――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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劇団荒城公演@篠原演芸場 9/4夜
2012年09月05日(水) 17:52:02
お芝居 「素浪人」
照師さん主演。
勘太郎くん演じる浪人と、病持ちの妹と、土地の悪い親分とが関わり合う、悲しい話。
なんだけど、照師さん演じる小汚い素浪人がすっとぼけた感じで、ちょいちょい笑いを誘う。
履いていた下駄が真っ二つに割れて、それをぶらぶら持ちながらふらふらと行ったり来たり。
納刀がへたくそで、切っ先がぶれて鞘になかなか入れられなかったり。
そうやって和やかな雰囲気で空気を緩ませておいて、急にぐっと空気を引き締めてくる。
芝居のテンポの緩急使い分けが見事だと思った。すげーよ。
荒城の芝居って、内側にぐっと引き込まれる。新吾さんも照師さんも勘太郎くんも、主演だろうが脇だろうがそういう演技をしている気がする。外に発散する感じじゃない。物語の中に引き込んで、ここが劇場だということを忘れさせてくれる。個人的な感覚だと、ハンチョをかけなくても成り立つというか、ハンチョで邪魔したくなくなるというか。
こういうところが、他の劇団であまり例を見ないと思うところ。
真吾さんが斬られた時の血糊は、最初から塗ってあったんだろうか。客席に背を向けていて顔が見えなかったし、あの振り向くまでの短い時間に血糊を塗れるとは思えない。工夫してるなぁ。
ラストがたまんなかったなぁ。照師さんが勘太郎くんに、将棋でずるをした、なんて気安く話した直後に、刀を抜いて勘太郎くんを斬っていた。一瞬の出来事。うはぁ。
斬られて倒れた勘太郎くんに、幸せにな、とかけた言葉がいい。かっこええな。
納刀もめちゃめちゃ上手くて速かった。なんだよ騙してたのか憎いな。
しかも最後に名乗った名前が、椿三十郎だった。えぇっ椿三十郎だったの!?
この辺の驚きは、初めて観たからこそ味わえるものだね。初見の私おめでとう。
曲が洋楽だったと思うのだけど、それもかっこよくて、アウトローな印象で、そのまま西部劇に置き換えても似合いそうだった。いいじゃん、照師さん西部劇めっちゃ似合いそう!
舞踊ショー
・照師さん立ち 「「県警対組織暴力」をもう一度」
中割りの幕が閉まったままで曲の冒頭を聴いてて、着物コート羽織ってタバコ吸ってそうだなーと思ってた。
幕が開いたら、ホントに着物コート羽織ってタバコくわえて照師さんが出てきてびっくりした。
曲が与える印象が明確で強烈ってことなのかな。しかしこの曲のタイトル面白い。
照師さんの荒んだ感じの色気がいいなぁと思う(こんな表現、失礼?)
着物に数衛門って描いてあった!えっ数衛門の着物なの?役者絵っぽいのも描かれてた!
・勘太郎くん女形 「てっせん子守唄」山崎ハコ
大きな悲しみを背負ったような、儚げな女。そういうのをうまく表現できてたなー。
歌もいいんだよなー。切ない心の叫びがそのまま伝わるような。
着物はてっせんの花の柄だったと思う。
この曲、木馬でやったお芝居「お吉」でも使ってたっけ??そんな気がするのだけど、そのときの芝居の印象も思い出されて、たまらなく切なくなってしまった。
ラスト
洋服でHIPHOPみたいなダンスだった。みんなかっこいいー。うわーやばい。
ダンスに慣れてなさそうな人もいたけど、メインで踊ってた勘太郎くんと蘭太郎くんはダンスも様になってて良かったなぁ。
あとで話を聞いたら、三番叟の振りをダンスアレンジしたらしい…えーっ気付かなかったーっ。
これもう一回観たいなぁ。
次は「数衛門」を観るぞ!
