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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
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2006年橘劇団・劇団朱雀合同公演
2006年01月16日(月) 22:57:40
行ってきましたぁ~!10月以来の大ちゃん、太一くん!
歌の練習後の疲れた体を引きずって。
3時間半、座椅子でくつろぎながら楽しんできました。

橘劇団は、今までは最初にお芝居、その後に舞踊ショーだったと思うんですけど、今回から変わったんですね。

第一部 舞踊ショー
第二部 芝居「天竜いかだ流し」
第三部 五十鈴

拍手[0回]


第一部 舞踊ショー
ほんのちょっと遅れていったら、太一くんと大ちゃんがトークしながらタップダンスをやっていました。
なぜこんなコントっぽいことを…?まだちょっとたどたどしいけど、お互いタップのスキルを見せ付けあうところはカッコよかったです。お客さんも喜んでたし。
それにしても赤のサテンシャツに黒ジャケ、ピンクのサテンシャツに黒ジャケ。若いのにこんなにホストっぽくていいのかしら。若者らしい爽やかな格好も見てみたいものだ。

舞踊ショーは、新作もあり、既存のものもあり。大ちゃんも太一君も、立役と女方を一曲ずつ踊ってくれました。曲は相変らずほとんど分かりません…。
多分新作?私は初めて見たんですが、大五郎さん中心の群舞「夜桜お七」がとてもよかったです!黒地に桜模様で統一した着物と扇で、曲にあわせてアップテンポで踊るのが迫力があって楽しめました。

太一くんの女方の踊りは、前から得意な元気な少女風(と私が勝手に分類している)ではなくて、芸者風の大人な女でした。一年前はまだよちよち歩きだったのに、こういう大人の女も情緒たっぷりに踊れるようになってきたのねぇ。しみじみ。

そういえば、良二さんがいない!名前も載ってない!
劇団を出たという噂は本当だったのか…。何ということでしょう!
良二さんがいなかったら、その分舞踊ショーのバリエーションが減っちゃうよぉ。あのカッコイイ踊りを見られないなんて。寂しいなぁ。今は何をしているんでしょうか。

第二部 お芝居「天竜いかだ流し」
葵陽之介さんと大五郎さんの兄弟分が親分の敵を討つ話。
最初、山のセリが何のことだか良く分からなかったんですよね…。山ってマウンテンの山でいいの?何かのヤマとか、違う意味なのかと思って。そんでもって山を競りで買ったら何が儲かるのか良く分かんなかった。材木を切り出して売って金にするということなのね。なるほど。江戸の経済事情を一つ勉強しました。
太一くんが、親分のお嬢様役でほんのちょっとだけ出てきたんだけどね。
これがんもう、チョー可愛いの!
このときの太一くんが一番可愛かったなぁ~と思います!白地に水紋と葉の涼しげな柄に、紫地に麻葉模様の帯を角出しで締めていたのがとても可憐な雰囲気で、思わずにやにやしてしまいました(^^)
うふふ~えへへ~可愛いわ~
ここしか出番が無かったのが本当に残念!もう一回見せてほしい!

第三部 舞踊ショー「五十鈴」
五十鈴というのは、天照大神が天岩戸に隠れていたときに、岩戸の前で天宇受賣命が持って踊った鈴だという伝説があるそうです。
現在はアメノウズメにあやかって芸能の道に精進する人たちに振興されているとか。
天河神社ホームぺージ

だけど「五十鈴」も今までの「ランタナの赤いくつ」「蓮花」と同じく、舞踊ショーの延長に過ぎないですね…。
私は「吉原わらべ唄」みたいな舞踊劇が観たいんだよ!!抽象的なテーマじゃなくってさ、1つのストーリーに沿って進む起承転結のある舞踊劇が観たいんだよ!!
いろんな人が入れ替わり立ち代り出てきて、素敵な衣装で素敵な踊りを見せてくれるのもとても楽しいんだけど、なーんか物足りないんだよね。
もう諦めたよ…。
吉原わらべ唄再演希望!でも良二さんの替りがいないとできないねぇ。

とりあえず、太一くんに注目してみました。
風をテーマにしたらしき踊りの爽やかさと、炎をテーマにしたらしき踊りの熱さがよかったですねぇ。
大五郎さんとの芸者風の合い舞も素敵でした。大人らしい情緒が出てきてるねぇ。
後半、女方の格好で棒を使っての激しい舞踊がメチャメチャカッコよかったです!
いつもなら立役でやりそうな、動きの大きい迫力のある舞踊を、女方でやってくれたのが私にはものすごいツボでした♪
カッコよかったなぁ~ハァ~


