早乙女太一明治座公演

4/6夜の部

まとまりなく、箇条書きで。

第1部「ああ田原坂」
これこそ等身大の早乙女太一を表現した役だなぁと。
あんなに強いのに、戦争で人を殺すには繊細で優しすぎるんだ。

プロローグ。一人の若者に、薩摩の全てを負わせるとは何事だ！けしからん大人どもだ！と最初からムッとしてしまった私。

幕開けのオープニング、何なのこの始まり。レディースエンジェントルメーン、エンターテインメント、ナガシメオウジー、とか何とか、なんじゃそりゃ！大爆笑だったんですけど！

群舞と立ち回りと音楽との組み合わせ、全ての登場人物が一度舞台に出揃う演出、まるでアニメみたい。本当に。先日見たしゅうくりー夢の卒塔婆丸のオープニングの印象と同じ。
こういうメリハリのあるオープニングを舞台でやるのが流行ってるのかなぁ。

シーンの挟みかたも、時に時間が遡り、地理が移動し、それが細かい単位で挿入されてくる、映像作品みたいな作り方。

人を初めて斬った時の、搾り出すような苦しい叫び。

殺陣のエネルギーがはんぱない。これまでの舞台のように、舞うような優雅な動き、ではなく、本当に死と向かい合わせの人間の、気迫がこもった動き。

めいっぱい動いてた。重量感がある。しかしよくもまあ柔軟に動くもんです。

ちょっとだけあると聞いていたラブシーン、ホントにがばっと行ってるね（笑）

台詞で語りながらの立ち回り、いいね！これはトキメいたぞ。



第2部　舞踊ショー
・太一くんソロ　「風流深川唄」
・太一くん、座長、奈々さん、劇団群舞　「艶姿…恋絵巻」
・座長ソロ　「傘ん中」
・劇団群舞
・太一くんソロ　「北山しぐれ」
・ゆっくんメイン　「Love Phantom」
・太一くんソロ　「起承転結」～「それは恋」
・群舞　「サラバンド」


ラブファントム、年配のお客さんはぽかーんとしてたような（汗）

しかし、めちゃくちゃキレイなんだけど、めちゃくちゃ普通だ。トキメキがない。そんな自分に愕然とする。
同感の人もいるみたいなんだけど、それにしてもなぜそう思うんだろう。あああ～