劇団花吹雪公演＠浅草木馬館 5/3昼夜

GW初日。お客さんいっぱいでダブルの大入り！

この日も昼の開演前に劇場前で春さまお出迎え。
本人いわく、出迎えてるつもりはなくて、どんなお客様が来るかチェックしてるらしい。なんか、変わってるなぁと思う。会えるのはもちろん嬉しいけどね！

ミニショー

・京之介


・春之丞　「流木」


・ラスト　「ああ無情」


お芝居
昼「ある日の殿様」
駕籠屋の権三（愛ちゃん）と助十（京くん）の面白コンビと、前田能登守のお殿様の話し。
初めて、お殿様が能登守だってことが聴きとれた（汗）加賀越中あたりの北陸を治めてたってことかな？
権三と助十のやりとりが面白いー。楽しかった。客席も盛り上がってたー。


夜「三本の矢」
昼とは打って変わって、泣ける人情話。しんみりとしたいい雰囲気でお客さんも見入っていたように思う。
春さまが長男の長一郎、愛ちゃんが次男の長次郎、京くんが三男の末吉。3幕から登場の春さまの、長男感がすごい。自分は全部分かってる、ちゃんと受け止めてやる、っていう懐の大きさと慈愛に満ちた目がすごくいい。もうこの春さまの雰囲気だけで芝居のいいところを全部持ってった。やーすごいなー。
次男が小さい頃のおねしょをお徳が片づけてくれたという話をする所で、つい最近までとか何とかちょっと面白いことを言ってたのは、真面目になりすぎたのを少し崩そうと思ったのかもしれない。
あんまりにも真面目すぎるものは、みんな好まないみたいだからねー。


舞踊ショー

・京之介女形


・春之丞女形　「真夏の夜の夢」


・相舞踊　「お初」
昼は、お初が春さま


夜は、お初が京くん


・京之介立ち　「十年」～「じれったい」


・春之丞立ち　「いろは唄」


・ラスト　「情熱大陸」
京くん振付だろうなと思った。正解だった。アップテンポの曲で、休む間もなく最初から最後までずっと動きっぱなし。スピード感があって観ててすごく楽しかったー！