写真を撮りまくったので、家で眺めてニヤついてました(^^)
もう一回観に行くぞ~!
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コメント
こんばんは。
1月はお忙しそうでしたが、やはり行かれたのですね(笑)。
実は私もこの日に見に行っておりました、昼の部ですが。
最初のタップのときの掛け合いは、吉本育ちの私の評価は、
「もっと勉強してもらおか…」です。他はともかく、お笑い芸には厳しいんで(笑)。でも実年齢の素顔が垣間見えたりして、微笑ましかったですね、たとえ見た目はホスト風でも(爆)。

五十鈴が舞踊劇じゃなかったのは、私も残念に思いました。
来年1月は合同公演とのことですから、是非再チャレンジしてほしいと願っています。(舞台上の人数の多さを、友人は「ごった返している」と言ってました)
ただ、どのシーンも見応えがあって、見終わるとぐったり(笑)。
太一くんの踊りが、だんだん情感のある踊りになってきている(最初のミニショーの立ちの「津軽海峡冬景色」も良かったな~。紫色の着物で傘を持ってましたが、夜も踊ってましたか?)のは嬉しいけど、その分、前のようなめちゃくちゃ元気な、飛んだり跳ねたリの踊りが見られないのが、悲しいです。(私が好きなのは、女形で踊る「居酒屋サンバ」という躍りで、ただただキュートで可愛いんですよ!)
12月、名古屋の鈴蘭南座へか~な~り~通い、太一くんだけでなく、朱雀のみなさんそれぞれが素敵だなと思うようになったので、この日のお芝居での陽之介座長のカッコよさにもまたほれぼれ!
太一くんのお嬢さん役もほ~んと可愛かったですよね~。もっと出番を!!!と私も思ってました。最後の場面に駆け付けるとか、なんとでもできますよね(笑)。

橘の「夜桜お七」は以前から踊っていらっしゃって、お得意の群舞なんですよ。私も大好き!パッとリズムがアップテンポになるところで大ちゃんが扇を開きますが、その動き・表情が曲(歌)と一体化していて素敵ですよね~。
良二さんの退団は、ほんとに残念です。あんなにぴったりな相舞踊は、そうそう誰とでもというわけにはいかないのではと思います。
ソロでも、リズム感やアンニュイな雰囲気の表現なんか、素敵でしたね。御本人の選択ですから仕方がないのですが、ファンとしてはただただ残念としか言い様がありません。

私は15日がマイ千秋楽でしたので、是非また見に行っていただいて、様子を教えていただけたらとっても嬉しいです。
moto 2006年01月17日(火)22:24:11 編集
波華さま、おひさしぶりです。
橘・朱雀合同公演のコメント興味深く読ませていただきました。
第3部「五十鈴」(いすず)の後半で、早乙女太一クンが棒をもって踊る群舞は、実はフラメンコのステップなんですよ。例年新春公演では、どこかにフラメンコの群舞をいれてありました。カスタネットを持ったり、カンテラを使ったり、わかりやすい取り入れ方でしたが、今年はダイナミックな棒を使った踊り。
昨年太一クンが参加した国立博物館での「錆びた刀」戦国ファンタジー(演出:上田遥氏)は、バレエ、フラメンコ、ヒップホップ系、日本舞踊のダンサー、津軽三味線奏者が共演して、かなり見ごたえのある舞台でした。その中で使われた
杖のような棒を使ったフラメンコの踊りをとりいれてあります。あのシーンで感じる力強さは、フラメンコならでは、でしょうが、和のリズムに調和していますね。

橘の「夜桜お七」は、何度みてもいいなあと思います。
イントロで、「あ!もしかしてこれは」と感じる予感、
暗闇の中、しずしずと上手から下手から交差して入場、
「キタ______!!!!」と叫びたくなる一瞬です。
衣装もしっかり、「夜桜」してますし。

ついつい多くを望んでしまう「大衆演劇」です。
橘のmimi 2006年01月18日(水)23:57:49 編集
>motoさん
はい~行ってきましたよ。motoさんと同じ日だったんですね!ニアミス!
最初のコントは、確かに、まだまだ!まぁまぁ頑張ってるわねぇ~って感じで見守ってしまいましたよ。

最初のミニショーで、太一くんの立方の舞踊ありましたよ。薄紫の着物に傘。「津軽海峡冬景色」だったかどうかは覚えていないです…orz。有名な曲だから、聞いたら分かるはずなんだけど!
お芝居の太一お嬢様は、最後に絶対もう一度出番があるはず!と信じて待っていたのに、そのまま幕になっちゃってガッカリです。めでたしめでたしで良かったわ~って出てきてくれればよかったのに!残念!

