橘小竜丸劇団公演＠浅草木馬館 11/16昼

10時前に行って並んで整理券ゲットー。
補助椅子が並んで盛況。
開演前に意外な人に偶然遭遇事件！

口上挨拶
堅苦しい挨拶抜きで、小竜丸座長、龍丸座長、鈴丸副座長3人の、今の気持ちを素直に述べてくれた口上だった。
とても感動的で、あったかい気持ちになれるいい口上だったな。
小さいころから役者をやっていたわけではないから、たくさんの苦労をしてきた姉弟。健気な二人に、これからも応援していこう！という気持ちになった。
小竜丸座長の涙に、「生まれて初めて父の泣くのを見た」と龍丸くんがとても驚いていたのが印象的だった。


お芝居　「瀧夜叉丸」
滝夜叉という妖魔と人間の男との愛を描いたいいお話。
妖怪同士の戦いも描いている。
ファンタジーだねぇ。
なにしろ、脚本がいい。話がいい。

難しい単語がいっぱい出てくるし、背景の説明も長いけど。私がこんなボキャブラリーしか持ってないから軽々しくこんな言葉遣いをするしかできないけど、劇団☆新感線みたいなノリ。真面目で壮大な話なのに、コミカル。テンポがいい。自分で自分の芝居の演出に突っ込むあたりが漫画チックでまさに新感線テイストなんだよなー。

とてもいい芝居だったと思う。
滝夜叉丸な鈴ちゃんはカッコ良かったし、龍丸くんと夫婦やってる鈴ちゃんは愛にあふれてた。
全部通して100%カンペキ！というわけではないけど、鈴ちゃんたちにとても似合う、魅力が十分発揮された芝居だなと思った。


舞踊ショー










席が遠かったから画質イマイチ。

久し振りに観た龍ちゃん鈴ちゃんだった。相変わらず、美形な二人。美しく凛々しくカッコ良く可愛い。
他の劇団には無いこの二人特有の個性を、これからもずっと磨いて伸ばしていってほしい。