました。
鷺娘はやっぱり綺麗ですよ。玉三郎さんのこだわりぶりが分かります。
研辰はとにかく楽しい舞台ですよね。おもちゃ箱をひっくりかえしたみたい。舞台のそこかしこで楽しい事が起きていて。歌舞伎にとって大きな改革だなぁというのはとてもよく感じます。
鼠小僧もまた見てみたいなぁ。
NINAGAWA歌舞伎もあるし、三谷歌舞伎とかクドカン歌舞伎とか、できないかな~
初めましての方はぜひ自己紹介を。
トラックバック
記事内容に全く関連のないトラックバックは断り無く削除します。
この記事にトラックバックする: