劇団花吹雪公演＠浅草木馬館 1/29夜

とうとう前楽。
なんてあっという間だったんだろう。

お芝居から。

お芝居　「中風と泥棒」
昼夜配役替え。夜は、どろぼうが春さま、中風の元大工が京之介くん。どろぼうが、中風の自殺の手助けをしてやるってな話。
まぁ、これも大した中身は無い、お笑いの部分が多いお芝居。最後にちょこっと夫婦愛を説いているけれど。
あのですね(笑)もう楽も近いと思ってかわからんけど、自由すぎだよ春さまも京くんも。昼夜配役替えだから、お互い、昼にやられたことを夜に仕返ししてやろうと虎視眈々と狙っている様子が丸わかりで。ホントかわいーよ二人とも。泥棒が、中風の遺書を代筆してやる場面。昼は京くんが春さまの言うままに代筆して、漢字が書けなくてひらがなで書いたのを馬鹿にされたり、字が汚いと突っ込まれたりしたんだと思う。さて夜の部、春さまが遺書を書く番なもんで、こっそり漢字を事前に調べておいたらしい(笑)昼夜の間の休憩で(笑)それずるいわー！だから、ある程度漢字もすらすら書けて、京くんちょっと悔しそう。だけど、「亭主」という字は調べ忘れたらしくて、春さまはしまった顔をしていた。なんなのもー面白すぎるよキミ達。
それにしても、この遺書を書く場面は、泥棒がただ静かに言われるままに字を書いていて、中風は時々言葉を発するだけ、客は書いている字も見えないのに、ただじっと遺書を書く様子を見つめている。音楽一切なし。これで芝居が成り立ってるのか。面白い時間だ。
あとの場面で出てきた京誉さんは、赤マーキーを手にして、線が一本足りないとか言っては遺書を添削してた(笑)赤ペン先生～！そして書かれた遺書を客席に披露してくれた(笑)


舞踊ショー

春さま



京之介くん　「貝殻節」



相舞踊　「江戸ポルカ」
いいよね、二人とも女で相舞踊。いいよね。もっとやってほしかったなー。
ていうか、男女の相舞踊もそんなにやってなくない？立ち同士の相舞踊が多かったよなー。



春さま




ラスト　「六人花魁」
六人の予定だったのだけど、恵ちゃんが急病のため休演とのこと。（翌日戻ってきたので大丈夫だったと思われ）
結果、五人花魁でした。





前日土曜日あたりから、関西からの遠征客も増えて、客席が少し盛り上がってきた。
よく声がかかるようになってきた。よかった！
やっぱり、関東より関西のほうが普段から客席のノリがいいのかなぁ…。うーむ反省すべき？