太一くんはだんだん大人になってきてますよねぇ。10月に観たときよりも確実に大人っぽくなってる!
やっぱりなんだか寂しいなぁあ~。
といっても今まだ14歳なんですよね。この若さでこの色気。信じられない。
送り出しのときに撮らせてもらった写真があまりにも可愛すぎるので、家パソの壁紙にしてニヤついてます(笑)

もう一回観に行ったら、またレポします♪

>橘のmimiさん
こんばんは!
いろいろと貴重な情報ありがとうございます!
「五十鈴」の後半の踊りはフラメンコのステップなんですか!
錆刀は観に行きましたよ~そのときのフラメンコダンサーが踊っていたものですか?うーんと、うっすら覚えているような、覚えていないような…。
まさか、フラメンコのステップだとは思いませんでした。本当に和のリズムに合うんですね。全然違和感がありません。太一くんの着物が雷神様の柄で黒足袋だったのも、きりっと引き締まった迫力を生み出していたのがカッコよかったです♪

「夜桜お七」はお得意の演目だったんですね。何故私は今まで観たことがなかったんだろうなぁ。
着物の桜柄がとっても綺麗だったのも素敵でした!大ちゃんの着物は確かに夜桜ですよね。扇の柄もとても綺麗。

今度観に行ったときにまた観たいなぁ。
いつ行こうかな…。
波華@管理人 2006年01月20日(金)19:04:57 編集
波華さま、
お返事ありがとうございます。
「錆刀」みにいらしてたんですか!
お会いしたかったです。
国立博物館、上田遥氏演出で、また近いうちに公演ありますね。ダンサーのタテカタさんとか、東儀秀樹氏とかでられるとお聞きしました。国立博物館の建物自体は、空調とか他劇場と違い、(実際、展示場ですからね)窓もなく、(セキュリティ等の関係もあり)演者もお客様も大変な環境と思います。が、その独特の雰囲気が好きだったりして。

フラメンコのステップと和の踊りは似てるそうです。もちろん、その土壌は日本とスペイン、違うんですけどね。
ただ、タップに関しては、こちらは使う筋肉とかがまったく
違うので、練習するとかなり疲れるみたいです。タップはアメリカです。多国籍をいっぺんにみてるわけで。

「夜桜お七」では、菊太郎座長が途中で加わるバージョンと
大五郎くんがひとりで踊るバージョンの2パターンがあります。最近はなかなか座長がでてくるバージョンはみられないのですが、そのとき座長が着られている桜柄は、若座長の「夜桜」と対で、それはそれは、すばらしい刺繍です。手刺繍のすごさ、着物を見ているだけで、うっとり。

浅草新春公演で、橘大五郎くんと早乙女太一くんが、鈴を渡すシーンで着ている着物は、京都の有名な染め師奥田祐斎氏による、特殊な染め方で作った衣装です。ちなみに、「五十鈴」中頃、サラブライトマンの「青い影」で、波のなかから太一くんがでてくるときの波の絵がかかれてるのも祐斎氏の
手によるもの。凝ってます。

太一くんが、すくすくと育っているので、(どこまで大きくなられるのでしょう)衣装がどんどん小さくなるようです。
まだ、大五郎くんの背は越してないですか?(笑)でも、個人的には、おっきい女形、きらいじゃないですけど。
橘のmimi 2006年01月22日(日)13:41:47 編集
>橘のmimiさん
「錆刀」観に行きましたよ~!とってもよかったです!太一くんが。
mimiさんもいらっしゃったのですね。お手伝いか何かされていたのでしょうか?私もいつかお会いしたいです。
また次もやるんですね。東儀さんはけっこう興味あります!音楽で参加されるのでしょうか?都合が合えば観に行きたいです。

月曜日も大勝館に行って来たのですが、残念ながら「夜桜お七」はありませんでした…残念。またいつか観たいです。

「五十鈴」で嬉しいのは、私が大好きなサラブライトマンの曲がたくさん使われていることですね~♪数年前からよく使っていますよね、橘は。あと、姫神の曲も好きです。こういう洋楽にあわせた日本舞踊もすごく綺麗でいいですよね。

太一くんは流石に今の時期は育ち盛りでしょうから、背がドンドン伸びるでしょうね。毎年大きくなっているなぁって気がします。でもまだ大五郎さんは越してないかな。
今のまだ背が大きくない太一君も可愛くて好きなんだけど、背がぐーんと伸びて大人になっちゃったら、どうしよう。ドキドキしますね☆
今度は6月に大勝館に来てくれるのを楽しみにします!
波華@管理人 2006年01月26日(木)00:27:56 編集

初めましての方はぜひ自己紹介を。
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