橘菊太郎劇団公演＠三吉演芸場 11/4夜

ミニショー終わりに駆け付け。

お芝居　「恋の三つ巴」
面白いとの評判はよく聞いていたけど、今回初めて観れた。やっと！
飼い犬ロンちゃんも活躍。舞台に出しても袖に戻っちゃうので、大ちゃん苦戦しながら相手にしてた(笑)まぁ慣れっこなんでしょうけどね。
大ちゃんと、茶店の主人の小次郎さんとのコンビが最高！面白い！二人でずっとコントを繰り広げてる。大ちゃんが安心してツッこみできる相手なんだろうな。大ちゃんが楽しそうなのが嬉しい。良二さんが目の見えないお侍で、巳の年月揃ったときに生れた人間の血を混ぜた妙薬を飲ませると、目が開くらしい。歌舞伎とかでよく聞く設定だね。んで、その巳の年月揃ったときに生まれたのが、裕太郎くん演じる中間いちすけ。ねい、ねいと言って控える中間役って好きなのよねん。一から十まで数字にちなんだ神社仏閣を並べた長台詞を言って、ばったりと見得。カコイイ！すごいぞ裕ちゃん！立ち回りでは、裕ちゃんだけ逆手で刀を持ってた。難しそうなのに、よく動いてたし形もよく決まってた。すごいなぁ裕ちゃん。いい芝居をするようになったなぁ。すごいすごい！
そういえば、台詞のキメのところで附けがバタバタバタっと入るけど、歌舞伎の附けの入り方と違うなぁと思ってて。で、こういう入れ方って実は九州系でしか聞いたことが無い気がしてきた（と言っても橘と南條だけだけど）。そもそも大阪系の劇団で芝居に附けが入るのって聞いたことあったっけ？あったっけ？無い気がする。あったとしてもあんまり頻度が高くないような気がするなー。


幕間口上。
大ちゃん、お客さんにもらった大学芋を見て、餌を与えないで～また太る～と。そうしたらお客さんが「それノンカロリーだから」って言ってた(笑)そんなわけありません(笑)


舞踊ショー
・トップ　良二さんメイン群舞「九ちゃん音頭」
・大ちゃん　「浜唄」石川さゆり
・良二さん裕太郎くん
かっけー！
・大ちゃん歌　「惚れたってことは」
珍しく男性客が多くて。大ちゃんコールの男の割合が高い！「ドームコンサートみたい」
・裕ちゃんソロ
・群舞　「千恵っ子よされ」
・ゆきえさん
・良二さん　「惚れ神」
・大ちゃん女形　「越後は春」
・大ちゃんメイン　「冬のエトランジェ」
・小次郎さん女形　「夜桜迷子」
・大ちゃん女形　ティッシュ投げ
・ラスト　？名前が分からない

大ちゃん　「浜唄」



冬のエトランジェ



小次郎さん女形　「夜桜迷子」
立ちのときにはキレよくいっぱい動く踊りだけど、女形のときにはしっとりとした踊りで、全然タイプが違うなと思う。止まった時の形が綺麗。そのへんが、菊太郎座長に似てるなぁって思った。



ラスト



大ちゃんにスマホの草を初めてツッこまれたわ（＾＾）