尾上紫リサイタル

セルリアン能楽堂　中正面5列

渋谷駅でめっちゃ迷ってめっちゃ走ってすんごい汗だく…
場所わかりにくいんだよー

能楽堂という場所のためか、全体的に厳かな雰囲気。緊張感のある舞台でした。

会場には亀井広忠さんもいらっしゃってましたー
そして受付には青楓さんも。わ、スーツ姿ｖｖ

「連獅子」
尾上菊之丞さんが親獅子、紫さんが子獅子。黒紋付き袴の素踊りでした。
紫さん、まるで少年のような、初々しい印象。うわーなんか可愛い！って思っちゃった。
全体的に、私が想像していたような力強さはあまり感じず、それよりはずっと威厳と品がある印象。
私の中で、歌舞伎舞踊のイメージが強かったからかな？
後半に揚幕から出てきた後、子獅子が後ろ向きのまま引っ込むのが無かったです。小道具も、牡丹がなかったし。流派の違いかな。


「鐘の岬」
今度は、お化粧衣装つき、支度ありでした。
そういえば、鐘の岬は青楓さんでも観たことあるなーと、最後になって思い出しました。
観ていて思ったのは、紫さんの舞踊は変に女っぽく色っぽくならないなぁということ。
いいか悪いかは分からないけど、少なくとも私にとっては良い印象。
たぶん、青楓さんが踊った時の方が、もっと女っぽくて色っぽかったと思う(贔屓目が入ってるせいかも(笑))
他の女流舞踊家さんが踊ったらどうなんだろうなぁ。わからないけど、紫さんって中性的な雰囲気を持っている舞踊家さんなのかも。どことなく少年っぽさを感じるんだよなぁ。
華奢な体といい、顔のつくりの良さといい、無垢で透明感があっていいなぁ。

帰り、思わず舞踊DVDをお買い上げ。青楓さんも入ってたから～