詳しくは篠原演芸場の掲示板を見るべし。
照師さん主演。
勘太郎くん演じる浪人と、病持ちの妹と、土地の悪い親分とが関わり合う、悲しい話。
なんだけど、照師さん演じる小汚い素浪人がすっとぼけた感じで、ちょいちょい笑いを誘う。
履いていた下駄が真っ二つに割れて、それをぶらぶら持ちながらふらふらと行ったり来たり。
納刀がへたくそで、切っ先がぶれて鞘になかなか入れられなかったり。
そうやって和やかな雰囲気で空気を緩ませておいて、急にぐっと空気を引き締めてくる。
芝居のテンポの緩急使い分けが見事だと思った。すげーよ。
荒城の芝居って、内側にぐっと引き込まれる。新吾さんも照師さんも勘太郎くんも、主演だろうが脇だろうがそういう演技をしている気がする。外に発散する感じじゃない。物語の中に引き込んで、ここが劇場だということを忘れさせてくれる。個人的な感覚だと、ハンチョをかけなくても成り立つというか、ハンチョで邪魔したくなくなるというか。
こういうところが、他の劇団であまり例を見ないと思うところ。
真吾さんが斬られた時の血糊は、最初から塗ってあったんだろうか。客席に背を向けていて顔が見えなかったし、あの振り向くまでの短い時間に血糊を塗れるとは思えない。工夫してるなぁ。
ラストがたまんなかったなぁ。照師さんが勘太郎くんに、将棋でずるをした、なんて気安く話した直後に、刀を抜いて勘太郎くんを斬っていた。一瞬の出来事。うはぁ。
斬られて倒れた勘太郎くんに、幸せにな、とかけた言葉がいい。かっこええな。
納刀もめちゃめちゃ上手くて速かった。なんだよ騙してたのか憎いな。
しかも最後に名乗った名前が、椿三十郎だった。えぇっ椿三十郎だったの!?
この辺の驚きは、初めて観たからこそ味わえるものだね。初見の私おめでとう。
曲が洋楽だったと思うのだけど、それもかっこよくて、アウトローな印象で、そのまま西部劇に置き換えても似合いそうだった。いいじゃん、照師さん西部劇めっちゃ似合いそう!
舞踊ショー
・照師さん立ち 「「県警対組織暴力」をもう一度」
中割りの幕が閉まったままで曲の冒頭を聴いてて、着物コート羽織ってタバコ吸ってそうだなーと思ってた。
幕が開いたら、ホントに着物コート羽織ってタバコくわえて照師さんが出てきてびっくりした。
曲が与える印象が明確で強烈ってことなのかな。しかしこの曲のタイトル面白い。
照師さんの荒んだ感じの色気がいいなぁと思う(こんな表現、失礼?)
着物に数衛門って描いてあった!えっ数衛門の着物なの?役者絵っぽいのも描かれてた!
・勘太郎くん女形 「てっせん子守唄」山崎ハコ
大きな悲しみを背負ったような、儚げな女。そういうのをうまく表現できてたなー。
歌もいいんだよなー。切ない心の叫びがそのまま伝わるような。
着物はてっせんの花の柄だったと思う。
この曲、木馬でやったお芝居「お吉」でも使ってたっけ??そんな気がするのだけど、そのときの芝居の印象も思い出されて、たまらなく切なくなってしまった。
ラスト
洋服でHIPHOPみたいなダンスだった。みんなかっこいいー。うわーやばい。
ダンスに慣れてなさそうな人もいたけど、メインで踊ってた勘太郎くんと蘭太郎くんはダンスも様になってて良かったなぁ。
あとで話を聞いたら、三番叟の振りをダンスアレンジしたらしい…えーっ気付かなかったーっ。
これもう一回観たいなぁ。
次は「数衛門」を観るぞ!
詳しくは篠原演芸場の掲示板を見るべし。
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