劇団花吹雪公演＠篠原演芸場 6/26昼

6月最後の土日。
この日は、6月で一番の客入りだったそうです。身動きできないくらいの人の多さ！
大入りも、1日も途切れずここまで続いています。もう残りの日は確実でしょう。パーフェクトいっちゃうね。すごいねー。

ミニショー

春さま立役
きゅんきゅんだった。ひー。
照明が当たらないのに花道奥の揚幕のところまで来て、後ろのお客さん一人一人まで丁寧に見渡して、なんてサービス精神旺盛なんだ。
柱に手をかけた立ち姿がたまんなかった。てか真下から見上げてたからねー。思わず着物の裾の柄を見つめてしまった。鶴の刺繍だった。いい匂いがした。瞳の中にきらきら星も飛んでたよー。


お芝居　「遊侠三代」
川北長治：春之丞
千太：梁太郎
政吉：真之輔
花吹雪でも、他の劇団でも、何度も観ているけれど、何度観てもいいお芝居ですなぁ。
春さまの若親分。本当に、若くて爽やかだけど、貫禄もあって存在感がいいと思う。好きですわー。宿無しの老婆（寿美さん！）を親代わりに世話する優しさとか、子分の千太政吉をたしなめる厳しさとか、懐が大きいなぁと思う。
最後の場面は泣けるなぁ。


舞踊ショー

春さま　「愚か者」
また花道の奥まで来てくれた！横顔がきれいだったなぁ。舞台の前方でまた倒れこんで寝そべってー。色っぽい。


真ちゃん春さま　「兄弟舟」
面白かったー。春さまはせっかく出てきてもすぐ袖に引っ込んだり花道奥から帰ろうとしたり。あせって呼び戻す真ちゃんとのやりとりが楽しかった。ジェスチャーで、ああそうかと2人で手をぽんと叩いて手を差し出すのが見事すぎるくらいタイミングぴったしで信じられなかった。可愛かったんだよーきゃーきゃー言っちゃった。客席の間でお客さんにお尻をなでられたらしくて、あとの口上でネタにしてました。2人とも長髪の鬘で、迷彩柄の着物も似合ってて良かったなぁ。


真ちゃん春さま
曲名なんだっけ。



梁太郎さん　「長良川艶歌」



恵ちゃん　「ケヤキの撥」



春さま女形　「波なごり」



ラスト　「傾き者」



終演後はにわか雨。今月の篠原で初めて雨に降られたなぁ。